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前に中途半端にメモアプリに書いてたにじさんじのプリキュアパロ!
⚠️ローレン女体化
⚠️エビオの口調迷子
小説【にじプリ】①
入学式
それは、学生の一大イベント。
ここにも、例に漏れずウキウキ(?)な女の子が居た。
「え、これ道あってんのか……?」
女の子の名前はローレン・イロアス。
この春からにじさんじ学園に通う高校1年生だ。
学園の売りでもある可愛いブレザーの制服に身を包み、特徴的な綺麗な赤髪をポニーテールにしている。
「は?……入学式初っ端から遅刻とか笑えんて」
周りの人に聞くしかないか……と辺りを見渡すと、こういう時の為に早く家から出ていたため、誰もいない。
(もうちょい遅かったら、人いたんかな……)
と思っていると、遠くの方から不思議な丸い影(?)が……猛スピードで迫ってくる。
「え、俺今日眼鏡持ってきてねぇって…」
目を凝らして見ると、それは影ではなかった
「……なんだあれ、ぬいぐるみ?……ってえ?!」
猛スピードのぬいぐるみ(?)がローレンの顔へ一直線に向かう、慌てて避けようとするが遅かった……
「イッッタッ!!まじなんなん?!」
ナニカとぶつかり赤く痛くなるおでこを抑えながら下を見ると、そこには……
「ごめん〜!!」
人の言葉を喋る猫が居た。
「え……、猫…って喋れるんだっけ」
と言い、猫にしては大きく大型動物にしては小さめなその生き物(?)に目線を合わせるようにしゃがみ、こてん、と顔を傾げるローレン。
「猫じゃない!猫じゃない!俺の名前はエクスアルビオ!猫っぽいけど妖精なんだ!」
「妖精マ?なんでこんなとこに妖精?が居るん?」
「いやー、話せば長くなるんだけど伝説の戦士を探してて…プリキュアって言うんだけど」
「プリキュア……?この現代に戦士はなかなかいなくね?」
「え〜、ワンチャン君が伝説の戦士だったりしない?」
「ないないw
てか、猛スピード出してたのはなんでなん?」
「あ……忘れてた、さっき怪物にあってさー……見つかっちゃったから逃げてたんだけど…」
「ちなみに撒きは?」
「出来てないかも」
すると、ズドーン!と言う轟音が響く。
そして、3m程の大きな怪物が……
「……入学式、遅刻どころじゃ無くて草」
「あはは、ほんとにごめんね」
「ごめんどころじゃなくね?ワンチャン死ぬでしょ」
「それは……死にはしないと思うけど、大怪我は免れないね」
「俺この後入学式なんすけど〜?」
「あ、1個だけ助かる方法があるよ」
「え……?」
「君!伝説の戦士になったら?!そしたら怪物も倒せるし、入学式にも行けるんじゃね?!」
「……は?」
「むりむりむり」
「そんな無理無理言ってたって怪物すぐそこまで来てるんだよ?!」
「え、俺ただの女子高生!伝説の戦士とか……戦ったことすらないんだけど?!」
「大丈夫!多分、君の戦う意思さえあれば……うん、多分いける!」
「その“多分”やめて?!」
ズドン。ズドン。と
そんな悶着の最中でも……敵は待ってくれない。
「ほら!早くしないと二人ともやられちゃうよ!」
「でも、他にも戦えるやつ居るんじゃねぇの?!わざわざ入学式前って言う忙しい時に……」
「今ここで食い止めないと、さらに被害が出る」
実際に、今も怪物は電柱を壊しながら進んでいて。これ以上進めば、街全てが停電しライフラインが壊れてしまう
「そんなこと言われても…」
「君がやらないで、誰がやるの?」
「……ッ」
「……」
「わかったよ……いいよ、やってやろう。でも怪我したらお前が責任取れよ」
「……了解!でもお前じゃなくてエクスアルビオだ」
「じゃ、エクス。あの怪物をぶっ倒す方法、教えろ」
「……これ」
エクスが取り出したのは、1つの携帯端末。
「……スマホ…じゃ無さそうだな」
不思議な感覚、初めて見たはずなのに、何故か手に馴染む。
「その【ナナイロデバイス】を持って、強くなった自分を思い描いて、そうすれば、デバイスが君を導いてくれる」
「……わかった」
伝説の戦士。そんな大層なものになれる自信は……残念ながら、ローレンの中には無い。
でも、ただ目の前の敵を打ち砕くのに、そんな大層なものは必要無い。
欲するものは、武器と少しの勇気だけ。
《変身》
突如、辺りが光に包まれる。
目を開けると、ローレンはただの制服を着た女の子ではなかった。
「……はは(笑)、もっとさプリキュア〜って言うなら、女の子らしい格好じゃねぇの?」
そこにいるのは、丈の短い黒Tシャツとキャロットミニスカート。白いオーバーサイズのパーカーを着た、ストリートファッションなローレンであった。
「めっちゃ似合ってんじゃん笑」
「えー、てかこれで俺強くなってんの?」
「なってるなってる!ほら、さっきのデバイス出してみ」
