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実話の話

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実話の話

1 - 第1話

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2025年07月18日

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私は学校が苦手だ。

なぜなら、クラスの大体の人が私を「優等生」として扱うから。

他にも、自分で言うのも何だが、私はそれなりに絵が上手い。

そして、それもクラスの大体の人が私なら何でもかけるという思いを寄せる。

他の人は私がこれらのことにプレッシャーと感じていることに気づいていないと思う。

私は、そう言われるとプレッシャーなっちゃうんだよねって言えたら良いのにって何度も思った。

でも、私には言い出せる勇気がなかった。


ある日のお楽しみ会の準備中…

友達「何か上手く描けない…」

私「どうしたの?」

そう言い、私は友達を見るとお楽しみ会の説明につける絵に悩んでいたようだ。

友達「このキャラクター描きたいんだけど上手く描けなくて」

私「どこが上手く描けない?」

友達「ここが上手く描けない」

友達は描けないところを指差した。

私「そこ?」

私「そしたら、ここの輪郭にそって丸くカーブして…」

友達「あぁ!」

友達は分かったように描きだした。

私は、話を遮られたことにモヤッとしていると横から

友達「ねぇ、こうゆう感じ?」

と聞いてきた。

私は(もうちょっと丸くて良いんじゃないか。)

と思ったが、折角描き直したのにまた口を出されたら嫌だろうと思い、

私「うん!そんな感じ」

と言った。

すると友達は、

友達「うーん、まぁいっか!」

と言いそのあと私の方を見て言った。

友達「良いよねぇ、絵が上手い人は!」

私は、少しムカッとした。

こんなことでムカッとするなんて、

本人はは褒めているのかも知れないけど、

そう思いつつ、私は自分の気持ちを言ってみた。

私「私だって、元々絵が上手かった訳じゃない。」

私「ずっと練習してきたから今こんなに描けるようになったんだよ?」

すると

友達「へー、そうなんだ。」

と興味なさげに言った。

私は悪い事かもしれないが、何度も絵が上手くて良いねと言われると、

対して絵も描いて無いくせに羨ましいとか言うなやって思ってしまう。


私は学校が苦手。

そして、そんな事を考えてしまう私は大嫌いだ。





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