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スタート
※運営国に日常組とら運営とワイテが入ってます。
戦争に、負けた。
その現実が、いつまでも消えない。
分かりきっている。
我々国で生き残ったのは俺を含めたったの三人。
いなくなった幹部の私物を集めて、今も持っている。
トルコ帽、バツの書かれたマスク、紫のマフラー、『神』の雑面、本、緑のパーカー、
『天』の雑面、 サッカーユニフォーム、 愛用タバコ、 ニット帽、ヘルメット、懐中時計、
そして、赤のマフラー。
gr「…なんで、居なくなった…(泣)」
「置いていかないでくれ…(泣)」
rd「グルッペンさ〜ん、ご飯でーす」
「…ッて、また泣いてたんですか?」
我々国が滅んでから、俺は運営国に居候している。
迷惑にならないように、書類等もしっかりしている。
gr「ゔぅ、泣いてない!」
rd「とりあえず、飯ですよ!」
gr「分かった。今行く」
運営国の兵士たちの俺の記憶は全て消し、見た目も名前も変えることなく過ごしている。
gr「…よし」
「行くゾ!らっだぁ!!」
rd「お、終わった?うん、行こうか」
俺の仕事はらっだぁさんの秘書。書類の管理や、書記長が居ない時の監視が主な仕事だ。
gr「…!このケーキ、美味しいゾ!!」
rd「それはうちの書記長自慢のケーキでございます」
gr「そうか!では、後でお礼をするとしよう」
次は、書類時間だ。
gr「これが今日の分の書類だと言っていたゾ」
rd「ありがと〜」
gr「きょーさん今は居ないらしいから監視は俺だゾ」
rd「え゙ッッッ」
gr「なにか不満が?(圧)」
rd「いや、グルさんって絶対にきょーさんに間違い一つ無く完璧なる事実を述べるじゃん?」
gr「ああ、まぁ、そうだな」
rd「だからサボれないな〜って」
gr「まず、サボらなければいい話ではないのか?」
md「グルッペンサン、コレ、A国ノデータ。マトメテキタ」
gr「お、わかった。後できょーさんに渡しておくゾ」
md「ヨロシク」
ru「グルッペンさん〜(汗)訓練場壊しちゃった〜(汗)」
gr「では後で予算の申請書を出しておこう」
ru「ありがと〜」
と、まぁ我々国と大きくは変わらない生活をしている。
でも、一番の問題が…。
<ワキャーーッッッッ!!!!!?????(パリーン)
gr「(ビクゥ)またかよ… 」
ru「俺が見てるから、行ってきて(にこ)」
gr「ありがとう。では(走)」
―――――――――――――――――――――――
gr「ぺいんと…(呆)」
pn「グ、グルッペンさん…(汗)」
gr「窓ガラス割るの、何回目だ?(圧)」
pn「ゴメンナサイ…」
gr「修復費用の半分、自腹で払ってもらうからな」
pn「俺の財布ぅぅぅぅ!!!」
sn「ぺいんとさん!!うるさいです!!」
pn「ゴメンサイ…」
こんな感じで、毎日のように窓ガラスが割られている。
いつか支出が収入を超えそうで怖いな…。
nkm「グルさ〜ん!!助けて〜!!」
gr「nakamu!?どうしたんだ!?」
nkm「きんとき怒らせた〜(泣)」
gr「そうか…なら、私の部屋に隠れていろ」
「きんときには話を聞いて、それから対応を考える」
nkm「ごめんね〜(汗)」
kn「グルッペンさん!nakamu来なかった!?(怒)」
gr「どうかしたか?」
kn「nakamuが俺の誕生日プレゼントに虫を持ってきたから…(怒)」
gr「そうか…では、私の方から言っておこう」
kn「ありがとう…」
――――――――――――――――――――――――
gr「…と、言う話を聞いたが?」
nkm「え、えーっと…(汗)」
nakamuの言い分ときんときの言い分が違ったから、今、nakamuさんを問い詰めている。
nkm「ご、ごめんなさい…」
gr「はぁ…後で謝っといてくれよ」
nkm「分かりました…」
<ドッカーン!!!!!
