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一次創作
通報禁止
「〜に似てる」発言はお控えください
物語がごちゃごちゃですが主は頑張っています
地雷さんは読むのをやめてください
かなり長いです
キャラクターは絵文字で表します(絵文字は察してください…ごめんなさい)
ではお楽しみください
この世界には2種類のモノがいる
普通の人間と
能力者
普通の人間といってもこの世界の普通は違う
この世界の普通は1+1もまともに出来ないくらい知能が低すぎる
そして能力者…
能力者は生まれた瞬間世界から認められる
職業も定められていない 自由な人間《モノ》
普通の人間はどんなに見た目が良くても…性格が良くても認められることは無い
能力者は見た目がいい。性格がいい関係なく普通の人間の崇拝対象になる
この物語はそんな世界に反対する能力者達の物語《サーカス》
ある夏のPM10:27
街には蝉の五月蝿い音が鳴り響いていた
街頭が街を照らしていたが歩いている人間や車は全くといっていいほど見当たらない
普通の人間は暗い道は「あぶない」としか認知が出来ないのだ
しかし一つの建物に人間は集まっていた
白と赤…そして花や不思議な装飾品で彩られている。中心にはネオンで光っている文字…
「HAPPY LABYRINTH」
勿論普通の人間には読めやしない
近所迷惑も知らず騒いでる…いや、世界から集まっているため静かにする必要がない
まず「きんじょめいわく」という言葉すら知らないだろうが
扉が開かれると外にいた人間が一斉に押し込む
PM11:00
太陽のようなトランペットのファンファーレともにカーテンが開き舞台が登場する
…舞台には誰もいなかった
その瞬間夜空の様な輝きとともに一人の男が現れた
男は黒いコートに身を包んで黒いシルクハット…
一番目立ったものは男の顔が見えないくらいの大きな喜びと悲しみを模した黒と白の仮面
男は陽気な声で開幕の合図を叫ぶ
🎭「今宵はHAPPY LABYRINのショーに来てくれてありがとう!♪」
🎭「我が名はここの団長!ワッ、」
😊「ワールド・レイマーでしょ!」
😞「ワールド・レイマー」
🪆🟦「ワールド・レイマーでしょう?」
👻「もっと他の紹介したら〜?ワールド・レイマー」
🚬「つまんねーな。ワールド・レイマーなのわぁってるって」
🎭「うおぉい!こら!!俺の紹介!」
建物に響く放送はレイマーの心を抉った
🎭「ぅう“ん!あ、改めまして我が名はワールド・レイマー!」
🎭「今宵は愉快な仲間たちとトレビアンなショーをお届け致しましょう!」
🎭「まずは…んーと?ごめんなさい、老眼で…34歳なのにぃ〜!」
レイマーはショーの予定を書いてあるであろう紙をよーく覗き込む
🎭「よし!第一回はナイフ避け〜!」
🎭「ちなみに俺らは能力者だけど能力は全然使ってないよ!」
🎭「二人とも!KAMONN!!!!」
レイマーが退場した後ステージの底が開き大量の針が敷き詰められた
ステージの真ん中に一つの崖
ここでほんとにナイフ避けをするのだろうか
そしたら二人の少年と少女が出てきた
輝くような金色の髪をなびかせ観客に微笑む
少年の方は少し微笑みが固く見える
金髪のショートヘアがよく似合っている
服装は少々奇抜で悲しみを模した黒い仮面をしている
少女の方は微笑みというよりかはにこにことしていて笑顔を振りまいている
金髪のツインテールには沢山のヘアピンがついている
服装はアリスのような服を黒にしたような色で奇抜な飾りを沢山つけている
喜びを模した白い仮面をしている
😞「俺はワールド・リビー」
😊「あたいワールド・ラビー!」
声もよく似ている。双子だろう
二人は崖に立つ
ラビーは崖っぷちに立ち
リビーは自分の腰やら足やらにつけてあるナイフを一本取り出す
リビーが投げようとした瞬間
😊「ラビー!あたいいいこと考えちゃった!」
😞「なんだよ…仕事中だぞ、」
😊「なんか賭けましょうよー!」
🎭「ちょっと!?仕事に趣味持って来ないでくれる!?」
