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stさん、raさんがログインしました。



「ぅ、ッッ♡は、♡?」


「ありゃ」


「……」


驚いた顔をしたスティーブ看守と無表情のリアム看守が立っていた。


「な…ッん、♡⁈」


「10番って、こんなことする子だったの?」


「ち、違っ…♡!」


慌てて首を振る。


「じゃあ、誰かにやらされてる?」


そうだと頷こうとしたら黙っていたリアム看守がスティーブ看守を手で制した。


「いやスティーブ」


「え?リアム看守長?」


じっと鋭い目が俺を見下ろす。


「自らの意思のようだぞ」


無意識に揺れていた腰を見られ、違うのに否定しきることができなくなった。


「……あー、本当ですね。なんだ、10番はこんな変態さんだったのか」


「俺も驚いたな」


ギシリとベッドが軋んだ。


「10番にこんな面白い趣味があるとはな」


低く喉で笑われ、羞恥で顔が熱くなる。


「ちが、ぃ゛ッ…ます…っ♡」


「違う?何が違うんだ」


「そうだね。こんなドロッドロにして」


「ひん゛ッッ♡?」


勃ち上がっているソレをスティーブ看守に弾かれる。


「10番はこんな玩具で満足なのか」


「そ、ぅじゃな…ッ♡」


「コレとかは?」


チェストの中からスティーブ看守が取り出したのは卵形のモノだった。


「遠隔使用っぽいですね」


「ここで使っても意味がないだろう」


「それもそうですね。こういうのって人前で使うのが定石か」


微振動するソレを俺のナカに挿れてきた。


「んッ、あぅゔ♡」


「この辺、かな?」


弱いトコロに当たるように固定される。


「〜!ひっ、や゛ぁあ♡♡!」


指を抜いたスティーブ看守はリアム看守に向き直った。


「ひとりで遊べる10番なら暫くソレでもいいだろ」


「そうですねぇ。俺らはどうします?」


「書類などの持ち込みはできなかったからな…。まぁ、10番が根を上げて俺らに乞うまで放置でいいだろ」


「わぁお、鬼畜」


「そういうお前も随分楽しそうだが?」


「あはっ、バレました?」


「ゃだっ♡ふぁあ゛!、…ッッ♡!」


ソレを取ろうとしたらリアム看守に腕を掴まれた。


「勝手なことをするな」


両腕を掴まれて手錠をかけられた。

勿論、ベッド柵に固定されて。


「⁈、なん、でっ♡⁈」


「言っただろ。暫くひとりで遊んでいろと」


ベッドから降りたリアム看守は壁に寄りかかって、ベッド脇に座るスティーブ看守と仕事の話をし始めた。


「ぅ゛ッッぁあ…♡!」


たまに振動の強弱が変わるのはスティーブ看守が操作してるようだ。

もどかしく感じたかと思ったら、待っていた感覚に身体が揺れた。

それを何度も何度も繰り返される。


背を向けているスティーブ看守の顔は見えない。

こちらを向いているリアム看守は時々、俺をちらりと見るが無表情を貫き視線をすぐ外していた。


「ひッ♡ァ、んンぅ゛うっ♡!」


その徹底した2人の突き放し方に、背筋が震える。


「ンん〜〜ッッ♡♡!」


「……ふっ」


「?、リアム看守長どうしたんです?珍しく笑ったりなんかして」


「見ろ、スティーブ。10番はどうやら筋金入りの変態のようだぞ」


腕を組んでいたリアム看守は親指を俺に向けた。


「んー?」


振り向いたスティーブ看守は一瞬目を見開いたけど、すぐに笑顔になる。


「ホントだ。俺たちに放置されてこんなにして…」


「お前に被虐嗜好があったとはな」


「そう言えば、キミのお仲間が10番のことドMだとか言ってたような」


ぺいんとたちはこっから出たら殺す。

そして俺は死ぬ。


「あぁ…、そういえばそんなことも楽しそうに話していたな。…なんだ、お前たちそういう関係だったのか」


違うと首を振る。

こんなこと誰にもさせたこともないし、自分でもしたことなんてない。


「ぁ、いつ♡らがッ!かって♡にいってる、だけ、だ…ッッ♡」


「格好がエロいとか、上着から覗く肩とか脇がエロすぎとか8番がよく言ってたよ」


「ん、なっ…♡⁈」


「確かに他の奴に比べれば防御力の少ない格好だな」


「ひぅ゛ぁあ♡♡!」


俺のナカで振動していたソレが外にも聞こえるくらいの音で震え出した。


「あ、ごっめーん☆」


「ひッ、ぁ♡ンあ゛ぁあ♡!」


「こいつが乞うまで放置と言っただろ。さっきから勝手に操作をするな、スティーブ」


「はーい、すみません」


ポイっとリモコンを床に投げたスティーブ看守はまたリアム看守に向き直った。


最大の振動でまた放置され、何回も軽くイく。


「ゔ〜〜ッッ♡♡!」


真剣な顔をして仕事の話をする2人が恨めしく、恥ずかしさも相まって涙が溢れてきた。


ふとそれに気付いたリアム看守が俺に近寄ってくる。


「泣いているのか?10番」


「え?」


振り向くスティーブ看守がきょとんと首を傾げた。


「俺たちにどうにかして欲しいか?10番」


コクコクと壊れた人形のように頷く。


「では、お前のナカにあるソレを出せ」


「?、♡…へ…ッ♡?」


「手を固定されてる、その状態でナカのモノを出したらお前が望むようにしてやろう」


「リアム看守長もなかなかマニアックな…」


