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春竜

2 - 素直になれない

♥

1,003

2024年03月12日

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──素直になれない──




・出来てる春竜

・蘭春要素あり

・主の妄想でしかない

・キャラ崩壊ある可能性ないことも無い

・ノベルほぼ初心者予備軍

・話の展開早い(すまぬ)



これらが大丈夫な方はお進み下さい




━━━━━━━━━━━

━━━━━━




竜「…はぁ」


最近、俺には悩みがある

それは


春「よぉ、竜胆」

竜「あ?ンだよヤク中」


素直になれない事だ


春「…あぁ?その呼び方やめろや」

春「俺ら恋人じゃねぇのかよ」

竜「別に呼び方なんかどーでもいいだろ」

春「良くねぇよ」


いつも思ってる事と真逆のことを言っちまう


春「…もういいわ」


春「てめぇと話してっとイラつくわ」

竜「こっちのセリフだよ」

竜「さっさと行きやがれ」

春「…チッ」


そう、ただ素直になれねぇだけ



───────




別の日──



明日は久々に俺と春千夜の休み被ってるし

飯にでも誘ってみよっかな…

言いたいことと逆のこと言わねぇようにしねぇと…


竜「ふー…行け、俺」


ガチャ───


竜「なぁ、さん…」


蘭「竜胆なんかやめて俺にすりゃいいのに」

蘭「俺じゃダメ?」


竜「!」


え、は…?何で兄貴が春千夜に告ってんの?

つかなんて質問してんだよ、春千夜は俺と付き合ってんだぜ?

いいって言うわけ… 



春「…いいぜ」

蘭「え、まじ?」





蘭「マジでいいの…?笑」

春「まぁ、アイツ付き合ってから急に態度悪くなったしな。」

春「丁度いつ振ろうか悩んでたし」

春「お前が俺の事を本気で好きならいいぜ?笑」

蘭「…当たり前じゃん」

蘭「竜胆みたいなひでぇ事しねぇよ♡」



竜「…… 」



嘘だ

俺の、俺のせいだ…



カツカツ───



──────



竜「ホントにフラれんのかな」

竜「なんで…」

竜「なんでもっと素直になれねぇんだよ」

竜「本当に…好きなんだけどな。」




──────




いつフラれるか不安で仕方ねぇ

あの日からあんまり寝れてねぇし


怖い


やだ


春千夜と


別れたくな───  



春「おい 」


竜「!…なんだよ」

春「俺、蘭と付き合うことになったから」

春「別れろ」


竜「………」




その時俺の口から出た言葉は

疑問でも、拒絶でもなく




竜「……そっか、おめでとう」


祝福の言葉だった


竜「俺と別れられて清々すんだろ」

竜「どうぞ兄貴とお幸せに」


理由を聞くと

泣いちまうかも



春「……」


竜「無理させて悪かった」



いつも通り、素直な言葉は無くていい



竜「今までのことはチャラな」


これで


春千夜も幸せに





春「お前」


春「本当に思ってンのかよ」




竜「…当たり前じゃん」


違う


竜「俺だってもう好きじゃねぇし」


違う、大好きだよ


竜「どうせお前も一緒だろ」


嫌わないで


竜「そういう事だよ」


……




春「…じゃあなんでお前」




春「泣いてンだよ」




は?


竜「…は、泣いてねぇだろ」

竜「だって、ほら」



ポタ────



竜「…え?」


竜「なんで、待てよ…」


ポタポタ──────


竜「や、め…見ないで…」


だめ、抑えろ

なんでこんな時に



春「…なァ」


竜「…はる」


ぎゅっ───


竜「…!なん…」

春「何も言わなくていいから」

春「俺の質問にひとつ答えろ」


春「竜胆、俺の事…まだ好きか?」

竜「……」




ぎゅう…


竜「…っ、だいすき…」(泣)


春「…そうかよ笑」

春「んじゃ、別れるのはチャラな」

竜「!?なんで…?」

春「あ?俺と別れてぇのかよ?」

竜「ちが…兄貴と付き合ったんじゃねぇのかよ、」

春「あんなん嘘に決まってんだろ」

春「竜胆しかみてねぇよ」

竜「え!?どういう事!?」

春「あ〜…」



───────



春「おい蘭」

蘭「何ヤク中、俺今忙しいんだけど?」

春「どっからどう見ても暇だろうが‪💢」

蘭「はぁ…なんだよ?」

春「テメェに手伝って欲しいことがあんだわ」

蘭「は〜?だる…」

春「休み3日やる」

蘭「要件は?」

春「……」

春「竜胆の本音を引き出す、俺の指示に従え 」

蘭「あー……了解〜♡」



───────



春「みたいな感じで蘭釣った」

竜「っ俺、ほんとに春千夜が俺の事嫌いになったと思ったじゃん、」

春「バァカ、ちょっと冷たくされたくらいで俺が嫌いになるとでも?」

竜「…思わねぇけど、でも…」

春「ん?」


竜「ずっと…心配だった」

春「笑、悪かったな」

竜「…春千夜」

春「何だよ?」

竜「素直になれなくて…ごめん」

春「んな事別にいいけど」

竜「!ほんとに…?」

春「あぁ」

春「…でも、あんま冷たくされっと俺だって心配するって事を覚えとけよ」

竜「!うん、」



──────



数日後───



ガチャ…


鶴「おーい、竜胆いる…か…??」


竜「だからやめろってば!」

春「本当に可愛いなお前……あ?」

竜「え、あ、何鶴蝶?」

鶴「…いや、資料を渡しに来たんだが」

鶴「お前ら…」


鶴「仲直りしたんだな!」

鶴「良かったな!」ニパッ

春「おう、可愛いだろ俺の恋人」

竜「なっ!だからここでそういうこと言うのやめろよ!」

春「照れてんのか?」笑

竜「うるせぇ!」




コ(…いや、仲良くなったのは別に構わねぇが)


コ(職場でイチャつくな)




━━━━━━━━━━━━





無理やりにでもハッピーエンドにしたかっただけです



いいねください😭😭😭


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ユーザー

最高すぎる…

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