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惑星フェアリでは、ナガレスターの言葉を信じない妖精が多数いた。
幾つかの妖精がまるでデモのように、ラクトブ池へ入ろうとする。
ショクシュがそれを止めるために戦うが、圧倒的な数の前で死亡した。
無理矢理ラクトブ池に入った妖精達は、地球へ転送される。
『実はプリキュアが既にオウキングや精聖の白騎士を倒していて、ナガレスターショクシュはプリキュアによって操られているのでは』と考えた賢い反地派の妖精と、『オウキングや精聖の白騎士に援助したい!』と思ってる馬鹿な反地派の妖精、『地球の制圧は駄目だ!オウキング達を止めたい!』と思う友地派の妖精が向かったのだ。
地球に来た妖精が空を見上げると、花火のような光線が舞っていた。
蛇のような銃が巨大化し、煩い音を伴いながら連射している。
妖精達はプリキュア同士が戦っていることを理解した。
猿でも理解できそうなぐらい、わかりやすい光景であったのだ。
しかも空で戦っているのだから、忠相区にいて少し上を見上げれば、すぐにその様子は見える。
「君のような秀才にはわからないんだろうけどさァ!『自分の生きていることが、人に迷惑をかける。私は余計者だ。』という意識ほどつらい思いは世の中に無いんだよ!」
「そのつらい思いこそ……苦痛こそ生活なんだ!苦痛がなければ、いったい人生にどんな快楽がある!人間には幸福の他に、それと全く同じだけの不幸が常に必要だ!堪え忍べ、働け、祈れ、そしてつねに希望を持て!苦痛と恐怖を征服した人間が、神となるのさ!」
「余計なお世話だよ!人間は不幸のどん底につき落とされ、ころげ廻りながらも、いつかしら一縷の希望の糸を手さぐりで捜し当てているからね!」
戦闘中を示すように大きな音で激戦を繰り広げているものだから、音のする方向である上を自然と見るだろう。
『二人が喧嘩しているうちに、人を襲おう。』
『プリキュア同士が馬鹿やっている隙に、こっそりトドメを刺そう。』
『お互いに無謀なことをしているうちに……』
そんなことを考えた妖精は、自身の肉体の内側から破壊されて瞬く間に瀕死になった。
交番にいたとき二人は、戦う口実を作るために演技をしていたのだ。
この戦闘は妖精に対する罠である。
先程のことを妖精が思った場合のみ、妖精を内側から破壊するシステムを作成した。
妖精の思考は結界が感知し、このシステムも結界があることで発動する。
こういう限定的な条件でないと、妖精を内側から瀕死にするということができなかった。
プリキュア同士の戦いに注目が浴びられている隙に、分身した変身前の二人は、ナガレスターが持って帰った死体を参考に強化フォームを開発している。
惑星フェアリでは、ナガレスターは地球に転送された妖精が続々と瀕死になる映像を、地球製テレビを持ってきてラクトブ池の前で民に見せる。
それに恐怖して地球に行こうとするのをやめる妖精と、助けなきゃと思い地球に行こうとする妖精の二つに分かれる。
その後者を透明化オンプが次々に殴って気絶させた。
周りを硬いドームで囲むことで物理的にもラクトブ池に入れない状態にさせ、国民の妖精一つ一つに反地派か友地派かそれ以外かをナガレスターとオンプは聴取する。
大岡竹林の土の中で、ポーロスは目覚めた。
「何も見えないし、聞こえないポー……惑星フェアリは無事かポー?」
地上には出ずに、惑星フェアリのラクトブ池へと瞬間移動した。
ラクトブ池の周りには硬いドームがあったが、頑張って数分かけてそれを壊す。
外に出た先には、気絶した幾つかの妖精とショクシュの死体に遭遇した。
一方でそのすぐ後に、ゆらと歌葉は、妖精がラクトブ池と忠相区を行き来できないようにしてプリキュア同士の戦いも終わる。
ショクシュ、オンプ、ナガレスターが洗脳されていたことをポーロスは思い出した。
「そこの妖精ポー!オンプとナガレスターはどうなったポー?」
「オウキングと精聖の白騎士と自立したキャッスル宮殿が地球の制圧に向かったから、その間にオウキングから政治を任されているアキ。今は国民それぞれが反地派か友地派かそれ以外かを聞き込みしているアキよ。」
(プリキュアは、オーコク区域の反地派全員を瀕死にさせる気なんだポー……!)
オーコク区域内を飛び回って、ポーロスはようやくオンプを見つける。
「オンプ!話したいことがあるポー。」
「今はこの妖精と話してるから、これが終わったらだンプ。」
オンプが他の妖精に友地派か反地派かを聞き終わるまで、大人しく待った。
「待ってくれてありがてぇンプ。路地裏で話そうぜンプ。」
路地裏に着いたオンプは透明化になってポーロスを倒そうとするも、小型ドーム状バリアで効かなかった。
「君は洗脳されているんだポー!どうか、元のオンプに戻ってポー!」
ネガイストンの加護が発動し、オンプの洗脳が解ける。
「ヲレは確か……ダメなことをしていたなンプ……」
ポーロスは、自分の血筋にはネガイストンの加護というネガイストンに関する特有の遺伝子があり、それによって洗脳が解けたと本能的に理解。
遠くで、聴取中のナガレスターの洗脳も解ける。
「プリキュアを止めなきゃポー……!」
オウキング·精聖の白騎士·ショクシュ·オンプ·ナガレスター·瀕死になった反地派など妖精の想いの力を一つに集める。
体長は350kmになり、マントを纏ってその後ろに天使の羽が生える。
「皆の力を信じて平和をポー!スーパーポーロスだポー!信実とは、決して空虚な妄想ではないポー!」
スーパーポーロスは、反地派の妖精の想いに乗っ取られて、地球の支配の為に宇宙からマッハ4で地球へ向かう。