コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「始まりました! 首脳会議! Vol.2!」
「お? 今回は誰が相手なんだ?」
「群を抜いてこの僕…………リオン・キルロンドさ!」
「流れ的にリリムかと思ってたけど、リオンか! 大抜擢だな! ドラ○ンボールのヤ○チャみたいな解説キャラになってたもんな!」
「ヒノトくん…………そこは、博識だと考えてくれると嬉しいんだけど…………。まあいいや…………。今回は、登場人物も増えてきたから、一覧にした上で、この博識の僕がヒノトくんの為に解説していこう!」
◇DIVERSITY
ヒノト・グレイマン / 前衛 / ソードマン
陽飛剣・魔力弾 / 魔力豪弾
リリム・サトゥヌシア / 中衛 / ?
闇魔法・彼岸 / 影縫
リオン・キルロンド / 中衛 / ガンナー
水放銃魔法・水針 / 水葬
水魔法・濁流
グラム・ディオール / 後衛 / シールダー
岩防御魔法・岩陰
岩魔法・砲岩
「まずは僕たちのパーティ、DIVERSITYだね! 魔法も様々増えて、みんなやる気満々だったね!」
「そういや、リリムの職業ってまだ決まってないの?」
「うーん……そうだね。リリムちゃんの場合、魔族で闇魔法を扱うから、難しいところなんだよね……。まあでも、明確な申請がなくても、ブレイバーゲームには参加できるから問題ないかな! 上級職を選ぶまでに決められれば、と言う感じだね! それよりも、ヒノトくんの “魔力豪弾” すごくかっこよかったね!」
「ああ、鉄の剣の時はぶっ壊れちまったけど、ブレイバーゲームの剣なら壊れないからな! 咄嗟に思い付いて、手足だとそのまま自分諸共壊れちまうくらいの威力も、剣伝いなら出せると思ったんだ!」
「そうなると、これからはエネルギー体の剣、サイバーソードあり気の鍛錬の方がいいかもね」
◇KINGS
レオ・キルロンド / 前衛 / ソードマン
雷鳴剣・稲光 / 迅雷 / 雷柱
ルーク・キルロンド / 中衛 / メイジ
草魔法・ショット
シグマ・マスタング / 後衛 / シールダー
岩防御魔法・ブロックゲート
ファイ・ソルファ / 後衛 / ヒーラー
岩魔法・ロックメンド
「次はレオのパーティか! やっぱり、最初に出場した風魔法の奴は本メンバーじゃなかったんだな!」
「そうだね、カナリアが魔族に洗脳されてることを知り得ていて、草魔法の存在を隠したかったんだろうね」
「草魔法はエルフしか扱えないんだよな? 特殊な属性ってのは分かったけど、ルークの存在って公にすらなってないよな? 王子とは思えなかったぞ」
「そうだね、込み入った事情があるんだけど、ルークは正式な王候補になれないんだ。別にお父様も隠し立てしてる訳ではないけど、ルークの性格上、自分から表に出て来なかった、と言うのが正しいかな」
「そういや、激化反応ってなんなんだ!? すっげえ、威力だったけど!?」
「あー、そうだね…………。少し難しいし、エルフ族と交流があればもう少し深く知れるだろうから、まずは “雷と草で威力の高い激化が起こる” とだけ、取り敢えず今は頭に入れておこう! 二幕は他にも魔力反応が多く出ていたからね!」
◇風紀委員
リゲル・スコーン / 前衛 / ソードマン
炎魔剣・鐘楼 / 劫火 / 烈焼 / 陽炎 / 業火
カナリア・アストレア / 中衛 / ウィザード
雷洗脳魔法・ブラインド
雷攻撃魔法・グロウサンズ
シャマ・グレア / 中衛 / メイジ
炎魔法・ヒードグラウンド
キャンディス・ウォーカー / 後衛 / シールダー
雷防御魔法・雷衝陣
「お! 次はリゲルが入った風紀委員か! リゲルの奴、一人だけめちゃくちゃ魔法使ってたな…………」
「アハハ……あの大罪人 スコーンから引き継いだ剣術魔法だから、会得自体は多くしていたんだろうね……。でも、自我がある状態で使ったのは、一幕でレオの攻撃を消滅させた “鐘楼” 、カナリアを守る為、ヒノトくんの前に現れた “業火” 、そして、最後の最後に魔族に対抗する為に己の皮を破った “陽炎” の三つだろうね」
「そういや、なんでカナリアから洗脳を受けてると、普通に魔法が使えるんだ? 自分でやると暴走するとかなんとかって聞いてるけど…………」
「それはね、“魔族の力” という部分が大きい。魔族の力は人間には扱えない。でも、それが経験値も未熟な少年の中に芽生えてしまった。だから、魔族の力に自分の身体や理性が追い付かず、暴走してしまうんだよ。でも、カナリアの洗脳状態にあれば、そもそもの理性というものが無い状態となる。カナリアもよく考えたね…………」
