テラーノベル
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食堂へ向かうと、足音が聞こえたのか皆こちらを興味深々で見ていた。そして俺の後ろを見るなりコネシマ、鬱、シャオロンが腹を抱えて爆笑し始めた。
sha「あはははっwwwwwほんまに犬耳生えとるやん!!wwwwwめっちゃおもろいんやけど!!wwwwww」
ut「ちょっwwwしゃおちゃんwwあかんてwwwwトントンやって困っとるんやからさww」
kn「あ”ーっはははははwwwwww」
その様子をぼーっと眺めていると後ろから寒い冷気が漂ってくるような…
あ、まずい血管が!青筋が出てる!?
きゃー怖いトントンステーキ!!!
でも、イラついてるトントンの表情も好きなんよなぁ。 眉は中央に皺を作っているし、目にハイライトが入っておらず圧が凄い。美人が怒ると迫力があるというが本当にその通りで凍てつきそうだ。
tn「チッ」
トントンが舌打ちをすると、3人は笑うのをすぐやめ気まずそうに顔を合わせる。
その空気を破るようにこほんとグルッペンが咳を一つ。
gr「2人ともおはよう。とりあえず、席に座るんや。食べながら話そうではないか。」
そう言われ俺とトントンはいつもの席、トントンの隣に座る。すると、ちょうどよく朝ごはんが配られる。数種類のパンが詰められたバケット、湯気が立っているコーンスープ、トマト、キャベツ、赤玉ねぎがミックスされたサラダ。
他のにも沢山の美味しそうな朝食が運ばれてきて朝からテンションは上がりまくりだ。
gr「うむ、ご苦労。…では、頂こう。いただきます。」
そうグルッペンが言うと各々「いただきます」
と言い美味しそうな朝食に手をつけていく。
あ〜美味し、ほんまにここの料理は美味いわぁ。毎日この料理食べれるなんて腕の良い料理人を集めてくれたグルッペンに感謝やわ。
もぐもぐ
半熟の目玉焼きを口いっぱいに含んで食べていると、何やら隣から視線を感じトントンの方を見ると口がにんまりと笑い、眉を下げていた。
そして、俺の口端についていた黄身を人差し指で掬いぺろりと舐めとる。
tn「ぞむ、かわええことなってたよ」
zm「〜〜っ!///」
ふりふり
トントンに釘付けになる。犬耳を少し垂らして緩やかに大きい尻尾を振っており、端正な顔が愛らしく緩み可愛いとかっこいいが頭の中をぐるぐるする。俺は今絶対顔が赤いだろう。こんな事で顔を赤くしてしまうのは全部トントンのせいだ。トントンがかっこ良すぎるのが悪い。
俺は、かっこいいトントンを見てられず朝食にがっついた。そんな俺をみてトントンはまた愛らしく目を細め笑う。
またか
トンゾム以外の皆が呆れたように視線を向ける。ゾムは愛され気質で、末っ子のような存在。トントンと付き合う前は、誰が一番早くゾムと付き合えるかなど競いあったものだ。
同僚からもモテモテなゾムだが、今ではトントンの牽制を喰らい手を出す気すらも起きず、皆んなで見守っている。
皆んな、自分の隣で笑って欲しいが自分ではなくトントンと幸せそうに笑うゾムを見れて、悔しい反面そんなゾムを見れて嬉しい。今のゾムは前よりももっと魅力的でそれは彼自身の努力でもあるのだがトントンがいるからだろう。
そんなトントンは今では豚ではなく犬になっているわけだが。
gr「それでトン氏よ。何故犬耳が生えているのだ?変な薬でも飲ませれたのか?」
tn「んー。いや、?そんな記憶ないんやけどなぁ。…あ、でも共用の冷蔵庫からなんかピンク色のラベルが貼られたエナドリは昨日の、深夜に飲んだなぁ、?」
