テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ぷち
809
#ヒ腐マイ
くまりぼん@🧸🎀
11
ヒプマイ好き
378
『言葉で紡ぐ恋のライム』
〜マイクで紡ぐ恋の予感?〜
第13話 手錠をかけたら最後
『では、行きましょうか。』
『車…そうでした、銃兎さんは警察官でしたね。』
『ふふ、素敵なドライブデートをするとお約束しますよ。』
助手席に乗りシートベルトをする。
『安全運転で行きますので、ご安心を。』
『は、はい。お願いします。』
横浜
『それで、昨日色々調べたのですが、どこか行きたいところはありますか?』
『そうですね…。ちなみに銃兎さんはどこへ行こうとしてたんですか?』
『お恥ずかしい話、調べたと言っても貴方と行きたい場所がありすぎて…。』
『っ……そ、そう、ですか…///』
(サラッとこういうこと言っちゃうあたり…
普段とのギャップが……。)
『では、私が昨日調べた場所に行きましょう。』
『はい、楽しみです!』
横浜 スイーツバイキング
『ガトーショコラがいっぱい……』
『時間は無制限です。好きなだけ食べましょう。』
『あ、お金…』
『気にしないでください。私とのデートですから。好きなだけどうぞ。』
『銃兎さん…じゃあ、遠慮なく…。』
『もぐもぐ( “´༥`” )』
(幸せそうな顔して食べますね…ふふ、なんて可愛らしい。)
『…っ!すみません…私スイーツ大好きで…
つい我を忘れて…』
『いいんですよ。他の方も言うように貴方は無理をし過ぎですから。』
『え…。』
『今は1人の女性、私のデートのお相手としてリラックスして欲しいんです。素のあなたが……私は知りたいんです。』
『銃兎…さん…』
『貴方にも、私のことをもっと知って欲しい。好きになって欲しいと、思っています。』
『っ……。』
(そんな、真っ直ぐ見つめられたら…逸らすことなんて…。)
『ありがとうございます…///』
プルルルル…!
『っと、失礼。』
『あ、私もです。』
席を立ち電話を出る。
『入間です。え?…はい、はい。なるほど。分かりました。』
(はぁ、せっかくデートだって言うのに仕事が入るとは……。)
『麻里衣です。え?はい、はい、かしこまりました。今メールを?そこから…はい、分かりました。後はやっておきます。』
(仕事はお母さんが雇ってくれた人がやってるとはいえ、報告書の確認は私がしないとね。
同業者とはいえ、手は抜きたくない。)
『あの、麻里衣さん。今食べてるのが終わったらで構いませんので、1度私の家に帰っても?』
『まさか、銃兎さんもお仕事を?』
『もってことは…』
『はい、私も先程仕事の連絡が。』
『……ふむ、それなら私の家でやりませんか?』
『え?』
『家の方が落ち着いてできますし、私も家に予備のパソコンがありますから。』
『なるほど…銃兎さんがいいなら…。』
入間宅
『では、リビングを好きにお使いください。私は部屋で作業して参ります。』
『はい。ありがとうございます。』
(パソコン持ち歩いてて良かった。スマホと同期をして……よし。報告書……。)
カタカタカタ…。
『誤字脱字……修正…っと。』
『これで依頼主に送信して…。』
『さてと、私も仕事を終わらせましょう。 』
(パソコンを開いて……本署から来た資料を…を…。)
カタカタカタ…。
『資料をまとめて……これを送信…。後はバックアップを取って書類に収めておけば…。』
『終わった…。ふわぁ……』
(いけない、ずっと画面見つめてたから眠く…。少しだけ…。)
ガチャ
『すみません、お待たせしまし…おや?』
(寝ている…疲れてしまったんでしょうか。)
『すぅ、すぅ……。』
『はぁ……やれやれ。私も男ということ忘れてません?男の家で寝るなんて…。』
ギシッ。
ソファに横になる麻里衣さんに覆い被さる。
『無防備な貴方にはお仕置きですね…。』
寝てるうちにかけられる甘い鎖。
『これで…抵抗出来ませんね。』
(私は……悪い男ですね。貴方の寝込みを襲うなんて。)
チュッ。
『ん……ぅ。』
首筋に舌を這わせる。
つぅ……。
『ぁ……っ。』
『クスッ。寝ていても可愛らしい声を出すんですね。』
『ぁっ、や…』
『好きですよ…麻里衣さん。悪い男に…捕まってください。私のことを…好きになってください…。』
『んぅ…。』
唇を塞いで舌を絡める。
『ん、ふぅ…。じゅ、とさ…?』
『麻里衣……。』
『っ…!な、なにを…って、手錠!?』
『起きてしまいましたか。』
『な、今、キス、それに、なんで…』
『男の家で寝るなんて、襲ってくれと言ってるようなものですよ?』
『っ……そんな、つもりは…』
『クスッまたひとつ知れました。貴方のこと。』
『え……?』
『信頼した相手には油断を見せる。』
『ぁ……っ。』
胸元に指を触れさせる。
『いつか直で…貴方の敏感なところに触れることを許してください。』
『っ……!?』
『貴方が私を認めてくれるなら、私は貴方が泣こうと喚こうと絶対に手は止めません。覚悟しておけよ?』
チュッと手の甲にキスをする。
『銃兎さんって、たまに口調が変わりますよね…』
『ふふ、つい意地悪してしまいましたね。』
『っ、これ、解いてください…』
『鍵を無くした。と言ったら?』
『!?か、からかわないでください!』
こうして、あと一人、どついたれ本舗の2番手、盧笙さんとの最後のデートを明日に控えていた時……。
東京 某所
『なぁ、AlternativeRapBattle…各チーム。
BusterBros!!! MAD TRIGGER CREW FlingPosse 麻天狼 Bad As Temple どついたれ本舗の奴らがお気に入りの女がいるらしいんだが、知ってるか?』
『聞いたことある。東京に住む姫神探偵事務所の長女、麻里衣とその妹百合菜だろ?』
『そうだ。俺たちにとってあいつらは邪魔な存在だ。上位チームだけでも腹立つのに女に現を抜かしてやがるのが癪に障る!!』
『だからよぉ、そんな女2人かっさらって脅せば…あいつらが出てくる。』
『おまけに姫神家の双子だ。お金持ちで有名な家だ。人質として攫えば身代金まで貰えるし、あいつらもヒプノシスマイクでボコれる。一石二鳥だなぁ?』
『俺達にはこれがある。違法マイクがな!!』
不穏な影が……双子達を襲う……?
次回
第14話 先生と生徒の関係
コメント
1件
第13話、読み終わりました!デートシーンの甘さがたまらないですね。スイーツバイキングで無邪気に楽しむ麻里衣さんと、それを見つめる銃兎さんの優しい視線…。でも「男の家で寝るなんて」からの手錠&キスで一気に雰囲気が変わる展開にドキドキしました。あのギャップがたまりません。最後の不穏な影…次回が気になります!