😊「大丈夫よ♡健康麻雀のようにジュースとかでも賭ければいいのよ!」
🎭「そういう事じゃないの!てかリビーはまだ!スタートって言ってから!」
😞「あ」
😞「まぁ、お前が避けれなかったら駅前のパフェ奢れよ」
😊「OK♡」
🎭「え?実の兄のこと無視?」
😞「オイジジィはよ始めろ」
🎭「は、はーぃ」
泣きそうな声でレイマーは答える
🎭「ちょっと事件もありましたがナイフ避け始まります!」
🎭「START!」
リビーは再びナイフを取り出して胸元のポケットから出したハンカチでナイフの刃を拭く
そしてリビーはラビーに向かってナイフを思いっきり投げた
その瞬間ラビーは関節が外れたように体をくにゃんと曲げる
靴のヒール部分だけで体を支えているようにナイフを簡単に避ける
それからナイフを2本…3本以上投げても全く刺さらない
リビーは勿論高速でラビーの顔や足を狙っている
普通の人間なら刺さって死んでしまう
そしておよそ15分後
ナイフが尽きたためナイフ避けが終了した
😞「チッ…」
😊「パフェは貰った!」
リビーは真っ直ぐに投げたり
曲がる変化球のようなナイフを投げたりしていた
ラビーは15分間全く違うポーズでナイフを避けていた
終わった後観客からは歓声と拍手があがった
リビーとラビーが退場すると床が元に戻ったと同時にブランコが現れた
本来座るはずの部分がポールになっている
サーカス用のブランコということが伝わる
舞台には少女が一人上がる
少女は細身で白い綺麗な肌大きな海の光を集めたような瞳綺麗なアイライン
赤いリップの唇高い鼻りんごのように赤い頬
小さめな身長はあどけなさが残っている
青いドレスは裾が少し汚れている
まさに人形のようだ
🪆🟦「ようこそおいでくださいました♪わたくし、ミージュと申します」
🪆🟦「わたくしからはブランコをお見せしますわ」
見た目に合った丁寧な言葉遣いだ
🎭「よーし次はブラン…」
🪆🟦「もう言いましたわ」
🎭「えっ!?嘘!」
🪆🟦「嘘じゃないですわ(笑)」
🎭「笑わないの!」
🪆🟦「初めてくださいまし〜」
🎭「わかったよぅ…我儘嬢」
🪆🟦「一言余計ですわ💢」
🎭「はいSTART!!!!」
🪆🟦「ちょっと!?あーもう!」
ミージュは急いでハシゴに登る
ブランコのポール部分に足をかける
そのまま空中かける
起き上がると次は手だけでぶら下がる
20分後
ミージュはブランコの上でジャグリングをしたり
火を呑み込んだりした
観客を魅了した
🎭「んじゃお・つ・ぎは♡」
👻「猛獣でーす!!」
舞台に走って飛び込んで来たのは一人の女性
体にサラシを巻いて赤と黄色の羽織りを着ている
耳に提灯をぶら下げ、小さな丸メガネ、青色のウルフカットが目立つ
お祭りのように騒がしい声が建物中に響いている
🎭「そろそろ台詞言わせてー!」
👻「ライオンが入っている檻をご覧下さい!」
🎭「無視?てか自己紹介しろよ!」
👻「おっと!忘れてた〜ごめんご☆」
👻「ウチは鬼輝《グゥイ フイ》!」
👻「めいどいんちゃいな !って事☆」
🎭「中国産って事になるけど?」
👻「え…英語は慣れないなぁ…!」
🎭「まぁ初めていいよ」
👻「え?言っていいよ!」
👻「(その方が面白いしね…♪)」
🎭「あ…ありがとー!よし!すっ」
😊「START!!!!」
🎭「えーーー!!??」
👻「あっはははww!おっけー!」
🎭「……(泣)」
👻「この檻をご覧下さい♪」
👻「ライオンがいますね?」
👻「檻の中に…」
👻「かっ鍵どこ?」
👻「我儘の嬢ちゃんっ!鍵!鍵ぷりーず!」
🪆🟦「我儘だなんて失礼な…!…はい鍵よ」
👻「てんきゅー♡」
ガチャという音とともに輝は中に入る
👻「よーし!」
腰につけてある鞭を取り床をばちんと叩く
『ガルルル…』
ばちんという音はライオンを刺激したようだ
そして輝はそばにあるフラフープに火をつけた
👻「オイ!ライオン!こっちに来やがれ!」
その瞬間ライオンは輝に飛びかかってきた
輝はフラフープを宙に投げるとライオンは指示に従うようにフラフープに潜った
