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画家×シェフ
ホテルから脱出した後を書いてます。妄想しかないです。
設定も本家と食い違ってたりしてるかも。
長いし中途半端で終わります。
kn side
長らく続いた雨も上がり、忌々しいホテルから脱出できた俺たちは
それぞれの持ち場へ戻ったり新たな試みをするようになった。
その中俺は画家としての活動をしながら世界中を旅することにした。
しかしまたこの空が泣く街に戻ってきてしまった。
かつて共に宿泊した彼に会いに行くために。
カランカラン
「どーもーあれ誰もいない、今日店休みなの?」
「おぉ来たか。そうだよ休み。」
「へ~」
軽く言葉を交わした彼は以前ホテルでシェフをしていた。
その繋がりなのか今は店を立ち上げ客人に料理を振舞っているようだ。
じめじめしていて居心地の悪いこの街でも
彼の料理を味わいたくなったら時々戻ってきてしまう。
今まさにそれだが今日は違う
日々感じていた彼への特別な感情を伝えに来たのだ。
「…ねえシャークん。」
「ん?なんだ。」
「もしよかったらさ、」
「俺の絵画モデルになってくれない?」
奇妙な経緯で出会った彼になんとも言い難い思いを抱いてしまった。
恋をしてしまったのか、小柄な体に見惚れたからなのか、
とにかく彼を味わいたい。そんな発想が脳を侵食していた。
「……え?」
「なんで俺なん?」
「…いやぁ君を見てたらなんか描きたくなって」
「それって画家の病気なの?」
「ははwそうともいうかなw」
「えぇ」
「たのむ!君しかいないんだ!」
彼は困惑した様子だ。そりゃそうか
いきなりアートモデルやってなんて言われたら
「まあ別にいいけど…」
「え!?」
「そこまで言うなら」
「…!!ありがとう!」
まさかOKしてくれるとは…
そんなことを考えながら画材を並べる。
「ねえきんとき」
「ん?」
「モデルってどんな風にやればいいの?」
「うーん動かなければなにやってもいいよ」
「そんなもんなんだw」
俺はそこまで厳密さを求めているわけもない
ましては頼んでもらっているのだ。
ゆるーく答えて場の緊張を和らげる。
「よしっ始めてもいい?」
「おーいいよ」
「まずはこんな感じで~…」
あれから度々彼のもとに訪れモデルになってくれとねだった。
そんな俺に彼は引いてはいたが嫌な顔をせず付き合ってくれた。
回数を重ねるうちにあることをお願いした。
「シャークん、嫌だったら全然言って」
「え?そんなヤバい?」
「…うん」
「今回裸体描きたいなって…」
「…それはたしかにヤバいな」
さすがの彼でも嫌だろうな
でも俺は一番望んでいるのだ。彼の美しい体をみたいと。
「だめ?」
「んー…」
「はぁ…仕方ないな」
「えぇ!ホントにいいの!?」
「…お前の絵気になるし…好きだし…」
「わぁ~シャケ~」
「早く終わらせろよ」
優しいなコイツ…俺の下心全開だったのに。
「これ下も脱がないとダメ?」
「うーん、そうしてもらいたいけど…こればっかりはシャークんに任せるよ。」
「…わかった」
彼が服を脱ぐのを尻目に、キャンパスを準備する。
上半身が露になった辺りでもう心臓の落ち着きがなくなってしまう。
骨が浮き出るほど細い体、はっ乳首ピンクじゃん…
エロすぎ理性がもたない…!
「//っ見んな!」
「ぁごめん…」
数秒だと思ったが長くまじまじと見てしまったのだろう、見るな宣言をされた。
「今日はやらない!」
「ごめんって~」
今日はということは…次回だな。