gr「…(イラ)」
nkm「…ス、スマイルに頼もうか…?(汗)」
gr「!…お願いしよう(ぺこ)」
nkm《スマイル、爆発音聞こえた?》
sm《聞こえた。止めてくるな》
nkm《ありがと!》
nkm「これで大丈夫のはず… 」
「って、寝てる…(苦笑)」
gr「すー…すー…(寝)」
nkm「髪ハネてる…直してあげよ」
rd side
書類いやなんだけど〜。
てか、グルッペンさん、毎日のように泣いてるな…。ま、あの戦争狂も人間だし。
今まで沢山恵まれてたし、人一倍辛いんだろうな。
ru「らっだぁ、手ぇ止まってる」
rd「あ、ごめんごめん☆」
ru「全く…」
「そういえば、このレパロウって子と、兄さんって人も我々国の生き残りだったよね?」
rd「ん?あ〜うん。レパロウの方は幹部候補で、戦争時はスパイとして他の国に行ってたらしい」
「兄さんって人は建国当時からいた人で、旅に出てたらしいよ?」
ru「へぇ〜…」
nkm「らっだぁさぁぁぁぁん!!!」
rd「ゔわぁッ!?なになにどうしたのnakamuくん!?」
nkm「グルッペンさんが魘されてて…」
rd「!すぐ行く」
また嫌な夢でも見てるのかな…。
gr side
ああ、また夢だ。この夢。何回も見たさ。
sho《こちらシャオロン!!コネシマがやられた!!至急援軍を!!》
ut《こちら鬱!!ショッピくんがやられた!!援軍を要請する!!》
tn「…まずいな…」
gr「うむ…」
zm《こちらゾム!!シャオロンがやられ…あ゙ッ!!??》ブツッ
em《こちらエーミール!我が軍にスパイがぁ゙ッ!?》ブツッ
sn《こちらしんぺい神!けが人が多くて人手が足りてない!!ッ!?裏切りもッ》ブツッ
rbr《今どうなってる!?状況申告を!!》
ht《こちら前衛!!シャオロン、ゾム、コネシマがやられ、残り兵士ざっと二万人!!ぐッ》ブツッ
ci《こちら後衛!!前衛が突破され、鬱、ショッピが瀕死、残り兵士約一万人!!あ゙がッ》ブツッ
os「…ッ本格的にヤバいめぅ…」
rbr《ッこちら司令室!!侵入しゃ゙ッ!?》ブツッ
敵「ここだな!お前の首を取りに来た!」
os「取らせるわけねぇだろ」
敵「どうだかなッ!!」
os「ッ、早ぁ゙ッ!!??(死)」
オスマンの緑の綺麗な軍服が真っ赤に染まっていく。
tn「ッ、グルさん、下がってろ」
gr「トン氏!!」
俺の言葉なんて届かず、トン氏が突っ込む。
そして、赤のマフラーが、もっと、赤黒く、染まっていく。
tn「あ゙ッ!?ッぐぅ、…」
やめて…やめて…あ゙ぁ゙…見たくない…
rd「…ん、…さん、…ペンさん、…」
「グルッペンさん!!!」
gr「…ッは」
rd「やっと起きた…何か嫌な夢見た?」
gr「……ゔぅ(泣&抱)」
rd「わッ!?」
「…まぁ、なんか嫌なんみたんだね(撫)」
gr「…ぐすッ(ぎゅうぅ)」
rd「いででで、痛いよグルッぺンさん」
迷惑なことぐらいわかってる。だけど、今はこの状態がいい。
昔、トントンにも同じことをしていたから。
gr「…(離)」
「ありがとう。少し落ち着いたゾ」
rd「それは良かった(にこ)」
nkm「良がったぁぁぁ(泣)」
gr「なぜnakamuが泣いているんだ…?」
nkm「だっでぇ…(泣)ぐるしそうだっだがら…(泣)」
やっぱり、この人は根っこから優しい性格なんだな。
また今度ケーキでも差し入れしよう。
??「…ーーーーーー(ぼそ)」
gr「…?」
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ ♡50