テラーノベル
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クロバ国と戦う日まであと一週間弱となった。緊張はしない。みんなの実力を知っているから。
でも怖いものは怖い。
今まで一緒にやってきた兵士たちが死んでしまうかもしれないと考えるだけで鳥肌が立つ。
命をかけた戦争なのだから命が失われないわけが無い。相手も俺らも本気だから。
jp「ふぅ、」
あれからゆあんとうりの関係に発展はない、と思う。アイツらも訓練に必死なのかもしれない。
死なないために。二人の同じ目標を討ち取るまであいつらは死ぬ訳には行かないはずだ。
tt「じゃぱぱ。お疲れさん、大丈夫か?」
「最近ずっとなにかに悩んでるように見えるけど。」
jp「ん、大丈夫だよ。」
「みんなを信じていればいいんだから。」
「簡単だろ。」
tt「笑笑、じゃぱぱらしいなぁ、ホンマに。」
「──── ま、無理すんなよ。」
この幹閣は強い。今までとは訳が違う。
今までのヤツらが売った喧嘩、全部拾い上げて勝ってやるよ。小さなことじゃ『からぴち幹閣』の勢いなんて弱まらない。
コンコンコンッ
no「じゃぱぱさん。いいですか。」
jp「のあさん。いいよ入って。」
tt「ほな俺は出るわ。またあしたなー!」
no「また明日ー!」
no「あの、前にクロバ国は量で攻めてくる可能性があるって話しましたよね。」
jp「うん。したね。」
no「想定以上の量になるかもしれません。」
jp「どういう?」
no「クロバ国の輸入量が格段に増えてます。数字で言うなら50倍。」
jp「ごじゅッ!?」
no「これは、、、危ないですよ。」
jp「ッ……」
no「しかも、輸入品の多くは食料、そして」
「────近接武器です。」
jp「は、ってことは」
no「私たちが近接強いってこと知ってるんでしょうね。そしてそれに量で押し勝とうとしている。」
jp「やばい、、、」
no「最近、ゆあんくんとうりさんの関係、すごく気にしてますよね、じゃぱぱさん。」
「ヤバいんじゃないんですか。今のタイミングでうりさんに死とは行かずとも、大怪我されたら。」
jp「うん、困るな。」
no「ということで、私たちも輸入品に近接武器を多く入れときました。明後日頃には到着です。」
「こちらも量で行きますか?別の対策を考えますか?それは総統様にお任せします。」
「しかし、近接部隊隊長のうりさんに責任を負わせすぎないようにしてください。」
jp「ありがとう。のあさん。」
no「以上です。失礼しました。」
「あっ、さっきクッキー作ったんです。疲れてますよね、食べたらきっと元気になりますよ。頑張ってください、総統様。」
ガチャ
jp「はぁ、、、どうしろってんだ。」
とりあえず、のあさんはいつも通り勘が鋭い。そして気遣いが出来る。流石である。
さて、今すぐに兵士数は増やせない。だから、いざとなった時ように中間層の部隊の人間にも近接武器を渡しておくことにしよう。
そして、近接部隊の人間にはいつも以上の数武器を、、、でも倒されてしまった時のリスクを考えると、、兵士のレベルで分けた方がいいかもしれない。
そして、そして、そして、、、
──── ま、無理すんなよ。
たっつんの一言を思い出して俺の頭は一旦動くのを止めた。
ッッ……俺が倒れたら終わりだ。
── 今日は寝るか。
コメント
9件
jpttとjpnaのお互いの事をしっかり理解し合ってる感じ大好き~🥹🥹🩷毎回天才すぎて圧倒されてます..🙂↕️
jpさん無理しないでぇぇぇ😖😖😖総統様頑張りすぎないでください … 🥲 naちゃんの人物像と口調掴むのうますぎて流石👍🏻 危うい雰囲気なってきたけど続き楽しみにしてるね ~ ‼︎‼︎ ななせぴかさんも無理しないでね ‼︎‼︎
早くみれたーぁ!! jpさん無理しないで😿😿 naさんの総統様なんかすき 。。yaur出てなくても最高なの何!!