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その日は静かにベットに寝転んだ.
隼人の言葉が心に残った.
“やから,これからも俺に依存しててな”
二人の愛を天秤にかけたらどうなるのだろうか.
依存…依存ってなんだろう……
色んな思考が頭をよぎる.
それに,僕の過呼吸になった姿を見て隼人は「可愛い」と言った.
隼人が何を考えているのか分からなくなった.
「秋人,起きとる.?」
「..起きてるよ」
「ごめんな.変な事言って.」
「..なにが?」
「過呼吸で辛かったのに..可愛いとか,」
「大丈夫だよ..」
「俺,昔から変で..今も,他の人と可愛いのに基準が違うのかも..」
「隼人から可愛いって言われる為なら頑張れるよ,…」
「ふふ,..おやすみ」
「おやすみ_」
「ふぅ,…おはよ.秋人」
「うん,おはよう」
「なぁ..秋人,?」
「..ん,?」
「秋人に..して欲しい事があってん..」
「なぁに?」
「ごめん..目隠し,してい?」
「あ,あぁ…」
ドッキリかな とワクワクするが,それの倍不安があった.
何も見えない状態の空間に沈黙が流れる.
「隼人?……んッ゛!!」
室内に隼人が居ないのかと思い名前を呼ぶと僕の舌に指を絡ませる.
気持ち良い様な苦しい様な感覚だった.
「うッ,゛…ね,ッ゛苦しッ゛…!」
「そうだね.苦しいね…」
隼人はあやす様な言葉を発して続ける.
「ふふ..ごめんね 」
と目隠しを取り,微笑む.
僕にはその微笑みが恐怖にさえ感じた_