~地上~森の奥深くの花畑
私は地上の森の中に降りて、寝転がる
私「…暖かいな」
[サ〜]
私「風吹いてる…心地がいいな…寝よ」
~昼一時頃~
主「森の奥まで来ちゃった… 早めにベリアン達の所に戻らないと…ん?誰か寝てる?」
私「…すぅ…すぅ…」
主「天使?!ベリアン達に知らせないと!」
[ザッザッザッ]
べ「主様、此処に居ましたか!」
主「あ、ベリアンいい所に!」
べ「どうかされましたか?」
主「此処に天使が居るの!」
べ「天使ですか?!何処にいますか?」
主「こっち!」
[ザッザッザッ]
私「…すぅ…すぅ…」
べ「?!何時もとは違う天使ですね…」
主「ベリアン、どうする?」
べ「とりあえず捕らえて研究等に使う事にします。」
主「うん。」
~数分後~
べ「後は運ぶだけですね。さぁ主様 帰りましょうか。」
主「うん。」
~細かい所も含め五時間後~
[ガシャン]
私「ん…?!」
べ「…」
私「…此処は一体」
べ「起きたのですか。」
私「…」(狭い…出たい…こんな狭い場所嫌)
べ(新しい天使でしょうか…)
私「狭い…暗い…こんな場所嫌…出して…」
べ(私達のように話す事ができる…)
私「嫌…嫌だ…出たい…出して…」
[ガンッ]
べ「?!」
私「出たい…こんな狭い場所嫌…縛られるのは嫌い…」
[ガンッ] [ガンッ]
べ「誰か呼んで制御しなければ!」
[タッタッタッ] [ガチャ]
私「嫌…出たい…」
[ガンッ]
私「出られる…」
[キィー…]
~研究部屋~
私「何処なのでしょうか…」
[ガチャ]
~廊下~
私「広い…」
[ダッダッダッ]
私(後ろから…)
[ガキン]
ナ(私の気配に気付かないはず! 扇子が武器に変わった?!…それにビクともしない…)
私(前からも気配がします…成程挟み撃ち)
[ガキッ]
ラ「クフフ♪天使の癖にやるんですね。」
私(この力の程度対抗できます…)
主「ま、待って!」
ナ「いけません、主様!」
ラ「私が壊して主様を守るので下がって ください♪」
私「…」(中々に邪魔ですね…)
[ガコッ]
ナ「ウッ…」
ラ「クッ…」
私「…」(私は帰りたいだけなのに何故邪魔されるのでしょうか…)
主「ね…ねぇ…天使さん」
私「?」
ナ「主様、近づいてはなりません!」
主「天使さんは私の事攻撃する?」
私「何故攻撃する必要が有るのですか?」
ナ「え?」
私「私はあの心地がいい場所で寝ていたいだけなのに何故私は 捕まったのでしょうか…」
主「攻撃…してこないの?」
私「私が動くのは同族の羽を食べる時や 私を攻撃して来た時以外動きません。」
ナ「共食い…?」
私「此処が何処かは分かりませんが、私を帰らせては頂けないでしょうか。」
コメント
2件
コメントありがとうございます!第一話は見られましたか?
なるほど…かっけぇ〜!!!!