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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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※seungmin side※




僕の家から最寄りの駅に着いた。

電車から降りるとき、流石に手を繋いでいるのを他の人に見られるのは恥ずかしいと思ったのか、手は離されてしまったが、僕の横にピッタリとついていて可愛い。

S:ここから家まで700mくらいだから、すぐつくよ!




L:ㅎㅎ楽しみ!







※leeknow side※






他愛もない話をしながら歩いていると、思ったよりも早くスンミナの家に着いた。

スンミナはサッと鍵を開け、僕を先に玄関に招いてくれた。

人の家の香りがする。

L:お邪魔しまーす…。




S:親、今日は居ないから好きなだけ寛いでㅎ




L:遠慮なくㅎㅎ






スンミナの部屋へ案内された。

僕の大好きなスンミナの香りが鼻を掠める。

The・男の子という感じの部屋だったが、決して汚くはなかった。凄く整頓されていて、男子高校生の部屋だとは思えなかった。

棚には英語の本や、音楽の本が並べられていて、上にはCDプレイヤーが置かれていた。

L:わぁ…凄い…。




S:趣味のものしか置いてなくて面白いものはないでしょㅎ




L:英語、できるの、?




S:うん、日常会話くらいならね




L:凄いね、僕、英語だけ全然できなくて…




S:ㅎㅎ今度、教えてあげるよㅎ




L:ほんと、?嬉しいㅎ





夜ご飯の時間になって、リビングに連れて行かれた。

いつもはお母さんがいて、作ってくれるらしいけど、今日は居ないから、スンミナが作るらしい。

その間、先にお風呂入ってきていいよと言われたけど、調理しようとしているスンミナを見ていると、心配になってしまった。

なにより、包丁を使っているときの左手が危なすぎて、いてもたっても居られなくなった。

L:スンミナ、やっぱり手伝うよ。




S:え、手伝ってくれる、?




L:うんㅎ心配すぎるㅎㅎ




S:ほんとにありがとう、ㅎ







二人で作ると、すぐに出来上がった。

ダイニングテーブルに料理を並べると凄く美味しそうだった。

いただきまーす。




最近あまり食欲がなかったけれど、すごく美味しかったから、2人とも、すぐに平らげてしまった。

S:片付けは僕がするから

先にお風呂に入ってきな。




L:ほんとに大丈夫、?




S:片付けくらいできるよ!ㅎ




L:じゃ、先にお風呂いただきますㅎ










お風呂で頭を洗っているときに気がついた。

そういえば、パジャマ借りるの忘れた。

どうしよ。スンミナ食器洗ってたし…。

どうしようかと考えていると、ドアの扉をトントンと、叩かれた。

急だったから、びっくりして、変な声が出た。

S:パジャマここの棚に置いとくねー!ㅎ




L:あ、ありが、とう…





さっきの僕の声を聞いてか、笑いまじりに言ってきた。恥ずかしすぎる…。

でも、パジャマを持ってきてくれたから、安心した。

入浴を済ませ、スンミナが持ってきてくれた、スウェットに腕を通した。

スンミナの香りがする。

スンミナのほうが身長が高いから、思ったよりもダボっとしている。

髪の毛の水気をタオルで拭き、リビングに向かった。

スンミナは、スマホをソファで触っていた。

L:お風呂いいよ。




S:あ、ありがと。





ダイニングテーブルの上に置いていた僕のスマホを取ろうとすると、スンミナが、横に来いと言わんばかりに手招きをしてきた。

それに釣られるようにスンミナの横に座った。

S:スウェット、かわいいね、




L:え、これスンミナのじゃないの?




S:そうだけど、リノが着てるのが可愛い。




L:これ、スンミナの匂いする…。

この匂い好き…。




S:リノ、それ無意識、?可愛すぎるんだけど




そう言って、スンミナが僕に抱きついてきた。

突然のこと過ぎて頭の理解が追いつかなかったけど、少し時間が経って気がついた。

これ、押し倒されてる、?

みんなが想像する押し倒されてるとはちょっと違うけど、僕の上に覆い被さって抱きしめられている。

L:ス、スン…ミナ…?






スンミナの背中をちょんちょんとつつく。

S:あ、ごめん…。お風呂、入ってくるね。





僕の頭を優しく撫でて、お風呂場へ向かった。

びっくりした。

いつもよりスンミナが男らしくてかっこよく見えた。

顔の熱を冷まそうと、スンミナの部屋へ向かった。








※seungmin side※





何、今の。

可愛すぎるんだけど…。


頭を洗いながら先程のリノを脳内再生する。

あれ、無料で見ちゃっていいのか、?

あとでお金払うか、?

そんなアホなことを考えていると、さっきのリノで頭がいっぱいになった。


一瞬ムラっとして、下を見ると反応していた。

こんなことで反応するのか、?

先が思いやられる。

リノにバレないように抜き、入浴を済ませ、お風呂を出た。




※leeknow side※




スンミナの部屋のベッドに腰を掛け、ぼーっとしていた。スンミナが部屋に入ってきた。

少し髪が濡れていて、色っぽさを感じ、ドキッとした。

この気持ちが汲み取られないよう、平然を装う。

L:おかえりㅎ




S:ただいま、ㅎ

寝るまで時間あるし、ゲームしない?




L:うん、やる!





スンミナは部屋のテレビに電源をつけ、ゲームの準備をしてくれた。

ゲームなんて久しぶりだなー…。

スンミナが棚の中のゲームカセットを数枚出して、

「この中のどれがいい?」と聞いてきたから、

全くわからないけど、動物の絵がたくさんついているゲームを指差した。

スンミナは、ゲームカセットをゲーム機の中に入れ、コントローラーを1つ貸してくれた。

ゲームの内容は戦闘ゲームではなく、動物たちと一緒に、ほのぼの暮らすという内容だった。

島の中も、スンミナの部屋と比例して、きれいに整備されていた。

スンミナが一人で黙々とこんなゲームをしていると考えると、可愛くて吹き出しそうになる。

1時間ほど経っただろうか…。

スンミナのキャラクターの動きが少し変になり、スンミナのほうをチラッと見ると、

コクンコクン…と頭が揺れていて、今にも寝そうだった。

夜遅くまでゲームをしすぎた子供のようだ。





L:スンミナ、?もう寝よ?




S:んぁ…?うん…。





スンミナを後ろのベットに寝かせ、ゲームもわかんないけど、セーブさせて、テレビの電源を落とした。


部屋の電気も消して、スンミナの横に寝っ転がった。

環境が違って、尚更眠れないだろうなぁと思いながら、気持ちよさそうに眠るスンミナの横でスマホをいじっていた。

目が疲れて、スンミナの寝顔を見つめていると、もぞもぞと動き出した。

S:リノやぁ…。




僕の名前を呼びながら僕を抱きしめ、また、眠りについた。

あったかい。

スンミナの体温が伝わって、ポカポカした。

僕は気づかないうちに目を閉じ、気絶したように、深い眠りについた。





また少しサボってしまいました…。

申し訳ないです…><

🔞を混ぜようか悩んでいるんですけど、どう思いますか??

混ぜるなら混ぜるで、もう少しあとの話になってしまうのですが……。

コメントでの意見お待ちしています!(^^)




疲れてしまった君と🐰🐶

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