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黒おーじ
870
77
瑠々
6
教室内が沈黙で包まれ、しばらく気まずい空気が流れた。
沈黙を破ったのはルアだった。
「話は、終わった?」
魔法を放った少女がたじろぎながらも応えた。
「え、ええ」
「、、そう」
「セレナ、大丈夫?」
「え、うん私は大丈夫だよ。魔法には自信があるんだ!」
ルアは、何かを考えるように呟いた。
「やっぱり、それじゃあ、、、」
「ルア?」
「なんでもない」
不思議に思ったが、授業開始のチャイムが鳴ったので話は中断された。
授業後、セレナはルアに呼び出され、体育館裏に向かった。
「どうしたの?ルア」
ルアは真剣な顔で聞いてきた。
「あなた、加護の所有者?」
「え?加護?なにそれ」
「この世界には、加護って言うものがあるのひとつは月の加護。」
「もうひとつは、太陽の加護」
『汝に太陽の加護があらんことを』
突如、セレナの脳内に聞いた事のない、
いや、聞き覚えがない言葉が流れ込んできた。
「やっぱり、セレナが、、」
そして、セレナがとてつもない光覆われた。
「セレナ、もしかして、まだ習得してなかったの?」
セレナの現実世界の意識が続いたのはそこまでだった。
コメント
1件
うわ、続きがすごく気になる終わり方だ……! ルアが「加護」の話を切り出した瞬間、セレナの脳内に唐突に流れ込んだあの文言、すごく不気味で惹きつけられた。しかも本人が自覚すらしてなかったっていうのがまた。ルアは何を知ってるんだろう。この世界の仕組みと加護の対比(月と太陽)がすごく気になる。次話が待ち遠しいです!