テラーノベル
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つづき。
一通り洗い終えて、再び 温めの湯に2人でボーッと浸かる。
勇斗は俺の腹に手を回して、額を首筋に擦り付けてくる。これは少し疲れている時の、彼なりの甘え方だ。
その体勢を受け入れたまま、小さな近況報告や、くだらないメンバーの話をポツポツと話す。
「この間3人で、ーーーー、それでーーー」
「あいつまた、ーーーーー、ーーーーー…」
「…って、おい。おまえ。触んな…」
「だってちょうどあるんだもん。」
「そりゃあるだろ…っちょ、まじで勃っちゃうって」
「仁ちゃん溜まってんの?」
「…だって、はやとが、しばらくここに来てなかったから」
「おっまえ……ずるいって…」
そこからは早かった。
体を拭くのもそこそこに、2人でベッドに沈む。
勇斗とのセックスは全てが満たされすぎる程で、欲を発散するだけの自慰なんて一体なんの意味があるんだろうとさえ思う。元より淡白な方の俺は、1人で慰めることなど全くと言っていいほどなくなった。
もう何度も重ねた体。
知り尽くした互いの性感帯。
次々と刺激を与えられてベッドから浮く俺の腰を大きな手が抑えつける。
快感を逃したくて身を捩る俺を、じっとりと湿り気を帯びた目が見つめている。
左右の尖りをクルクルと撫でられ、同時に舌でつつかれる。
前の昂りもゆっくりと扱かれて、じわじわと腰に熱が集まってきて息が上がる。
「きもちい…は、ぁ、それ、すき…」
「知ってる、ちゃんと。仁人の気持ちいところ全部触ってあげるから、俺におまえをちょうだい。」
「ん…とっくにおまえの物だよ、おれの全部が。」
満足そうに口端を上げ、俺に顔を寄せてくる。
どうにも愛おしくて、両頬を手のひらで包み込む。
ちゅ、とわざと音を立ててキスをしてから、 口内をなぞるように舌を這わせると、勇斗がふるりと震えて、凛々しい眉根がグッと寄る。
「…っふ、…っじん、と…すき…」
「おれも…。ね、もっと触って…こっちも」
勇斗の手が下に伸びると同時に、俺はそっと膝を曲げる。
ワセリンを纏わせた人差し指に孔の縁をくるりと撫でられると、久しぶりの感覚に思わず息が詰まる。
見逃してくれない勇斗は、大丈夫だと言うように、俺に一つキスを落とす。
「じんと、ほら、ちゃんと呼吸して、」
「っハァ、ふっ、ーっハァ」
何度か呼吸とキスを繰り返し、収まった指を少しずつ揺らしながら馴染むのを待つ。
じんわりと、でも確実に、快楽の予感がしてくる。
「は、ぁ、はぁ、っふ、」
「苦しくない?」
「ん…も、動いて大丈夫…」
人差し指がゆっくりと前後しながら、時折 腹の内側をトントンと叩く。
その合間で増えた指がぐるっと弧を描くように動く。
グチュ、と音がして、下半身が勝手に跳ねる。
だんだんと熱が溜まってきて、もう物足りない。
「ぁ、っぁ、…もう、いい…っ」
「まだでしょ、もう少しならし…」
「まてない」
「じんと、」
「 もうお前の、寄越せよ…ッ」
躊躇う勇斗の腰を足で引き寄せ、指を抜かせる。勇斗のものを誘うように、尻をゆらゆらと動かして刺激する。
「ちょっ…じんと、だめだって、」
「やだ…っ!俺はお前が欲しい」
「くそっ…、苦しくても知らねーぞ、いれる…からな…」
お前にだけは我が儘が言いたい。
余裕なく俺を欲しがって、息を詰まらせて、このどうしようもなく幸せな空間が間違いなく現実だと、お前の熱さで教えて欲しい。
「は、…っ、全部はいったよ、」
「ッ、く、…んぁ、あ、はぁ、っ」
「仁、じんと、息吐いて、」
「っは、は、は、ッッッああ”っ、そこ、っ」
「ごめ、ゆっくりしてやりたかった、けど、…んっ、抑えれねぇ…っ、ごめん、じん…っ、」
「ァ、は、、っ、ん、ぁ、っ」
揺すぶられて目がチカチカする。
快楽に視界が滲む。
掴まれた腰が熱い。
勇斗を捕まえていたはずの俺の足は、いつの間にか力無く落ちている。
「ゃ、はや、はやと、っすき、、おまえがもっとほしい、っあ、きもちい、はや、それ、きもちい、っぁ、あ、あ、ッッッはっ、」
「おれもすき、ずっと、おまえと、っおれ、がんばるっからぁ、っ、っは、ぁ、」
「ぁ、いく、もうやば、っいっちゃ、う、っうぁ、ぁ”、あ、っはっイくッッッ!ーーーッ!」
「、おれも、いきそ、、っじんと、あいしてるっ、……っ!」
はぁ、はぁ、と2人分の荒い呼吸が響く。
俺の後に数回腰を打ちつけた勇斗がどさっと俺の上に落ちてくる。
「ごめ、ちょっと、まだ動けない…っ」
「まだこのままでいて…。お前の重さ、きもちいい…」
「じんと…まじで好き…」
「ふっ、俺も、あいしてる。」
夢みがちなお前は、理想を追い求めてずっと走り続けるだろう。どんな夢物語だって、きっと叶えてしまう。
俺は夢を見ることは出来ないけれど、同じ道を走って、欲しい物を取りこぼさずに、掴み取り続けたいと思う。
ずっと、一緒にいるために。
❤︎
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#snjn
りちこ
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コメント
1件
うわああああ…っ!!やばい、この2人、尊すぎて胸が苦しい😭💕 お風呂で甘えてくるところから始まって、仁ちゃんの「ずるい」とか「我がまま言いたい」って心理、エモすぎるでしょ…!! 勇斗くんの「ちゃんと呼吸して」って優しさと、最後の「ずっと一緒にいるために」って決意の言葉、全部が刺さりました。 性描写も熱いけど、それ以上に2人の気持ちの重なりが尊くて涙出そう…! ろろろさんの描く関係性、大好きです。続きも楽しみにしてますね🌸✨