「また派手に喧嘩したね。」
「うるせ。」
登校途中、傷だらけの一護に声をかける彼女。名前は凰弥。
「今日も隠れて見てたんだろ。」
「見てたというか、様子見??」
凰弥はたまに加勢する。それがまた強い。
「今日のは雑魚だったじゃん。」
実は一護より凰弥の方が強いんじゃないか説が広まりつつあった。
「じゃ、次にピンチの時に!!」
友達を見つけた凰弥は一護を残して走っていった。
「(今日はこんなもんか…。)」
その日、夜の虚退治を切り上げ戻ろうとすると微かな霊圧が。
「(一瞬すぎて掴めなかった!!)」
その場所に向かうも、全く何も感じなかった。
「凰弥…??」
ある日の学校終わり、浦原商店に入っていく凰弥の姿が。
「何やってんだ??」
「なにって、お菓子買いに。」
「黒崎サン。お知り合いでしたか。」
「知り合いっつーか…。よく1人で入れたな。」
「ここ、珍しいお菓子いっぱいあるんだよ??」
と怪しいパッケージのお菓子を爆買いしている。
「お腹壊すなよ。」
「失礼なこと言いますね。」
「その時は、君のところで診てもらうよ。」「それは勘弁。」
「えー。」
「じゃあ帰るわ。」
「何も買わないの??」
「買わねーよ。」
「そ。じゃあね。」
凰弥は浦原と猫化中の夜一に手を振って、一護と店を出た。
今日こそ裏ボス、討ち取ってやらぁ!!
いきなり絡まれた。いつもの事である。
「裏ボスじゃないけど。返り討ちにしてくれる!!」
構えた瞬間、凰弥は不良を倒してしまった。「さ、行こ。」
「お気の毒に…。」
一護は思わず同情して、凰弥と並んで歩いた。
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