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…もう死んでしまおうか。
僕は今日もこんなことを考えている。
いじめられる毎日。先生には見て見ぬふりをされて親にはお前が全部だめなんだって言われて…本当に僕はついてないや
僕はこのクソみたいな人生に終止符を打とうと屋上に上がった
屋上は思っていたよりも風が強く、たっているのもやっとなぐらいだった。
「やっと楽になれる…」
飛び降りようとした瞬間、僕は男の子に声をかけられた
「待って…!!」
「まだ死なないで! 」
「嫌だよ…もう疲れたんだ」
「そうかもしれないけどッ…じゃあちょっとだけでいいからさ僕の話きいてよ」
ちょっとくらいならいいか。と思い僕は男の子のはなしを聞くことにした
「僕ね君がいじめられてること知ってたの。ごめんね止められなくて。
…これから言うことはただの綺麗事だけどしっかり聴いて欲しい。
世の中には色んなひとがいるよね。優しい人、厳しい人、怒りっぽい人…本当に色んな人がいる。
でもねみんな弱いんだよ。世の中には弱い人ばっかり。自分が弱いことを隠すために人は一生懸命に自分を騙す。
自分は大丈夫だ、とか。色々理由つけてさ。大丈夫なわけないのに。
でも人間は1人じゃない。沢山の仲間がいる。支えてくれる人が必ずそばにいる。
必ずね。人間は1人になりたくても、なろうとしても必ず誰かと関わりあっている。
弱くても、醜くてもいいんだよ。人間はみんなそうだから。
人はみんな平等だとか言うけどさ、そんなことないんだよ。人はみんな不平等だ。
生まれ持った才能も違うし、育った環境も
違う。君は君でいいんだよ。取り繕わないでいいんだよ。ありのままの君が1番美しい。
辛いこと、悲しいことばっかりの世の中だけど、生きにくい世の中だけどもうちょっと頑張って欲しい。まだ君に生きてて欲しい。
これからの人生どうなるか。どうなっていくかは誰にもわからないけど、悲しいことも沢山あるかもしれないけど、それでこそ人生だから。
辛かったら休んでもいい。しんどかったら立ち止まってもいい。だからさ、一緒にがんばろう?支え合って生きていこう? 」
僕の頭の中にはもう死のうなんて考えはなかった。貴方と共に生きていたい。
「君のペースでいいから。ありのままの君を僕に見せて?」
「…うん」
僕は今日も貴方の言葉のおかげで生きている。
世の中、辛いことばっかりだけどさ、ちょっとだけでいいから周りを見渡して見てほしい。そこには困っている人、悲しんでいる人。沢山いると思う。
話しかけてあげて。話を聞いてあげて。
貴方の気遣いが。ちょっとした言葉が、行動がいつか人を救うことになるかもしれない。
みんなで支え合って生きていこう
人はみんなひとりじゃない
俺が思ったことを書いただけです。
中学生にこんなこと言われてもなんとも思わないかもしれませんが、俺は人の言葉に救われました。
いつか貴方の何気ない言葉が誰かを救うきっかけになりますように。