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もりたか家
mrtk「…….」スタスタ
静かに廊下を歩き、2人にバレないようにする
父「なんでそんなことも出来ないんだ!!」ガシャーン
今日はリビングの扉が閉まっていたからよかった
もし開いてたら俺の存在がバレて俺も殴られてたかも……
早めに階段を登り自分の部屋に入った
ーもりたかの部屋ー
怖い
毎日怪物たちが俺を襲ってくるんだ
もう辛さと逃げられない苦しみでおかしくなりそうだ
でも大丈夫。俺には薬がある
別に怪しいものなんかじゃない
ただの市販薬メジ○ン
メ○コンを20錠以上飲んでから1時間待つだけ
たったこれだけで楽しくなる
ふわふわしてくらくらして…….
でも最近は20錠でも足りないのかただ気持ち悪くなって
吐くだけ
だから今回は贅沢に2箱!
mrtk「〜♪」パチパチ
薬を1粒1粒丁寧に取り出す
中に入ってる説明書みたいなんはすぐにゴミ箱に捨てる
ゴクッ
あとは1時間待つだけ
〜1時間後〜
mrtk「…….あ」
効果出てきた
俺は効果が出ると力加減も視界もおかしくなる
結構前に効果出てきてる時にリスカしたらどうなるんかやってみたことがある
酷くて酷くて…….楽しかった
左手は真っ赤で、床は血がたれて
今でも傷跡が残ってとても人には見せられない
カチカチ
カッターの準備をする
ザシュッ
ザシュッ
そういえば太ももにもやってみたかったんだよな
ザシュッ
ザシュッ
ザシュッ
ポタポタ
血がたれてきた
でももうそんなの気にしてはいられない
ふと我に返った
効果が切れたみたい
早めに後始末をしてさっさと寝よう
〜その頃のシャオロン〜
sha「…….」
俺には家と呼べるところはない
だから俺は適当に街をフラフラしたり、路地裏で寝たりする
今日も学校からそれほど遠くないマンション付近を歩く
ニャーン
黒猫だ
首輪もないし野良かな?
でも毛並み良いし…….
???「あっ!ちょっとまってや!!」タッタッタッタッ
突然誰かが走って来て猫を抱いた
???「もう居なくなったんかおもたわ…….」
???「あれ?その制服…….」
そいつは俺を見てそう言った
俺はいつもは制服に帽子を被ってる
部活では大体ユニフォームを着てる
まぁ部活と言ってもただ雑用させられたり殴られたりするだけなんだけど…….
???「あんたアッチラヘン中学の奴?」
sha「まぁ…….」
???「お前何組?」
sha「えっ…….い、1組…….」
突然聞かれてつい答えてしまった
???「ワイ2組」
sha「????????」
えっ誰
???「あっすまん自己紹介まだやったな」
shp「ショッピっていうで」
shp「ワイはぶっちゃけ不登校なんやけど…….」
sha「ちょっと待って?どういう事?」
sha「なんで急に話しかけてきたん?」
shp「なんか前から俺ん家の周辺で夜ずっと歩いてるヤツおるなーって思って」
shp「気になって見てたら同じ中学の生徒だし名札の色俺と同じ1年だし」
shp「なんかすごい怪我してたし…….」
shp「もしかしたらこいつも…….って思って」
自分の家ってことはここのマンションに住んでる?
そんなことを思いながらショッピの洞察力に驚いた
sha「こいつもってことはショッピもしかして…….」
shp「まぁね」
sha「マジか…….」
もしかしたらもりたかとも気が合うかも
同じ学校ってことは休み時間とか一緒に遊べるかも
学校も少し楽になるかも
もりたかとは放課後しか会えないけど学校でもあえるかも
友達になってくれるかも…….
sha「あのさ…….」
shp「?」
言おう
もりたかの時みたいに
よろしくって、友達になろって
sha「…….」
あれ?なんか言えない
もりたかんときは普通に言えたのに
そういや最近いじめ酷くなってきたな
もしかして俺人怖くなったんか?
shp「あっそうだ、話奪うみたいで悪いんやけど…….」
shp「友達にならん?」
sha「う、うん」
よかった
友達になってくれた
sha「てかいきなりで悪いんやけど……なんで不登校なん?」
shp「なんか俺空気読めんくて変な事言うんよね」
shp「それでみんなの空気悪くなるくらいやったら自分から居なくなった方がいいかなって」
sha「あのさ…….それ聞いたあとで悪いんやけど」
sha「明日学校いかん?」
shp「すまん無理や」
sha「じゃ、じゃあ放課後の時校門前に来てくれんか?合わせたい人がいるんやけど…….」
shp「うーん…….まぁそれならギリおけ」
ー翌日ー丘の公園入口
sha「こっちこっち!」
俺は手招きでショッピを呼んだ
もりたかはもう居る
shp「おん…….」
少し不安そうな返事をしたあと
もりたかとショッピが対面した
shp「えと…..は、はじめまし…….」
mrtk「あ!お前…….」
mrtk「ショッピ!?」
sha「…….え?」
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