「なんだ」


「ひぇ、…ナンデモナイデス」


睨まれたスティーブ看守は背筋を伸ばした。


「…どうする?10番。俺たちはそのままでも一向に構わんが、お前は嫌なのだろう?」


「10番が思う以上にたくさん甘やかしてあげるよ?」


「囚人を甘やかすな。だからお前はあいつらに舐められるんだ」


「すみません…」


「で?このまま永遠にひとりで遊ぶか。俺たちに遊ばれるか」


ぐらつく天秤。

手を使わずに自分で出すなんて、そんな恥ずかしいこと出来るわけないのに。

それなのに、


「「!」」


「ぅ♡んッんン──ッ♡」


お腹に力を入れて、ナカのモノを出そうとする。

ゆっくりと振動するソレが下に降りていく。

時折、戻ってこようとして別のトコに当たり声が上がる。


「……」


「……」


黙って見下ろす2人に背筋がまた震える。


「ぁ、ンはッ…♡♡!」


出て行ったソレはベッドの上で小刻みに震えていた。


「ははっ、この変態が♡」


「10番は可愛い変態さんだね♡」


「らしたッ♡じぶ、んれ、だせまひたぁ…ッッ♡♡」


「いいだろう。俺たちが遊んでやる」


嬉しくて笑うと2人は目を見開き、人の悪い笑みを浮かべた。

目を見開くリアム看守なんて珍しすぎてそれでさえも嬉しく背筋が震える。


「これは素だな」


「天然かぁ。そりゃ、8番たちがあんだけセコム発動させるのも分かりますわ」


リアム看守らしく制帽と外した手袋はチェストの上に置いていた。

スティーブ看守もそれに倣って手袋をチェストに置いた。


「リアム看守長、手錠はもうよさそうですよ」


「そうだな。もう逃げたりはしないだろう」


カチリと小さな金属音がして腕が楽になる。


「こっちの方がやりやすいしな」


「はゃ、く…っ♡」


スティーブ看守の看守服の裾を引っ張る。


「欲張りさん♡」


「ほら、10番。スティーブに奉仕してやらないとな?」


四つん這いにされスティーブ看守の脚の間に顔を埋めさせられた。


「はぃ…ッ♡」


スティーブ看守のベルトを手間取りながらも外して、ズボンのジッパーを咥えて下す。


顔に当たるソレはとても熱くて硬い。


「♡♡♡ッ」


ソレを口に含むと、びくりと口内で震えた。


「んっ♡ふぅ…ッッ♡」


分からないなりに舌や手を使ってスティーブ看守に奉仕をする。

どこが気持ちいいのかは同じ男だから分かるけど、如何せん口淫はしたことがないから不安になる。

おずおずとスティーブ看守を見上げると眉を寄せて俺を見ていた。


「♡!」


目が合うと頭を優しく撫でられる。


「じょーず♡」


それが嬉しい。

必要とされてるような感じがして、承認された気がして。


「可愛いね、10番♡」


「んンッッ♡」


もっと褒めて欲しくて、必死になる。


ただ、必死になって気付かなかった。

腰に手を添えるリアム看守に。


「俺のことを忘れていないか?」


密着され、耳元で低く囁かれる。


「ッッ♡♡!!」


あ、と思った時には柔らかくグズグズになった俺のナカはリアム看守の硬く熱いモノで貫かれていた。

口が離れそうになった瞬間、頭を押さえられ喉奥にスティーブ看守のモノが当たる。


「!!ッ〜〜♡────っづ♡♡♡!!!?」


「離しちゃダメだよ、10番♡?」


「奉仕上手だな?10番は♡」


ぐりっとナカを抉られるようにして突き上げられる。


「ん゛ぅゔ♡♡♡!」


「俺の方も手ェ止めちゃダメだよ。折角、褒めたのに叱ることになるよ」


ぐっと喉奥がきゅっと締まる。


「ん♡上手だよ♡」


リアム看守に腰を掴まれ、尾骨を押された。


「ふ、ゔぅッッッ〜♡♡!」


力が一気に抜けて腰が高く上がった格好になる。


「こんな風にされてるのに悦ぶなんてなぁ♡?」


「ホント、10番は変態さんだねぇ♡?」


「ッッッ〜〜♡♡!」


そう言われてぐっと上も下も締まった。


「っ、つ」


「く、っ」


「ぷぁッッ♡♡」


口のナカと後ろのナカに熱いのが注がれる。

飲みきれなかったモノは口の端から溢れ、勿体無いと舐め取った。


「んっ♡はーッ♡はぁっ♡♡」


こぽりと音がして太ももにリアム看守の出したモノが伝う。


「ぁ♡もったいなぃ♡」


伝うソレを後ろに戻そうと指を這わせ、ナカに入れる。


「んん〜ッ♡」


「…ここまでとはな」


「俺たちにやりすぎちゃいました?」


「いや、元々の素質だろう」


「…それもそっか!」


「ぉれ、♡ッ…へんたぃ、♡?なの…ッッ♡?」


肩を引っ張られてさっきと向きが変わる。


「そうだな。お前は生粋の変態だ♡」


今度はリアム看守のモノが喉奥に入ってきた。

カタチの違うソレに身体が悦んでいる。


「天然の変態さんだよ♡」


ナカにスティーブ看守のモノが入る。

当たり方が違うからソコが嬉しがっていた。


「〜〜〜ッッッッ♡♡♡!」


「ほら喜べ、10番♡ずっと遊んでやるからな♡」


「俺たちが10番に付き合ってあげるからね♡」


認めたくなかった自身の本質が出てきてしまい、開けちゃいけない扉を開けてしまったことにすら悦ぶ俺がそこにはいた。

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