テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
attention
政治的意図なし
又、戦争の賛美、他の国の差別的意図なし
人名表記
エミリーちゃんブチ切れてます
ちょっと病みかも…?
それでもいい方、
どうぞ。
戦争が終わったのは良いものの、
なんで帰って来てからすぐに仕事をしなきゃなんないのよっ!!
ほんっとうんざりだわ。
戦争から帰ってきた影響で頭は痛いわ
足も挫いたせいで痛いわ
怠いわ
気分は上がらないわ
寝れないわでもうほんとに最悪すぎる。
米「あーもうまたスペルミスしてる…」
今日は上司の書類ミスを治す仕事。
別々の部屋とかではなく、
国は連合の部屋、枢軸の部屋に別れて
仕事している。
デスクの並び順は
1番左から私、耀、アーサー、フラン、
イヴァンの並び順で仕事している。
いつもなら連合の部屋は教え合ったり
休憩したりで賑やかなのだが、
今日はなんだかとても静かだ。
それもそうだろう。
多分皆私のこと気になってると思う。
英「お、おい、お前どうしたんだよ。なんかあったのか?」
米「え?あぁ、実はね?〜〜~~~〜〜、」
私はアーサーに全ての事を話した。
英「はぁ?お前の上司控えめに言って
屑だな。」
そうだね。めちゃくちゃ屑だね。
私ももう1週間寝てないよ。
不眠症にはなってないから良かったけど。
米「だよね、私めちゃくちゃ疲れた。」
英「紅茶でも飲むか?」
今日は飲んでゆっくりしたかったから、
頭を縦に振って頷いた。
露「にしても、今日は大分静かだから
びっくりしたよ。」
仏「ま、あんだけ仕事してりゃあ
誰でも黙るでしょ。」
露「それもそうだね。」
そんな会話が私の耳に聞こえる。
普段は賑やかなのに、って事かな。
そらそうでしょ、上司にクソみたいな
命令で仕事してんだから。
英「ほら、紅茶いれて来たぞ。」
米「あ、Thanks」
私は英語でお礼を伝え、
暖かい紅茶を啜る。
やっぱり疲れた時はコーヒーより紅茶だな、
と思った。
コーヒーはなんだか…
美味しいけど疲れた体には合わない。
けれど、紅茶は疲れた時に飲むと…
なんだかリラックス出来て落ち着くの。
米「っはぁ〜…ありがとう、アーサー。
ある程度リラックス出来たよ。」
英「おう、あんま無理はすんなよ。」
アーサーは優しく昔みたいに
私に微笑んだ。
やっぱりアーサーは変わんないな、
と思いながら私は立ち上がり
部屋の出口へと向かう。
中「美国、どこ行くあるか?」
米「ちょっと上司に呼ばれたの。」
中「そうあるか、無理はすんなよろし?」
そう心配してくれる耀に
大丈夫だよ、と返す。
そのまま私は部屋を出て、
上司の部屋に向かう。
本当の私は滅茶苦茶イラついている。
何故かって?
なんで疲れてんのに仕事しなくちゃいけないのって所にイラついてんの。
私の価値観がおかしいのこれ?
そんなはずは絶対ないのよ…
あんの屑上司めぇぇ…
と思いながら私は上司の部屋のドアを開ける。
米「失礼するわよ。」
上司「お、来てくれましたか、祖国。」
米「で、要件とはなんなのよ…」
上司「じゃあ、早速本題に入りますね。」
上司「貴方、少し仕事をミスしすぎでは?」
米「…は?」
…そんだけ?
そんだけで怒るの?
私の中の何かが千切れそうなのを抑えながら
聞く。
上司「 ミスしては貴方の事が舐められてしまう。
なので、これからは完璧に資料などを…」
その言葉を聞いて、
──私の堪忍袋の緒が切れた。
米「はぁ?ミスをしないで完璧に資料作れだと?
無理に決まってんだろうがよ。
私ら国だってミスはするに決まってんだろ!!
じゃあ逆にお前らは出来んのかよ?
こんな疲れた体で完璧な資料作り。
出来ないだろ?
国だってミスはあるんだ。
それぐらい寛大に見ろ。
いいか?
この世に完璧な人、または国はいねぇんだ。
でもその代わり、国には国のいい所がある。
人には人のいい所がある。
悪い所を見つけて貶すんじゃなくて、
いい所を見つけて褒める方が、
私はどっちみちWin・Winだと思うけどな。」
上司「ごめんなさい。祖国、
私は貴方の事を傷付けてしまいました、
本当に申し訳ありません…」
米「いいのいいの、 気にしないでよ。
それに、ほら…自分もミスを認めてる。
それが貴方のいいところだよ。」
「完璧な国、人は居ないけど。」
END
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!