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3 - 嫉妬 ※現代パロ

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2026年02月02日

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『嫉妬』


※gtrd、現代パロ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


俺とrdは会社の同期だ。と言っても、部署が違うため、噂程度でしか聞いたことがなかった。たしか、「無口な仕事人」だったか…まぁ、俺には関係ないがな。


梅雨のある日、土砂降りの中で傘を忘れたことに気づいた。部屋のベランダに干してそのままだったのを思い出した。チクショウ走って帰るか、と思って歩み出すと、「待って」と言う声と共に、腕を引かれた。


⁇「ねぇ、もしかして走って帰ろうとしてる?」


俺は振り返って、声の主がrdであることに気づいた。


gt「ン?…おうよ、傘忘れちまったからな」


なんとなく、いつものテンションで返したらあっちも乗ってきた。


rd「…お前バカか?w、めちゃくちゃ濡れるじゃん、入ってきなw」


あ、こういう感じなんだ、意外と思った。初対面でタメ語から始まった会話。テンポと距離感が意外にも心地よかった。 成り行きで飲むことになって、行きつけの店に入った。仕事の愚痴とか趣味とか?ダラダラ喋った時間は、結構楽しかった。


次の日、たまたまrdの部署に用事があって、ちょっと様子を見てみた。昨日とは全く違い、一生パソコンに向き合っていた。部署の人にも塩対応、俺が話しかけると、笑って「よぉ、gt」と言った暁には、その場にいた全員の目が飛び出そうになってて、オモロかった。


その日の夜になんとなく、あの態度の理由を聞いてみると、


rd「え、あんなバリ陽キャたちに詰められたら黙るやんw」


とのこと。「俺は陰キャ臭がするってか??」と聞いたら、「まぁね」と鼻で笑うモンだから、ムカついた。まぁ本人曰く、それのせいで悩んでるらしい。そのテンションを人前で見せりゃ良いのになと言ってみたら、「そぉ〜?」とジト目で見てきた。「一回やってみな?」と背中を押すと、rdはわかったと言って、酒を飲み干した。


しばらくして、お互いに仕事が忙しくなり、会う回数も減った。今日は久々にrdの部署に顔を出した。すると、rdが部署の人達と仲良さそうに話しているのを見た。俺はrdが馴染めて嬉しいと思ったが、少しモヤモヤした。


さらに時間が経った今、rdはすっかり部署に馴染んでいた。俺は嬉しくも、モヤモヤとした感情を更に募らせていた。この感情が『嫉妬』であることはすでに気づいていた。それに、嫉妬の奥にある感情も、無視することは不可能だった。


仕事が一段落つき、rdと飲みに行くと、rdは部署の人とうまくやっていけて嬉しいと言った。


rd「これも全部gtのおかげだわ、ありがと」


と言ってくれた。その言葉が聞けてよかったと思いつつ、俺は、しくじったとも思った。この好意にもっと早く気づいてれば、あんなことは言わなかったのにな、とこっそり苦笑する。rdを独占できたのにな。


酒が回ってきた頃。rdは眠そうな目をしていた。


rd「ねぇgt…ちょっと寝ていい?」


「いいぜ」と答えて、rdはすぐに眠りに落ちた。俺は、自分の上着をrdに掛けようとする。その時、小さく寝言が聞こえた。「ん…gt…好きぃ…」と。俺は幻聴だと思った。しかし、そう聞こえてしまった。俺は薄く笑い、都合の良い妄想はよせ、そもそも俺とお前の好きは違う、と言い聞かせる。しかし、好きな人からの告白など、嬉しく無いわけがない。たとえ好きの種類が違っても、この告白は俺だけのもんだ。


あの日からもrdとの関係は変わらなかった。俺の思いは強くなる一方。だから余計に苦しかった。でも、この関係が崩れるより全然マシだった。上司から飲みに誘われた日、丁度rdからも誘いが来ていた。rdのお誘いを優先したい気持ちは山々だが、なんせ仕事だ。仕方がない。rdの誘いを断り、上司と飲みに向かう。その日の飲みは、クソほどつまらなかった。


その日から、rdが時折俺の部署に顔を出すようになった。俺は嬉しいと思ったが、あることに気づいた。rdが来た時に、俺が他の人と楽しそうに話していると、ものすごい形相で見てくる。それに驚いて、思わず目を見開いた。そのほかにも、俺から他の人に話しかけに行くと、悲しそうな顔をして、他の人に話しかけられると、顔が怖くなる。わけがわからなかったが、rdに会える嬉しさが勝ち、気にしないことにした。


一週間後、rdと飲みに行った日。


rd「俺…さ、最近、gtが…俺以外の人と話してるのみると…苦しいんだ」


gt「え?」


rd「gtに初めて、飲みに行くの断られた時から…かな?、モヤモヤして、今何してるのかな、とか、誰と会ってるのかな、とか、gtのことで頭いっぱいになって…心配、なのかな?わかんないけど、苦しくて…」


俺は、rdよりも先に、その感情の正体に気づいた。それは『嫉妬こい』だ。俺は、言ってしまった。


gt「rd?、それは『嫉妬』って奴だぜ?」


rd「え、?俺が?gtに?」


gt「違う、俺の周りに対しての嫉妬。つまり…まぁ、なんて言うか…その…」


俺は耳を真っ赤にして言った。


gt「rdは俺に、恋情を抱いているってこと?///」


rd「え!?、これが??え、は?まぁ、確かにgtのことは好きだけど?え、ええ?///」


みるみるうちにrdの、顔が赤くなる。今しかないと思い、俺はいった。


gt「rd、俺、お前のことが好き。付き合ってくれる?」


rdは更に顔を赤くさせて、答えた。


rd「…はい///、俺でよければ!」


と言うなり、顔を伏せた。 俺はそっと顔を上げてキスした。嫉妬も独占欲も愛情も全て混ぜ込んだ熱いキスをrdに贈る。rdが徐々に答えてくれている感じがして嬉しかった。お互いの嫉妬あいから始まった関係は、留まることを知らなかった。

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