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「ヨーロッパで唯一ドイツに宣戦布告して生き残ってる国」
此処まで言えば察しの良いご主人なら気付く。
「ブリテン島?jeがイギリスと両片想いで、ちょっと気不味い状態なの知ってて言ってる?」
そんな事を言いつつもご主人はブリテン島に向かって走っている。
「知ってるよ。なんならjeの恋もそこに置いてきたままなの」
そんな会話をしていると、港に着いた。
「この小船でいくよ」
そう言ってjeは、ご主人を乗せて、船を漕いだ。
それから何分経ったんだろう。
やっと、ブリテン島に着いた。
「ここからあと数分走ったら、目的地に着くよ!」
「まだ走るの〜」
そんな言葉を交わしながら走って、走り続けると、やっと、やっと、英厳達の家が見えてきた。
途中途中で見つけたフランス兵も一緒だけど、受け入れてくれるかな?
そんな事を思考しながら、相変わらず大きい屋敷の前に居る門番にjeが来たと伝えるように頼んだ。