TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

水華)…快斗……

快斗)お水飲む?

私は今あの人母親の悪行を目の当たりにして…他の4人が今あの人母親と男の人を抑えている

水華)…うん、ちょっと…飲みたい……

快斗は私の手を軽く引っ張って「近くにコンビニあったから行こ」と声をかけられ私はそれについて行く

水華)…

快斗)母親に頼られることで自分の自己肯定感を上げていたんだろうね

快斗は私の頭を撫でながら私を強く抱き締めた

水華)…快斗、私怖いよ……あの人が…あの人を信じていた自分が憎いよ…客観視されなきゃこういうのってわかんないんだね……

震える手で強く強く…抱き締めると快斗は私の頭を優しく撫でた

水華)…私…あの人と同じなのかな……

快斗)…違う、何もかも全部違うよ、水華は水華、お母さんじゃない

快斗は私の頬を撫でながら唇を重ねてくれた

水華)…快斗……私はあの人じゃない……?

快斗)全く違う、1番違うのはちゃんと家事ができて自分で金を稼げるじゃん

その言葉がいちばん嬉しかった

確かに、違う所はある…細かい所が…そしてとても大きい所が…「全く違う」この言葉が私にはとてもよく響いた…

水華)…ありがとう…すっごい嬉しいよ……

涙を流しながらお礼を言うと「彼女が彼女の母親だろうと泣かされてたら嫌だからね自分で泣かすのは好きだけど」と喜んでいいのかよく分からないことを呟いた

水華)お水買いに行こ?

快斗)だな









私たちが水を買いに行っている間には家の前にパトカーが止まっていた

水華)…金銭的DVの証拠は私の通帳とあの人の通帳を照らし合わせればわかる…

家の中に入ると汚い奴らが警察に取り調べを受けていた

私が家の中に入り部屋の中に入ると汚い奴らが私の胸ぐらを掴んだ

それを見た瞬間、まだほんの少しだけ残っていた愛情が完全に消え失せた

水華)…離せ、人の皮を被ったクズめ

お母さん)あ、あなた!なんて事を!

水華)私はてめぇの娘じゃねぇ、離せ、クソ野郎

胸ぐらを掴んでいる手をギリギリと音が出るぐらいに掴むと女は手を離して手を抑え始めた

水華)えーっと、私が酷く扱われてた証拠だっけ…まぁ、今のでも十分暴行になるけど…これでいいのかな

私の通帳とあいつの通帳を出すと警察は通帳を開いてくと私の通帳に入っている「ヨウイクヒ」という欄には私とあいつの金額が全く違った

養育費は私とあいつで一応共有をしていたのだが…私の方は全く手を付けずあいつの方は1日5万のレベルで使っていた

水華)私とこの人は養育費を共有していたんです、私の方は見ての通り全く手をつけていません、養育費はきっとこいつのブランド品で消えていったでしょうね

あいつを見るとブランド品で身を包まれていた

水華)あとは私の給料を根こそぎ奪って行きました、ほら、ここ…私の給料と書かれていますよね?これ私の給料です

警察)…ちょっと署へご同行願います

そう警察の人に言われあいつらは連れていかれた

水華)…よし!やることはやった!誰かお家泊めて〜って、え、何その顔…く

全員)いや…強いなぁと……

水華)??

その後、私は一人暮らしなうの秀一の部屋にしばらく居候という形でお邪魔させて貰った

秀一の部屋

水華)部屋綺麗だね〜

秀一)仕事柄危ないものとか多いから明らかに危ないやつは触るなよ

水華)さすがに銃を勝手に触るほど危ない女じゃないよ笑

家から持って来た着替えとメイク等などを1式床に置く

水華)どこに荷物とか置けばいい?

秀一)そうだなぁ…俺の寝室?今はマンションの一室を借りてるからな…他は俺の荷物でいっぱいだし

水華)ん〜…じゃあ寝室に置こうかしら

荷物を持って「寝室ってどこ〜?」と声をかけると案内をされ荷物を寝室に置く

水華)寝るところは…私はソファでいいや

秀一)??ベッドで普通に寝れるぞ?

水華)そう?ならいいや〜

秀一)(こいつ…本当に警戒とかしねぇんだな…)

その後お風呂に入らせてもらい着替えをした

水華)秀一〜ごめんねぇありがと〜

秀一)いや、結構だ、寝るなら先に寝ててくれ

水華)はーい

のそのそとベッドに上り壁の方ですよすよと寝始めた






秀一サイド)

俺は今仕事をしているのだが…



水華)んぅ…スゥ…スゥ…

彼女が呑気にベッドで寝ている…

秀一)(確かに寝ていいと言ったが…いやまぁ、俺の部屋で何回も泊まってるし落ち着いて寝れるのかもしれないが…よく寝れるなほんとに)

てっきり寝れずにベッドの上で大人しくしてるのかと思ったが全く違った…普通に気持ち良さそうに眠り始めた

いや、まぁ確かに何回も寝てるのは見てるが…1:1でよく寝れるな…女1に男5で寝れるのも凄いが一応は男が大勢いる中で寝るんだぞ…

水華)シュピィー…シュヤァー…

秀一)…寝顔を見てるとこっちまで眠くなるな…

パソコンで仕事の要件を片付けている途中で何故か俺は目の前が真っ暗になった

私の周りには面倒臭い人達しか居ません

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

45

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