テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
目黒は言葉通り、夜が更けた頃に宮舘の部屋へ訪れた。静かに戸を開けたが宮舘の姿は見当たらない。逃げ出したか…
なんて思ったが、よく見れば部屋の端に体操座りで小さく丸まって寝ていた。
目黒「なんでそんな場所で…」
不思議な行動。遠慮して、はたまた別の理由でそうしているのかわからない。
目黒は音を耐えずに近づき宮舘の身体を持ち上げる。昼間持った時も感じたが成人男性にしては軽すぎる。頬はコケていないが腕や足は栄養が行き届いていないようだ。
目黒「取り敢えず…目を覚ますまで待つか」
宮舘は温かい感触で目を覚ます。寝ぼけた頭で考える。この温かみはなんだ?
目黒「起きたのか?」
宮舘「…ん……?ぇ…、ぁ…」
目黒「体調が悪いわけではないんだね?」
宮舘「コクッ…」
目黒「じゃあなんであんな端で寝てたの?」
目黒は宮舘問う。
すると宮舘はその言葉にキョトンとした顔で答えた。
宮舘「端っこで…寝るのが当たり前でしょ…?」
目黒「は?」
宮舘「彼は…俺がいると邪魔だから、『お前は端で丸まって寝てろ』って……」
目黒「…」
あのクズ男は何を考えているのだろうか。謎のいかりがふつふつと湧き上がってくる。
すると、宮舘は言葉を続けた。
宮舘「でも、一緒に寝る時もあるよ」
目黒「え?」
宮舘「セックス…っ…する時、とか。あと、彼が機嫌がいいときはぎゅってして寝てくれるの 」
宮舘はそれは温かくてとても気持ちがいいと言った。
目黒の心の何かがざわつく。その横がもし“俺”だったら?俺はこの人をどれだけ幸せな気持ちにできるだろう。と…
目黒「“温かい”は、好き?」
宮舘「?」 「うん…好き。温かいと、嬉しいからニコッ… 」
目黒「…じゃあ今日は暖かくして寝ようか」
宮舘「え‥?」
目黒「ほら、こっちにおいで」
宮舘「わっ…」
目黒は宮舘の腕を引き、軽く抱きしめる。一度離し顔を覗けは、ぽってりとした口が間抜けに空いている。
目黒は何も言わず宮舘を寝かせる。その上に布団を掛け、潜り込みまた宮舘を優しく抱きしめる。
目黒「温かい…?」
宮舘「コクッ…」
目黒「今日はもういいから、…おやすみ」
宮舘「…」
宮舘「パチッ…」
宮舘はゆっくりと目を開ける。少し顔を上げれば目黒のきれいな顔が真ん前に。そうだ…抱きしめられて寝ていたんだ…と、宮舘は少し戸惑う。
宮舘「起きなきゃ…」
宮舘が立ち上がろうとした瞬間。手を引かれ布団へ逆戻りした。
引っ張られた方向を見ると目黒の優しい微笑みが目に飛び込んできた。
目黒「どこに行く?」
宮舘「…フルフルッ」
目黒「まだ早い…寝てればいい」
宮舘「…なんで、俺に優しいの?」
目黒「俺の気分だ」
宮舘は首を傾げる。何故多額の借金をした彼氏を持つ俺をこんな扱いするの?と。
早く返済の手続きみたいなのをすればいいのに。
宮舘「ねぇ…お金、返さないと」
目黒「そんなこと言っても、貯金なんてろくにないだろ?」
宮舘「…」
目黒「だからお前の身体で支払うんだ」
宮舘「どうやって…?」
宮舘はおそるおそる聞く。
『身体で支払う』
俺は彼女という立場だが、男であって女性のように身体を売ってお金を貰うことはできない。
…パパ活……と、宮舘は内心不安で仕方がない。
目黒「ニコッ」 「俺と身体を重ねろ。そうすれば借金はチャラだ」
宮舘「…え?」
目黒「先に金額を言っておこう」
ゴム有りで5万。
マナでヤれば10万。
中出しは50万。
胸とアナだけでいければ1万。
玩具で放置。時間によって上乗せいしていく。
目黒「その他諸々はヤりながら決めればいい」
宮舘「…それは、返済になるの…?」
目黒「もちろん。言い換えたら、俺にいい思いさせてくれたらお金を上げる。そのお金を俺がまた貰う。」
宮舘「それ…事実的に返済になってなi─」
目黒「細かいこというな面倒くさい」
宮舘「んぅ…」
それで彼の借金がなくなるのなら…
宮舘はまだ、彼氏に“執着”しているようだった。
宮舘「じゃあ…だったら、早く俺を抱いて」
目黒「おっ乗り気?」
宮舘「……借金が、減るのなら…」
目黒は、宮舘の目が潤んでいるのを見逃さなかった。
next
───────────────────
一旦テスト終わったんで出します!まぁ来週もあるんですけど…
土日は休憩がてら描こうと思ってるので出せたら出します。
むる

161
ゆり。
28
れたす野郎
1,729
コメント
2件
