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攫われる阿部___
夜の街を進むSnow。崩れた道路の上を、阿部が慎重に電子を操作しながら歩いていた。
阿)よし、ここまでは問題なし。
向)さすが阿部ちゃん!細かい所まで見てんの安心するわぁ!
岩)油断するなよ〜。ダークラインの気配が 強まってきてる。
深)まあまあ、そんなに眉間にシワ寄せんなって!俺のワンちゃんが守ってやるから〜、!
渡)ワンちゃん…?それ狼に見えるけど。
ラ)俺ならもっとカッコいい機械兵作るな〜
佐)へぇ〜。じゃあさ、その鳥で阿部ちゃんの護衛できる?
宮)ほんとに、緊張感がないね(笑)
目)まぁ、こういうやり取りがあると安心できるね笑
阿部はそんなみんなを見て、小さく微笑んだ。
――この9人なら、きっとどんな敵にも負けない。そう信じて。
だがその瞬間、街全体の明かりが突如落ちた。
視界は完全な暗闇に閉ざされる。
阿)…っ!? 何だこれ、俺の制御が効かない!
渡)阿部ちゃん!?
岩)しまった、罠か!
その瞬間、暗闇から鎖が飛んできた。
全)阿部!!/あべちゃん!!
だがその瞬間、鎖は阿部を捕らえ、そのまま闇へと引きずり込んでいった。
向)待てぇ!
康二が、岩を砕いて追いかけるが、遅かった。
佐)…嘘だろ、阿部ちゃんが……
岩)落ち着け、絶対に連れ戻す。
目)行こう。阿部ちゃんを、必ず救う。
こうしてSnowは、闇へと踏み込んでいく。