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ドスッッッッ
🌸「へ、、、?」
辺りには信じられない、いや信じたくない光景が広がっていた。
だってさっきまであんなに元気だった親友が目の前で血だらけになって居たんだから。
🌸「いやああああああああ!雪!雪!」
鼻を突き刺すような鉄の匂いと恐ろしい程に大量の赤が辺りを包んだ。
だが、私はそんなこと気にせず、無我夢中で、親友を抱き抱えた。
だが親友の体は暖かく優しい彼女からは想像出来ないほどに冷たかった。
そう死んだのだ。
もうあの太陽のような親友には会えないのだ。
🌸「嫌だ!こんな現実ありえない!」
頭では理解していても心はどうしても拒絶してしまう。
またあの笑顔を見たい。
もっと話したい。
そんな叶わない願いを私は、思い続けるしか無かった。
そこからのことは、あまり覚えていない。
たまたま近くを通った、人が叫び声を聞き通報したらしい。
唯一覚えていたのは調査と検査がクソだったことぐらいだ。
しかしそれを知ってか知らないか、一人の医者が精神科を勧めてきた。
どうやら大切な物失ったトラウマを治すためらしい。
🌸「そんな事したって、、、」
👩⚕️「そんな事、じゃないですよ、とても大事な事ですから」
っと言う感じで結局無理受けさせられた。
そんなこんなで、ざっと半年が過ぎた。
どうやらptsdと双極性障害、いわゆる躁鬱という物らしい。
医者もう少し入院した方がいいと言っていたが流石に断った。
もう半年もいるんだ勘弁してくれ。
にしても腹が減った。
確か近くに牛丼屋あったよな。
流石にほとんど味がしない病院食はごめんだ。
はぁー、早く食べに行こ。
もう、腹が減りすぎて、死にそう……
♠︎「お姉さーん!こんな時に外に居るなんて、働いてないの〜?」
無視……
♠︎「ちょっと無視しないでよ〜!」
🌸「なんですか?こっちは急いでるんで、」
めんどくさい奴に絡まれた、ダル、こっちは腹が減って仕方ないのに、.
♠︎「もしかして……彼女持ち!?」
「違います!!はぁ〜、お腹空いてるんですよ」
さっさとしろ💢
♠︎「じゃあー、一緒に食べよΨ( ‘ч’ ☆)」
は、なんで?
♠︎「お願い〜!いい仕事紹介するから。」
仕事、そろそろやらなきゃか、
🌸「分かった。一緒に行こう。その代わり、上手い飯奢れよ。」
♠︎「もちろん!」
にしても、キマッてるなこいつ、紹介する仕事もろくでもないものだろう。
♠︎「じゃあー!入るぞー!」
🌸「いや店の前で、ナンパすんのかーい」
♠︎「あははー!まぁいいじゃん!」
そこはまぁまぁいいところだった。
「ご注文、お伺いします。」
♠︎「じゃあー、これとーこれとーこれ!」
「かしこまりました」
にしてもほんとにキマッてるな。
「で、仕事は、何するんだ?」
「よくぞ聞いてくれました!」
いやあんたが言ったんだろ。
「その仕事の内容とは〜!」
……ここの地域で1番有名な組織に招待しまーす……
「はぁ、はぁーーーーー!!!!!!!!」