「そういや、最後はカナリアとリオンで感電? ってのを起こしてたよな。連携もいい感じだったし」
「アハハ……カナリアとは、昔、仲が良かったんだ。雷と水の “感電反応” は、そこに触れたシールドの張っていない者全てを痺れさせることができる。相手に感電反応をさせて、中距離攻撃の得意な二人で牽制…………なんてことを二人でよく話していたよ」
「じゃあ、リオンとカナリアは、いい仲間でいいライバルなんだな!!」
「ヒノトくん…………!」
◇SHOWTIME
ソル・アトランジェ / 前衛 / メイジ
風攻撃魔法・舞羽 / ドライブスカイ
ルルリア・ミスティア / 中衛 / メイジ
風支援魔法・風来坊
ロス・アドミネ / 中衛 / メイジ
風魔法・風位一体
グロス・ラドリエ / 後衛 / シールダー
岩防御魔法・断崖
「最後は、ソルくんのSHOWTIMEだね!」
「あー、あの独特の喋り方が多い奴らか。なんか、アイツらのファン? みたいな奴が多いよな…………」
「目立ちたがりの人たちだからね…………。でも、実力は十分…………無駄のない編成で、レオのパーティと並ぶ実力派パーティだよ…………!」
「そういや、全員で前衛みたいに突っ込んでたけど、相当自信がなきゃ出来ないよな…………」
「そうだね。確かに、彼らはパーティ名なだけあって、観客の盛り上げまで考えている。でも、もし相手が自分たちの実力と拮抗してると分かった時、彼らの真価が見られるはずだよ…………!」
「へぇ…………! 尚更、公式戦が楽しみだ…………!」
◇魔族軍
四天王 雷の使徒 セノ=リューク
「あんの魔族の野郎〜〜〜!!! 次は必ずコテンパンにしてやる…………!!」
(すごいボロボロにされてたのに、よくそんな前向きに考えられるなぁ…………)
「つーか、この魔族? いや、四天王ってのをすげぇ強調してたけど、あの特殊なシールドはなんなんだ?」
「ああ、僕も現物は初めて見たけど、あれは魔族軍の中でもトップクラスの兵士にのみ与えられる “特殊な属性魔法を刻まれたシールド” だね」
「属性魔法を刻まれたシールド?」
「そう、本来シールドとか、魔族の使う防御魔法は、“結界魔法” というものになる。ただ、結界魔法は反魔法属性もないし、僕たちの使う防御魔法も、攻撃を与え続けたり、高威力の攻撃には成す術もない。ただ、あの特殊な属性魔法のシールドは、常にあの魔族、セノの身体を覆うように纏わり付いている。レオが攻撃できなかったこともそれが理由なんだけど、攻撃力なんて関係なく、弱点属性でしか削ることができないんだ」
「マジか…………取り敢えず勝ちたくてリリムに弱点属性聞いてみたけど、そんな厄介だったのかよ…………」
「そうだね…………だから、リリムちゃんの闇魔法で炎魔法を隠して削ったヒノトくんの咄嗟の作戦は、あの時一番いい判断だったはずだ。咄嗟の勘だったのかも知れないけれど、君の実力は確かに成長しているね!」
「よーし! 次は三幕! 公式戦だー!!」
「公式戦の舞台は、学寮の闘技場だから、僕たちが移動とかは特にないけど、他の学校の選りすぐりのパーティが集まるからね! 頑張っていこう!」
――
*職業一覧
ソードマン:剣士
シールダー:盾士
ガンナー :銃士
メイジ :魔法使い
ウォーリアー:重装士(上級職)
ファイター :拳闘士
ウィザード :攻撃系の魔法使い(上級職)
クレリック :回復系の魔法使い(上級職)
*簡易キャラ紹介
ヒノト・グレイマン(16歳):ソードマン
リリム・サトゥヌシア(16歳):? / 闇
リオン・キルロンド(18歳):ガンナー / 水
グラム・ディオール(17歳):シールダー / 岩
レオ・キルロンド(16歳):ソードマン / 雷
ルーク・キルロンド(17歳):メイジ / 草
シグマ・マスタング(17歳):シールダー / 岩
ファイ・ソルファ(16歳):ヒーラー / 岩
リゲル・スコーン(16歳):ソードマン / 炎
カナリア・アストレア(18歳):ウィザード / 雷
シャマ・グレア(17歳):メイジ / 炎
キャンディス・ウォーカー(17歳):シールダー / 雷
ソル・アトランジェ(18歳):メイジ / 風
ルルリア・ミスティア(18歳):メイジ / 風
ロス・アドミネ(18歳):メイジ / 風
グロス・ラドリエ(18歳):シールダー / 岩
魔王軍 四天王 雷の使徒 セノ=リューク : 雷