そう言われ、ポケットからデバイスを取り出すと、瞬時にライフル銃へと変化した。
「うわっ、凄……」
「ライフル銃?!めっちゃかっけぇじゃん」
「銃とか、FPSでしか見えねぇよ……」
と言いつつ、構える様は、集中していてまるで狙撃手のようだった。
「……とりあえず止めればいいよな」
初めとは思えぬ神エイムで、丁度怪物の足に弾をぶち込む。
「これ……倒した判定って何?」
「コアがあるから、それを砕けば」
「おっけー……」
今度は、デバイスを回転式拳銃に変え、さらに暴れる怪物の元へ向かう
「お、これがコア?」
ローレンが指さしたのは、黒々とした紫色の宝石のような怪物に埋め込まれているもの。
「そう、それが心臓…コアだよ」
「怪物、これなにが目的なん?」
「人間が生み出す恐怖や憎悪を力に変えてこの世の全てを自分のモノにする……そんなとこかな」
「怖すぎん???」
トン、と足を進めるのをやめ射程距離1m程になる。そして
撃つ
見事命中し、灰のように消える怪物。
「終わった?はよ着替えて入学式行かんと…」
言い切る前に、いつの間にか2人の足元に人影が浮き出る。
「えー、様子見に来たら倒されてんじゃん。
そこの2人?強いねー」
長身な銀髪の男の人が居た。
顔を仮面で隠していてどんな表情かは分からない。
「この怪物作ったやつ、お前?」
ローレンが聞くと、少し笑ったように
「俺じゃないよ、そんな雑魚。どうせ下っ端が変な魔力の込め方したんだろ」
と言うので、敵な事を確信する二人。
「君は誰なの?」
「えー、俺?んー…内緒。」
と言い、その男は煙のように姿を消す。
「アイツ……なんだったんだ…?」
「あ、ローレン!早く行かないと!入学式遅刻しちゃう!」
「あ、ヤバ!!」
その後、何とか無事学校に着き、入学式のなっがい校長の話も終え、クラス案内になる。
(綺麗なクラスだな……)
それだけだった、ローレンのクラスに限った訳じゃないが、綺麗な白い壁に整理された並びの机。でもそれだけだった。
クラス案内後の自由時間。
「疲れた……」と少しため息
エクスはと言うと、体を自由に変化できるらしく、ローレンのポケットにいる。
散歩がてら歩いていると、いつの間にか2年生の教室前に、引き返そうとすると、誰かに呼ばれた気がした。それも最悪の人物に、
「ローレン…さんだっけ」
「お前……」
先程、敵として認識したはずの相手が同じ学校の制服を着て優しい雰囲気を醸している。
「なんで名前知ってんだよ…」
「当たり前じゃん(笑)、新入生のお名前バッチ、小学生みたいでダサいけど結構役に立つんだね」
と、ローレンの胸元に付いている【ご入学おめでとうございます】という文言と名前が書かれているバッチをトン、と指で押した。
「ウザすぎん?てか、さん付けとか慣れねぇことすんな、敬称とか要らんだろ」
「お、マジ?じゃあロレって呼ぼーかな」
「お前は?なまえなに?」
「イブラヒム」
「意外とあっさり答えるんだな……」
さっきのとの温度感に少し驚くローレン。
「てかさ(笑)、お前入学式中マジで眠そうだったな、途中あくびしてただろ(笑)」
「は?!なんで知って……」
「残念、この学園の文化で入学式は2、3年出席です」
と言われ煽られる、ローレン。
「そんなに喧嘩売りたいなら買ってやろうか?」と言いデバイスに手を伸ばすと、ピタリと反応しなくなっていた。
「は?!なんで使えねえの?!」
「あー、デバイスが今のアイツを敵と認識してないんだよ」ポケットから顔を出すエクス
「え、そんなことあんの?」
「今のアイツはただの学園の生徒だからね」
「お、何故か分からんけどラッキー」
「は?、てか、なんでお前は俺にそんな構うんだよ。ずっと見るな、どっか行け」
しっしっと手で追い払う仕草をするローレン。でも、イブラヒムには効かない。
「え〜、今は先輩なんだけど。」
「先輩なら忙しい新入生をさっさと解放しろ」
「やだ」
「ガキかよ」
「どうせそんな忙しくないでしょ、」
「忙しいわ、これから家帰って飯食ってゴロゴロするっていう大事な用事があるんだよ」
「うわ〜おっさんかよ」
と、イブラヒムがノンデリ発言をかますと突如
ドスッと音がなり、現れる腹の痛み。
「お前、俺が手出せねえと思ってんだろ」
ローレンが腹パンした痛みだった。
「ロレ、変身しなくても強いじゃん……」
「んで、そういうお前は何すんだよ」
「内緒。てかお前呼び辞めてくんね?イブラヒムっていう名前があるんだけど」
「お前はお前で充分だ」
「ちゃんと名前で呼べ、そっちが聞いてきたんじゃん」
「覚えてねぇよ」
「えー、まぁいいやこれから絶対言わせるから」
「なんだよ、怖っ」
「んじゃまたねー」と言い去っていくイブラヒム。
「なんだったんだアイツ……」
この時のローレンは、これから摩訶不思議な物語が始まる事などまだ、知る由もなかった。
(続かない)