一日の始まりに聴く音、発する言葉。
一日の終わりに聴く音、発する言葉。
皆当たり前に口にしていること。
おはよう、おやすみ。行ってきます、行ってらっしゃい。ただいま、おかえり。
僕も皆みたいに、当たり前に口にしたかった。声を出したかった。
僕も
『普通』に暮らしたかった。
午前4時37分。独りの夜は怖い。暗くて、静かで、僕を世界から弾き出すようだ。
棗 あれ、朝…。
目が覚めて、スマホを開くと一通のメッセージが表示されていた。
メッセージの送り主は幼馴染の遙くんだった。内容は、今日学校に一緒に向かおうというものだった。
わかった、と返事を送ってスマホのメッセージアプリを閉じた。
午前7時29分。家のインターホンが鳴った。
遙 なーつーめっ!ガッコ行こうぜ~!!
家のドアを開けると満面の笑みをした遙くんが居た。
僕は静かに頷いて、カバンを持ち、家の鍵を閉めた。
こんにちは!!藍琉くんです!!!!!今回のお話も完結できるかどうかわかりません…。というか、今まで出しているお話は全部消そうと思っています。雑談と、呼び出しは残しておきます!
気が向けば続きを書くし、面倒になったり気に入らなかったら消します!そこはどうか把握をよろしくお願いします!
今回のお話の登場人物の紹介をしたいと思います!
名前 聖川 棗(ひじりかわ なつめ)
年齢 高校二年生
追記 三年前から失声症を患っている
名前 庵 遙(いおり はる)
年齢 高校二年生
追記 棗とは三歳のころからずっと一緒にいる