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しゃιϯ 𓂃🫧
53
tomato
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# 綺麗 に 腐った 罰
37
side:💚
💚 「母さん……!!ねぇッ起きてよ…!嫌だよ、ねぇッッッ……!!!」
ピーーーーーーーーーー
無情に鳴り響く電子音
💚 「いやだぁぁぁぁぁぁ……!!!」
💚「はぁッ…………!!!」
母の指先がすべり落ちる最後の瞬間から逃れるように、俺は跳ね起きた。
💚 「ハーーーカヒュッ、ゴホゴホゴホッゲホゲホ」
まずい、早く整えないと。
毎朝アラームのように悪夢で叩き起こされる。
お陰で本日もしっかり睡眠不足である。
八月末のねっとりとした熱気が、暗い部屋の空気を重く湿らせていた。
肌でべったりと張り付く服は、猛暑の熱のせいなのか、それとも悪夢の冷や汗なのか。
未だ荒い呼吸を整えようと顔を上げたとき、髪が首筋にうっとうしくまとわりつく。
背中に垂れる、長い髪。
なぜ切り落とさずに伸ばしているのか。
その理由を考えると吐き気がしてくる。
そういえば、あの人達がこの家に上がり込んできてから、今日で一週間が経つ。
思い返せばこの七日間はお互い拒絶の連続だった。
なるべく誰にも会わないように徹底し、会いそうになれば露骨に避けた。
三日前のこと。
部屋から出ようとすると、扉の前でみことさんがそこにおずおずと立っていた。
手をぎゅっと握りしめ、必死に勇気を振り絞るようにして俺を見上げてくる。
💛「あの……すちさん……」
消え入りそうな声が耳に届いた瞬間、胸の奥で父からの命令がリフレインした。
俺は意識して顔を硬く強ばらせ、言葉を遮る。
💚「鬱陶しいから関わんないでくれる?」
みことさんびくっと肩を跳ね上がらせ、顔を青ざめさせながら身をすくませた。
バタン、と無情に扉を閉める
隣の扉から、慌ただしい足音が響く。
❤️「みこと! 大丈夫か!?」
駆けつけてきたのは、なつさんだった。
❤️「……けがはねぇか? あんな奴の言うこと、気にすんなよ。」
そして、昨日の朝。
まだ皆寝ているだろうと水を取りに行った。
静まり返った廊下を歩き台所へ向かうと、人影――らんさんといるまさんだった。
彼らは特にこの家と、そして俺たち親子を強く警戒している。
息を殺して部屋に戻ろうとした瞬間、床のきしみで視線が交差した。
💜「……何の用だ。」
いるまさんが低く、刺すような声で俺を睨みつける。
その隣でらんさんも、あからさまに敵意を剥き出しにしていた。
💚「……なにしようと俺の勝手だろ。」
父の言いつけ通り、俺は引きつりそうな顔を強引に冷たく歪め、突き放すような声を投げつけた。
一瞬、いるまさんの眉が跳ね上がり、拳がぎゅっと握り締められるのが分かった。
💜「はっ笑……お前さ、初日の面はどこ行ったんだよ、気味わりぃ。親の前ではいい子ちゃんですかぁ?」
💚「はぁ、馴れ合いに来たなら他を当たれよ。あんたらと家族ごっこするつもりなんて一切ねぇから。」
言葉を吐き捨てるたび、胸の奥がチリチリと引き裂かれるような感覚が走る。
らんさんが舌打ちをし、「ほらな、言ったろ。ろくでもない奴なんだよ。」と吐き捨てる。
二人の視線には、明確な拒絶と冷たい敵意が宿っていた。
完璧だった。
父の命令通り、俺は彼らから嫌われることに成功したのだった。
…………そして今朝。
いつも通り、全員分の朝ごはんとお弁当を用意しておく。
昨晩、父から「作ったら、誰か起きる前にさっさと登校しろ。」と言われたためそそくさと家を後にする。
父にとって最初から、俺は息子などではないんだ。
家の中にも、これから向かう場所にも、居場所なんてどこにもない。
コメント
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第6話、めっちゃ重かった……💧 主人公が父の命令でわざと嫌われ役やってるの、心が痛すぎる。みことさんに「鬱陶しい」って言うシーン、彼の本心じゃないのにって思うと余計に切ない。朝ごはん作ってから誰も起きる前に家出る生活、もう涙出るわ……。どんな事情があるのか気になるし、この子の心が少しでも軽くなる展開を願ってる🔥