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※サンプル。
ごめ……っ。か、書いてておもろくなってきた笑
言ってること薄いかもだけど真剣な子たち。
3人でこんなしゃべるの、あんまないから息抜きにちょうどいい。
いや、本編もちゃんと書きます汗
📩 相談
高校一年生・女子(仮名:Nさん)
好きな人に無視されるようになりました。
何かしたのかなって考えても、思い当たることはなくて、でも……たぶん、私が悪いんだと思います。
ちゃんと聞きたいけど、怖くて、声をかけられません。
蓮司
「……うわ、それ、めちゃくちゃつらいやつじゃん」
「“思い当たらないけどたぶん自分が悪い”って、典型的なやつだね」
遥
「おまえさ、そういう言い方やめろって」
「真剣に悩んでんだろ、この子……」
蓮司
「いや、真剣だからこそ言ってるんだけど。
“無視される理由がわからない”ってのは、だいたい相手が理由を隠してるか、最初から気まぐれだったってことだよ」
日下部
「……それ、ほんとにある。
理由を教えてもらえないまま置いてかれるの、すごく……苦しい」
「“気づかないほうが悪い”って態度で逃げられると、自分だけ置き去りになる」
遥
「でも、それでも……ちゃんと聞きたいって思ってんだろ? この子」
「それ、すごいことだよ。逃げてないじゃん」
蓮司
「違うよ、遥。“怖くて声をかけられません”って書いてある。
逃げてるよ。でも、その怖さも、わかるよね。
だって、聞いたら終わるかもしれないから」
日下部
「……そう。答えを聞いたら、もう戻れなくなるかもしれないから」
「でも、声をかけなかったら、何も始まらないまま……時間だけが進んじゃう」
遥
「……オレ、それで何回も後悔してる」
「言えなかったこと、いっぱいある。……言えたらよかったって、あとで思う」
蓮司
「それでさ。もし君が“本当に何もしてなかった”としたら、
それでも無視してる相手って、どうなの?」
遥
「……そこまで言わなくてもよくね?」
「……でも、確かに……それ、ほんとだったら、むちゃくちゃズルいよな……」
日下部
「……もしかしたら、相手も戸惑ってるのかもしれないけどね。
恋って、一方通行になったとき、すごく不器用になるから……」
蓮司
「どっちにしても、“沈黙のまま耐える”って選択肢がいちばん、
じわじわ壊れるよ。だから……声、かけてみたほうがいい。
どんなに怖くても、君のほうから動くってことが、
この状況に名前をつける、唯一の方法だから」
日下部
「うん。何も知らされないままだと、
“君がどう思ってたか”さえ、なかったことにされるから……」
遥
「怖いよ。怖いけど、
“何かした?”って、そのまま聞いていいと思う。
うまく言えなくても、言おうとすることが、大事だから」
🗝三人からのことば
蓮司:
「怖いってことは、まだ終わってない証拠。
声をかけるっていうのは、“自分の存在を戻す”ってことなんだよ」
日下部:
「“何もしてない”って確かめることより、
“今もちゃんと君がそこにいる”ってことを、伝えてあげてほしい」
遥:
「伝えられるうちに、言って。
言葉って、なくなると、もう二度と……取り戻せないから」