リエ夜久
「夜久さんってどっかの10番とそんな身長変わんないっスよね?」
俺がいつものように回し蹴りをリエーフのケツにスパァンッとやろうとした。
「ぇッ!?」
が、ケツに当たる所で脚を掴まれ、当たり前かのようにさらっと引き寄せられた。
「なッ、はなっせ!」
抵抗しても、圧倒的な身長差、そして体格差で負けた。俺は抵抗すんのをやめ、
「今すぐに離さないと、レシーブ練習もっとスパルタにすっぞ!」
「…」
「ニヤニヤすんな!せめてなんか話せよ!」
「やっぱ俺背高くて良かったなぁって。こんな可愛い夜久さんも見下ろせるし、腕にすっぽり入るし。」
「お”ま”え”な”ぁ”?」
再び爆弾をぶちかましたリエーフにイラついた。しかも標的が目の前にいんのに、全然抵抗できないのも
「…んとやだ…」
「?なんて言ったかわかんないけど、夜久さんが背低くても可愛いから俺が身長のこと言ってる時は、大体褒めてるんスよ?」
「でもやだ。あとそれ言うなら離せ」
「はいはい」
「じゃ回し蹴り10回な」
「それは聞いてなイッデ!?」
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主さん愛してます