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天使の私は主に拾われて   気に入られる

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天使の私は主に拾われて 気に入られる

2 - 第二話 捕らわれる 自我を持ち攻撃しない天使

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2024年04月20日

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~地上~森の奥深くの花畑

私は地上の森の中に降りて、寝転がる

私「…暖かいな」

[サ〜]

私「風吹いてる…心地がいいな…寝よ」

~昼一時頃~

主「森の奥まで来ちゃった…                  早めにベリアン達の所に戻らないと…ん?誰か寝てる?」

私「…すぅ…すぅ…」

主「天使?!ベリアン達に知らせないと!」

[ザッザッザッ]

べ「主様、此処に居ましたか!」

主「あ、ベリアンいい所に!」

べ「どうかされましたか?」

主「此処に天使が居るの!」

べ「天使ですか?!何処にいますか?」

主「こっち!」

[ザッザッザッ]

私「…すぅ…すぅ…」

べ「?!何時もとは違う天使ですね…」

主「ベリアン、どうする?」

べ「とりあえず捕らえて研究等に使う事にします。」

主「うん。」

~数分後~

べ「後は運ぶだけですね。さぁ主様          帰りましょうか。」

主「うん。」

~細かい所も含め五時間後~

[ガシャン]

私「ん…?!」

べ「…」

私「…此処は一体」

べ「起きたのですか。」

私「…」(狭い…出たい…こんな狭い場所嫌)

べ(新しい天使でしょうか…)

私「狭い…暗い…こんな場所嫌…出して…」

べ(私達のように話す事ができる…)

私「嫌…嫌だ…出たい…出して…」

[ガンッ]

べ「?!」

私「出たい…こんな狭い場所嫌…縛られるのは嫌い…」

[ガンッ] [ガンッ]

べ「誰か呼んで制御しなければ!」

[タッタッタッ] [ガチャ]

私「嫌…出たい…」

[ガンッ]

私「出られる…」

[キィー…]

~研究部屋~

私「何処なのでしょうか…」

[ガチャ]

~廊下~

私「広い…」

[ダッダッダッ]

私(後ろから…)

[ガキン]

ナ(私の気配に気付かないはず!              扇子が武器に変わった?!…それにビクともしない…)

私(前からも気配がします…成程挟み撃ち)

[ガキッ]

ラ「クフフ♪天使の癖にやるんですね。」

私(この力の程度対抗できます…)

主「ま、待って!」

ナ「いけません、主様!」

ラ「私が壊して主様を守るので下がって  ください♪」

私「…」(中々に邪魔ですね…)

[ガコッ]

ナ「ウッ…」

ラ「クッ…」

私「…」(私は帰りたいだけなのに何故邪魔されるのでしょうか…)

主「ね…ねぇ…天使さん」

私「?」

ナ「主様、近づいてはなりません!」

主「天使さんは私の事攻撃する?」

私「何故攻撃する必要が有るのですか?」

ナ「え?」

私「私はあの心地がいい場所で寝ていたいだけなのに何故私は                              捕まったのでしょうか…」

主「攻撃…してこないの?」

私「私が動くのは同族の羽を食べる時や  私を攻撃して来た時以外動きません。」

ナ「共食い…?」

私「此処が何処かは分かりませんが、私を帰らせては頂けないでしょうか。」

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