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stpl 橙赤 様
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日本語おかしい
午後の光が窓から差し込む部屋で、俺はソファに腰かけている。手には彼がよく使うブランケット。何気ない時間が、こんなにも愛おしいなんて、普段の俺じゃ想像できなかったな。
「…ねぇ、今日も遅かったじゃん」
低めの声でこえしが、ちょっと不満げに腕を組む。でも目は逸らさない。ツンとしたその表情が、俺にはもう…全部可愛く見えちゃうんだ。
「ごめんごめん、でもほら、こうして帰ってきたじゃん。ほら、こえし、甘えちゃっていいんだよ?」
俺はブランケットを彼に差し出すと、少し戸惑いながらも手を伸ばして受け取る。俺の指先が彼の手に触れた瞬間、わずかに身体が震えるのがわかる。
ふふ、今日もツンツンしてるくせに、ほんとは甘えたいんだろうな。
「…ばか。変なこと言わないで」
でも、その言葉とは裏腹に、彼の頬は赤い。俺はその赤さに顔を近づけて、耳元でささやく。
「変なこと?…いや、俺、ただこえしを抱きたいだけだよ」
その瞬間、彼の身体がふっと俺に預けられる。普段は強気な言葉ばかり吐くのに、いざとなると一番に頼ってくれる。心臓が跳ね上がるほど愛おしい瞬間だ。
俺はソファに座る彼を軽く抱き寄せて、唇を首筋に押し当てる。柔らかく震える反応、温かい吐息。彼は恥ずかしそうに顔を背けながらも、手は俺の胸に絡みつく。
「ん…や、やめ…っ」
その声に反応して、俺はゆっくりと唇を耳たぶ、首筋、胸元へと滑らせる。前戯のひとときは、互いの距離を意識させるための甘く濃厚な時間。
彼が小さな声で甘えるたびに、心の奥が熱くなる。普段はツンツンしてるくせに、俺の腕の中で蕩ける顔を見ると、理性なんて吹き飛ぶ。
「…もう、俺から離れられないんだよ」
俺の指が彼の腰に回り、ぎゅっと引き寄せる。彼は小さく声を上げ、頬を赤くして目を潤ませる。普段は泣き顔なんて見せないのに、今は全部俺だけに見せてくれるんだな。
「…う、うん…離れたくない…」
その言葉を聞いた瞬間、胸の奥がじんわり温かくなる。俺は唇を重ね、体を重ね、互いの温度を確かめ合う。前戯は丁寧に、時間をかけて、彼が完全に身を委ねるまで焦らさずに。
彼の手が俺の背中に回り、指先が震えている。普段は強気でツンツンしてるのに、俺の腕の中では完全にデレている。そのギャップがたまらなくて、もう我慢なんてできなかった。
そして…静かに重なる身体。
甘い吐息、絡み合う指、彼の全てが俺に委ねられていく。時間が止まったかのように、俺たちはただお互いの熱を感じる。
終わった後も、彼はまだ俺の胸に顔を埋め、すぐには離れようとしない。
「…ねぇ…やっぱり、好き…」
その一言で、俺は全身がとろけるほどの幸福感に包まれる。
「俺も…ずっと、こえしだけだよ」
砂糖みたいに甘く、とろける余韻に浸りながら、俺たちは互いの温もりを感じ続ける。
ツンツンしていた彼が、完全に俺の前でデレた瞬間だった。