テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
こちらはブーニベルゼさんの妹•弟の夢小説です。
夢小説が苦手な方はご注意下さい。
零様リクエストありがとうございました♪
私•僕はブーニベルゼお兄様の妹•弟。でも二人が何言ってるかよく分からない。
お兄様 「それは頂点の存在である私に対しての侮辱か?」
お兄様は何故か怖い顔をしてお母様を観ている。
お兄様 「いくら母であっても許せぬ。絶対の存在である私がいれば充分だ」
お母様 「な、何を!?」
その風圧で彼女•彼は飛ばされてしまった。
だが彼女•彼は歩く事を学ばずに育った為、体育座りをする事しか出来なかった。
そして数億年間ずっと座っている事しか出来なかった。
星を見つめる事だけを繰り返す。そんな退屈な日々だった。
だがとある星の戦争で滅びかけている時には、星の生命を吸い取り消滅させた。
彼女•彼は至高神とムインの家族であるが二人とは真反対の全て破壊に繋がる力を司っている。
その為星の生命を吸い取る事なんて、この子にとっては簡単すぎる事なのだ。
数万年後、彼女•彼は無意識のうちにとある星へ飛ばされてしまった。
だが歩く事を知らない、純粋無垢で無口な子には理解すら出来ずに座る事しかできなかった。
アデル 「ここで良いか…うん?子供…?」
彼女•彼 「…?だぁ〜れ?」
アデル 「…知能もほぼないのか…?おい、ガキ、立て」
彼女•彼 「…?」
アデル 「立つ事も知らないのか…はぁ…ほら、」
アデルは彼女•彼の手を取りゆっくり抱き抱える。
アデル 「取り敢えず歩くか?」
彼女•彼 「あるく…?」
アデル 「こうやって足を動かすんだ…やってみるか?」
彼女•彼 「…うん…」
アデル 「ほら、」
アデルは彼女•彼を優しく降ろす。
彼女•彼 テチテチ「こう…?」
アデル 「上手いな…」ヨシヨシ
アデルは彼女•彼の頭を優しく撫でる。
その子は嬉しそうに笑った。
彼女•彼 「えへへ…」ニコッ「お兄さんのお名前なんて言うの…?」
アデル 「私はアデルだ。今日から私がお前を育てやる」
彼女•彼 「…分かった。お願いします…」ペコリ
アデルはその子に言葉や魔法を教えた。
その子は始まりの女神の子供である為か覚えるのも早かった。
アデル 「お前の名前はなんだ?」
彼女•彼 「〇〇…」
アデル 「そうか…何処から来たんだ…?」
彼女•彼 「分からない…」
アデル 「私と一緒か…私も自分の生まれた理由が分からない…一緒だな…」ニコッ
彼女•彼 「アデル様、ありがとうって何…?」
アデル 「分からない…ただ、大事な人に使うらしい」
彼女•彼 「じゃあ…ありがとうございます…」
アデル 「え?」
彼女•彼 「アデル様は…いっぱいギュッてしてくれた。だから…大事な人…
ありがとうございます…」
そう、アデルは人間が嫌いだ。だがこの子だけには愛を持って育てていた。
彼女•彼が怪物に怯えていた時も、
アデル 「大丈夫だ…泣かなくて良い。私が側にいるからな」
優しく抱きしめながら、背中を摩った。
そうこの子だけには優しい心を持っていた。
彼女•彼 「アデル様…大好きです…」ギュッ
彼女•彼は優しくアデルを抱きしめた。
アデル 「…ありがとう…」ポロポロ
アデルは自然と涙を流していた。
誰にも愛されずに育って来た二人だからこそ愛し合えるのかもしれない。
彼女•彼 「アデル様…泣いてるんですか…?」
アデル 「…ごめんな、大丈夫だ、ありがとう、良い子だな」ニコッ「私も大好きだ」
二人なら、上手くいくのかもしれない。
これからもずっと二人の絆は永遠に。
コメント
24件
愛を知らない似たもの同士の二人だから分かり合えたのかもしれませんね!ずっと一緒に、幸せになってほしいものですね🥹
ありがとうございます!!! ニヤケ過ぎて口裂けそうです(((( 夢ちゃんアデル様、頼む、なんも起こらず幸せになっておくれ() リクの時にここの夢ちゃん擦る可能性出てきた....(((((