「王様だーれだ!!!」
流唯「あ、俺か。」
みると、流唯くんが赤い印のついた棒を持っていた。
私「わぁ!流唯くん!一番乗りだね!!」
流唯「あぁ、そうみたいだな。」
ゲームマスター「それではルーレットをスタートいたします。流唯様のタイミングで、”ストップ”と申してください。」
ぐるぐるぐる
流唯「………ストップ。」
ピタッ
皆んながワクワクしている。
杏「さぁ、どんなお題か…。」
ゲームマスター「お題はこちらです。」
“⚪︎番が⚪︎番を”オトし合う””
ゲームマスター「○の部分は、王様が決めてください。お題に当たった人は、そちらの0327と書いてある扉に入ってお題を実行してください。失敗してしまった場合、はむかった場合は、ーーーーー。」
最後の方がよく聞き取れなかった。
咲「お、オトし合うってな、何?、」
流唯「よくわからないお題だが、まぁいい。んじゃあ、1番が7番で。」
雷樹「あ、俺が1番。」
杏「僕7番ー。」
雷樹「なぁ、マスター。”オトし合う”ってなんや?」
ゲームマスター「ご自身が思う、”オトし合う”でございます。」
雷樹「ほーん?んじゃ、何してもアウトにはならんのか?」
ゲームマスター「はい。そうです。”オトし合え”ば、お題はクリアとなります。」
杏「ちょ、ちょっと!何してもって何?!怖いって!」
雷樹「さぁ♩なんやろなぁ〜♩」
杏「もぉ〜!僕が教えてあげるから!大人しくしてなさいよ?」
雷樹「どうかな笑」
とても楽しそうだ。私も混ざりたいくらい。
ゲームマスター「それでは、部屋に移動してください。」
雷樹「ほーい」
杏「りょーかい。」
0327室
ガチャ
2人が部屋に入ると、こちらにはもう一台、大型のテレビが現れた。そこには、0327室の画面がLIVEのように写されている。
雷樹「おお。広いなぁ。」
杏「普通に生活できそうだね。あ、」
雷樹「?どないしたんや?」
杏「へー。気が聞くじゃん。マスター。」
すると、マスターは手で👌マークを作った。
雷樹「?」
杏「”アレ”があったんだよ。」
雷樹「”アレ”?”アレ”ってなんや?」
杏「ふふん。まだまだ純粋だねー笑」
雷樹「へ?まじでなんや???……まさか、な?」
杏「そう。”アレ”。
“ゴム”、だよ。」