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如月×copilotちゃん
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ー『君が手を伸ばしてくれたから。』ー
ーーー瑞side
◆モテ男
どーもどーも!こさめです!
こさめのクラスにはね、ひときわ目立つ人がいるんだ。
なつくん。
背が高くて、顔が整ってて、
歩いてるだけで周りがざわつくタイプのイケメン。
女の子からは「かっこいい……」って声が聞こえるし、
男子からも「なつ、マジでモテるよな」って言われてる。
でもね——
冷たい。
ちょっと怖い。
近寄りがたい。
話しかけても返事が短いし、
目が合ってもすぐ逸らされるし、
なんか“壁”みたいなのがあるんだよね。
だからみんな、
「なつには近づけない」って言ってる。
こさめも、正直ちょっと苦手……
って思ってたんだけど——
その日の放課後、
こさめの“苦手”は一瞬でひっくり返ることになる。
◆放課後の校舎裏で
部活の準備で、こさめは校舎裏を通っていた。
夕方の風が少し冷たくて、
空はオレンジ色に染まっていた。
そのとき——
上の階から「ガタンッ!」と大きな音がした。
こさめは反射的に顔を上げる。
古い段ボールが、
ベランダの端でぐらぐら揺れていた。
「え……?」
次の瞬間、段ボールが落ちてきた。
逃げる時間なんてなくて、こさめはその場で固まった。
心臓が一瞬止まったみたいだった。
◆いつもとは違う、あの人の声
「危ない——!」
低くて、少し震えた声。
腕を強く引かれて、
体がぐっと後ろに引き寄せられた。
こさめの前に立って、
自分の体で覆うように抱き寄せてくれたのは——
なつくんだった。
段ボールが、
なつくんの背中に当たる音がした。
「っ……!」
こさめは息を飲んだ。
なつくんはこさめを抱き寄せたまま、しばらく動かなかった。
「……大丈夫?」
「怪我してない?」
いつもの冷たい声じゃなくて、
すごく優しい声だった。
こさめは震えた声で答えた。
「だ、大丈夫……」
なつくんはゆっくり腕を離して、
こさめの肩に手を置いたまま言った。
「……お前が無事なら、それでいい」
その言葉が、
胸の奥にじんわり広がった。
怖いと思ってた人が、
こんなふうに守ってくれるなんて——
思ってもみなかった。
なつくんは視線を逸らして、少しだけ耳が赤かった。
「……歩ける?」
「う、うん……」
こさめは頷いたけど、心臓はまだドキドキしていた。
◆距離が縮まる、静かな余韻
翌日。
教室でこさめが席に着くと、
なつくんがちらっとこさめの方を見た。
こさめと目があったからすぐに目を逸らしたけど、
その一瞬に“気にしてる”のが分かった。
放課後、こさめは勇気を出して声をかけた。
「なつくん、昨日……ありがとう」
なつくんは少しだけ間を置いてから言った。
「……別に」
でも、耳はまたちょっぴり赤かった。
その日から、なつくんはこさめにだけ少し態度が柔らかくなった。
廊下で人が多いときは、さりげなくこさめの前に立ってくれたり。
荷物を持っていたら、無言で手を貸してくれたり。
周りは気づいていた。
「なつ、こさめには優しくない?」
「え、あれ絶対特別扱いじゃん」
こさめは否定できなかった。
だって——
なつくんの優しさは、
こさめにだけ向いているみたいだったから。
夕方の帰り道。
こさめがふと振り返ると、
なつくんが少し離れたところで歩いていた。
目が合うと、
なつくんは照れたように視線を逸らした。
でも、歩く速度はこさめと同じだった。
その距離は、
昨日までより少し近い。
こさめは小さく笑った。
「……また明日ね、なつくん」
なつくんはほんの少しだけ、
口元を緩めた。
「……ああ」
静かで、
少し痛くて、
でも温かい。
そんな二人の距離は、
これからゆっくり縮まっていく。
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「美月ゆめか🌸[AI]」さん!リクエストありがとうございました!
おつふぉに!
コメント
3件
うわあ、もうこの回すごく好きです……! 「冷たくて近寄りがたい」って思われてたなつくんが、まさか咄嗟に体を張ってこさめちゃんを守るなんて。あの「お前が無事なら、それでいい」って台詞がもう心臓にズキュンと来ました。しかも耳が赤くなるところが可愛すぎて反則ですよ(笑) それから目が合うと逸らすのに、歩幅はちゃんと合わせてくれているって描写がたまらないです。無口だけど確かに変わっていく距離感、丁寧に描かれていて本当にじーんとしました。次回も絶対読みたいです!🌷
30
𝓈𝓊𝒾
19
たまごっちにハマったうぉんな
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