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本当は廃墟がよかったんだけど怖がりが多い考慮してくれたのか楽屋で済ませれるもの
🐥「おはよう」
👾「おはよ」
いつも通り挨拶すれば隣に座ってくる
俺にだけ距離感がおかしくなるのが照
それに優越感を持ってる自分もいるけどね
👾「それで・・・」
楽しく雑談していると携帯が鳴り響く
それに俺は気づかないふりをして話を続ける
🐥「出ないの?」
👾「・・大丈夫」
少し含みのある言い方をすれば怪しんでる
こっちのことなんて気にせず何回も鳴らされる
🐥「もしもし」
我慢できなくなったのか照が出てくれた
いつもより低めの声で威圧感がある
🚹「・・辰哉くん以外の声がする」
🚹「どうして男といるの?」
🚹「メンバーでもだめって言ったよね?!」
音声も用意してるとは言われてた
ここまでリアルだと思ってなくて
仕掛けだと分かっていても怖い
🐥「メンバーじゃなくて恋人だから」
そう言って電話を切る照
目が合ったと思えばデコピンされた
🐥「ちゃんと相談しろって言ってんでしょ」
👾「ごめん、みんなも巻き込まれるかもって」
🐥「その気持ちは嬉しい」
🐥「でもふっかだけが苦しむのは嫌なの」
👾「ありがと」
照の男気はほんとに尊敬する
俺ならびびってあんなこと言えないもん
🐥「心当たりは?」
👾「幼馴染」
👾「小さい頃の約束を真に受けてるみたい」
大きくなったら結婚する!
そんなありきたりをストーカーに発展させた
照からの質問に答えてるとまた携帯が鳴る
👾「やだ・・・っ」
🐥「大丈夫、俺がいる」
今から行くね
たった一言だけなのにこんなに怖いんだな
🚹「ここにいるんでしょ?」
🚹「助けに来たよ!」
🚹「早く開けて!!」
凄い力で扉を叩く音と大声
耳を塞いでいると照が離れる感覚がした
🚹「辰哉くん!」
俺をみて駆け寄ってきそうな男を止めてる
🐥「これ以上近づかないで」
🚹「うるさい、俺の辰哉くんだ!」
🐥「近づかないで」
さっきよりも低い声に俺まで怖くなる
アシスタントの方も青ざめちゃってるじゃん
🐥「これ握ってて」
渡されたのは照が着てた上着
少しでも安心させようと渡してくれたんだろう
ぎゅっと握ると頭を撫でてくれた
🚹「早くここにサインしてよ!」
🚹「約束したでしょ?!」
👾「ごめんなさい・・・」
目の前で広げられたのは婚姻届
すごいな、こんなのまで用意してくれたのか
🐥「さっきも言ったでしょ」
🐥「ふっかは俺のなの」
普段、怖がりの癖にこういう時はかっこいい
男には届いてないみたいでずっと叫んでる
🚹「僕には辰哉くんしかいないんだよ!」
🚹「早く僕の嫁になって!」
👾「・・分かった」
このままじゃ埒があかない
止めてくる照を無視して婚姻届を受け取る
サインすれば嬉しそうに笑ってくれた
🚹「これで成立だね」
🚹「僕達のうさぎちゃん♡」
👾「そうだね、これからよろしく」
チラッと照に目を向けるときょとんとしてる
その顔がかわいくて笑ってると扉が開いた
👤「おはようございます」
🐥「おはようございます・・・」
まだ理解してないのか辿々しい挨拶
企画説明を受けるとその場にしゃがみ込む
🐥「最悪・・・」
👾「かっこよかったよ♡」
🐥「うるさい」
下唇を出して照特有の拗ね顔
かわいくてほっぺをツンツンしてみる
ぷいっと顔を背けられて吹き出してしまった
👾「チョコあげるから機嫌直してよ」
🐥「・・仕方なくね」
さっきまでのかっこいい照はどこいったのか・・・
このキャップが好きなファンも多いけどね
🐥「全員にやるの?」
👾「うん」
👤「誰が1番驚きそうですか?」
🐥「康二じゃない?」
👾「なべもありえるよ」
うちのグループはビビリが多いからね
でも見捨てる子達じゃないって信じてる
👤「OKです!」
許可が出て撮影は終了
スタッフさんにお礼を伝えて見送る
俺はこの後も一緒だけど一応ね
2人っきりになると思いっきり抱きしめられた
🐥「ほんとに心配した」
👾「ごめんね」
折れそうなぐらい強い力で抱きしめられる
変な男に好かれやすいの見てきたから余計にね
🐥「何回も言うけどちゃんと頼れよ」
👾「うん、分かってる」
照と阿部ちゃんには口酸っぱく言われてきたな
それでも頼れないのが俺なんだけどね
🐥「OA、みんなで見ような」
👾「うん!」
勢いよく頷いてしまって恥ずかしくなる
そんな俺を見て嬉しそうに笑ってくれた