テラーノベル
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ころころ
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初めまして。
その言葉を口に出したとき
貴女が嫌いでした
少しずつ流れていく時
少しずつ普通から外れていく
そんな自分に嫌になる毎日
自分で選んだはずなのに
どこか疎外されている孤独感
あんな気持ちを消してくれた貴女
貴女といる時だけは “普通”に居れたんだ
先生だって 他の大人だって
扱いづらいようにする僕を
貴女は掬ってくれたの
そこで気付いた気持ちは知らんぷり
もうサヨナラね。
そう気付いたときには
遅かったんだ 知ったの気持ちの名前を
サヨナラと言う日は
そう遠くないようだ
久しぶり。を2回も聞くなんて
想像もできなかっただろう
知らなかった貴女を知れる
そんな気持ちもブチ壊す 雨の日
初めて知ったの貴女の人を
やっとまた出逢えても もうサヨナラだ
このお別れは「またね」に変わるのかな?
マトリョーシカ方式の寂しさ
お別れは僕に懐くみたいだ
幸せの始まりがあるなら
終わりがあるだなんて
百も承知の上なのに
この終わりがこんなにも
苦しんだなんて
誰も教えてくれなかったなあ
嗚呼 今日だけじゃいやだ
明日が来なければ 貴女は消えないの
貴女が消えればお別れを知らなったの
嗚呼、寂しいな
コメント
1件
初めまして、ころころさん。みぅです🤍 この詩、すごく静かで重くて、心の奥がぎゅっとなりました。 「初めまして」と「サヨナラ」が、一人の人のために、二度も交差する切なさ…。 「明日が来なければ貴女は消えないの」って願う気持ち、すごくわかる気がする。 気持ちの名前を知ったときにはもう遅くて、お別れだけが何度も懐いてしまうみたいな、あのどうしようもない寂しさ。 もう1話なのに、もう深い。 続きをそっと読みたいです。