さっきまで殺意丸出しのように襲いかかっているように見えたのに
10分後
輝はライオンの上に乗ったりして見せた
ライオンの主導権は輝が握っているような
🎭「ちょっとメンタルズタズタになってきたので変わります…」
😞「これからは俺がやりますと言っても後10分です」
😞「あと一人ですがねぇ…」
😞「ねぇ?」
🎭「ちょっとこっち見ないで…」
🎭「オレはやんないからな!」
😞「チッ」
🎭「リアル舌打ち!悲しい!」
😞「STARTで」
🚬「あいよ」
そんな声で一人のチャイナ服の女性が舞台に上がる
薄いピンク色の髪に灰色に限りなく近い水色のメッシュ
夜空のようなくすんだブルーの目このサーカスの中でも身長が高い
片目には眼帯を翳している
片手に握りつぶされているのはタバコだ
🚬「俺はチャナ!」
😞「チャナさんって切断マジックっすか?」
🚬「そうだな!一番サーカスっぽくね?」
😞「誰とっすか」
🚬「…」
チャナは舞台裏に行くと人形と何かを引っ張ってきた
👻「ちょちょちょっと!何!?」
👻「嬢ちゃん!ウチは本番に出る気は…」
🚬「何言ってんだ?」
👻「え…?」
その瞬間輝は青ざめた
チャナはにこにこ(完全なるつくり笑顔)で言った
🚬「お前は実験台だぞ?」
🚬「お前昨日俺のケーキ食ったな?」
🚬「食べ物の恨みは怖い事を知るんだな!」
👻「あぁ“!能力使わないと死んじゃう!」
👻「買うから!買うから!」
🚬「…その言葉聞いたぞ」
🚬「まぁここまで徹夜で考えたネタなんだけど」
👻「なんのくだり!?」
🚬「まぁケーキ食われたのは事実…」
🚬「あれデパ地下の1000円越えのめっちゃ美味しいやつだからな」
👻「うん美味しかった」
👻「帰って良い?」
🚬「もう許すぞ」
🚬「さ、このタネも仕掛けもない箱をご覧ください」
チャナはクルクルと台の上にのった箱を回す
🚬「さぁ、実験台用の人形を箱の中に入れます」
次に背中から大きな出刃包丁を取り出す
🚬「これを」
ザンッという大きな音から箱が切れた
箱の断面部分を観客に見せる
人型人形は中からわたが出ている
🚬「このように簡単に切れてしまいます♪」
この中に本番用の人形を入れ
箱に包丁を振り下ろした
チャナは人形を箱から引っ張り出す
🚬「なんと不思議!一切切れておりませーん!」
😞「チャナさん、それより人形の首を絞めてます」
🚬「これが輝だと考えれば…頭だって握り潰せる…!」
👻「買うって言ったでしょー!?」
😞「まぁこれでサーカスは終了です」
🪆🟦「毎回恒例反省会ですわ」
😊「次は賭けごとやめよっかなー」
🚬「徹夜はやめます」
🪆🟦「少し体が鈍りましたわ」
😞「次は刺す」
👻「もうケーキは食いません…」
🚬「買えよ」
🎭「どうやったらみんなに好かれるか考えます」
😞「是非考えてくださーい」
それから少し話した後12:00に差し掛かった
サーカスが終わる時間だ
🎭「おっと…もう終わってしまったようだ」
🎭「みんなとはお別れの時間だね」
🎭「では…」
扉が開かれると人は暗闇に投げ出されるように出ていった
しかしこの物語はまだまだ続く…
キャラクタープロフィール
🎭ワールド・レイマー
34歳
185cm
63キロ
happy labyrinthの団長
基本ヘラヘラしてる
仮面を取ろうとすると怒る
ブラコン、シスコン
実は繊細
😊ワールド・ラビー
26歳
163cm
48キロ
レイマーの妹
にこにこしている
賭けごとが好き
結構辛辣
意外に毒舌
😞ワールド・リビー
26歳
163cm
48キロ
レイマーの弟
雰囲気が冷たい
勿論性格も冷たい
辛辣
ツンデレ
🪆🟦ミューズ・メラリー
34歳
150cm
42キロ
元財団令嬢
化粧が好き
呼び名は「我儘嬢」
我儘な性格
レイマーとの付き合いが長い
👻鬼輝
23歳
172cm
51キロ
元普通の人間
英語が苦手
よくチャナやリビーをからかう
明るい性格
本業が営業マン
🚬チャナ(本名 張愛)
20歳
178cm
40キロ
チャナはハンドルネーム
仕事熱心
毎年パン祭りのシールを集めている
姉がいる
料理が壊滅的
チャナ