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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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第3話 あれって、〇〇君だよね

色々あって、放課後

笑美|(疲れた。いくらなんでも皆話しかけすぎ、何がいいか分かんないし。私に話しかけるなんて時間の無駄でしょうに。まぁ何でも良いか。少しでも早く帰りたい。 )

矢巾|もう帰るのか?

笑美|(え、話しかけんの?面倒くさ、)どうしようかなって悩んでたところだよ~、部活の見学行こうかなって思ったりもう帰宅部でいっかなと思ったりねぇ。

矢巾|そうなのか!帰るなら気をつけて帰れよ~

笑美|ありがと〜う!(◍ ´꒳` ◍)👋✨

笑美|(一応見学だけでも行こっかな、)

スタスタ(((((*´・ω・)

~廊下~

??|あ!笑美姉ちゃん!

笑美|(誰だよ、うるさいな、ん?あれって! )勇太郎君!?

金田一|久しぶりだな~、元気にしてた?

笑美|久しぶり~。懐かしいねぇ、小学校で私が転校して以来だよね!(*´▽`*)

金田一|どこいったのか不安だったんだよ

笑美|そうなの~?いや~、実は東京のほうに行っててね~!(*´▽`*)

金田一|東京!?、スゴ…ってごめん!部活に行かないと行けない時間だわ、また明日会おう~!

笑美|りょーかい~、頑張ってね!👋✨

金田一|ε≡≡\( ˙꒳˙)/シュタタタタ

笑美|(まさか、勇太郎君に会うとは…でもやっぱり本音で話せるのは勇太郎君だけ。私だって変わらないといけないのに。あの出来事さえ無かったら、)


~回想シーン~

??|おい!何してたんだ、遅いからなぁ躾なおさないとなぁ(ˆωˆ  )フフフ…

笑美|やめて!!ヴッッ、

??|やめて!!って言われて止めるやつが居るかよ笑笑おい💢何か言えよっ!笑

笑美|(そっか、私は無力だ。何を言っても意味なんてないんだ。何も出来ない。勉強だって、運動だって苦手だし。好き嫌いだって多い。お父さんがこうなったのはきっと私のせいなんだ。)(  •̥╶ •̥` )

お父さん|ん?泣いてんのか?おもしれぇ、スマホどこ置いたっけなぁ、笑笑こんな顔写真撮らないとなぁ!!

笑美|(  °-°  )

あれから私はしばらく表情が変わらなかった。気持ちなんて無力で意味が無いと思っていたから。いや、むしろ邪魔だったから


笑美|(あ、ヤバい。これトラウマだわ、多分。転校初日に何してんだろ、私はあれから何も変われていない。あぁ、やっぱりダメなんだな。)

いつの間にか私は呼吸が浅く、速くなっていたらしく、目覚めた時は天井が真っ白な部屋だった。

無力という言葉を他の人より少し知っていた少女。

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