深夜…俺を抱き潰した後エナドリ何で飲んだんや。まだそんな余裕あるとかほんまにバケモンやろ。
俺は思わず食べる手を止めトントンをありえんという眼差しで見つめるとトントンは「ん?」と優しく笑いかける。…かっこいい。
gr「エナドリ…そういえば昨日飲み物やらお菓子やらなんやらを鬱先生買いに行ってたよな?」
そうグルッペンが問いかけると大先生はビクリと身体を震わせ目を伏せた。
その反応は黒やん。
鬱の隣のコネシマが笑いながら聞くと昨日コンビニで買った時に珍しい飲み物だからと買って来たらしい。買うのは良いとして共用の冷蔵庫に入れるのはあかんやろ。
共用の冷蔵庫は誰でも食べてOK。もし自分が食べる用なら名前を書いたりする。そういう決まりがある。
それを聞いたトントンは飲み物に入っている氷を口に流しこみガリッゴリッと不機嫌そうに噛み砕く。そしてごくりと喉仏を上下させ向かいの席に座っている鬱を腕を組み睨む。鬱は冷や汗をかきながらぷるぷる小動物のように震えていて、少し面白い。
ut「ごめんやん。トンち、」
tn「チッ」
ひぃぃ
情けない悲鳴を出す鬱に少し同情し俺はトントンの手に手を添える、それに反応しトントンはどうしたのかと目を緩ませこちらに視線を向ける。
zm「トントン、確かに大先生が悪いけどそこまで怒らんでもええんやない?こんな可愛い姿なってもうたけど、ええ事もあると思うで?」
な!グルッペン!
そう言うとグルッペンはフッと笑い口を開く。
gr「身体に犬耳や尻尾が生えた書記長が知られたら面子が持たんからな。しばらくの間は休みだゾ。」
tn「休み、!?ええんか。書類とかトンつく隊の奴らの指揮は?誰がするんや。」
zm「それは俺がする!後、大先生もな。」
「えっ」と言う鬱先生に視線を向ける。
zm「いや、普通にトントンに迷惑かけてるんやからさ。責任取るのが筋やん?何言っとんの。」
にこりと目が笑っていないゾムは怖く圧が凄かった。
ut「あ、あい」
肩身が狭い大先生であった。
とりあえず話し合いは終わり、各々任務、訓練へと向かう。俺は暗殺部隊の訓練の指導があるので訓練所へ行くが、トントンはどうするのだろうか。
zm「トントン、今日どーすんの?自室でゴロゴロしとくん?」
tn「後でぺ神に医務室こいって言われてるしそっち行くかなぁ、その後はそやなぁ、あんま姿見せられへんし自室でトレーニングでもしとこうかなと。最近書類仕事で鈍っとるし。」
そう言って腕の力こぶしを見せてくるが全然劣っておらず少し力を入れただけで破けそうなくらいには盛り上がっている。ええなぁ、俺もあんな筋肉つけばええんやけど。
己の腕を見るとパーカーで隠されてはいるが筋肉はある。だがトントンみたく厚くはない。
トレーニングを怠っているわけではない、なんなら毎日必死にやっているが体質が体質でつかないのだ。
tn「?ゾム、?」
自分の腕を見ながらぼーっとしているとトントンが不思議そうに見ている。
zm「あぁごめん。なんもないわ。あ、そうや寂しくなったら俺の部屋使ってもええよwほら」
そう言って鍵を投げ渡す。トントンは照れながら鍵を片手でキャッチし大事そうに握りしめた。
tn「余計なお世話じゃい」
zm「んははwそうかもなw、じゃあそろそろ行ってくるわぁ」
トントンと離れたないけど、仕事はしっかりせなあかんしな。そう思いますトントンに背を向けようとすると「ぞむ」と呼ばれる振り返るとちゅっ、と口付けを一つ。
zm「は????」
tn「やり返しや。俺ずっと”待っとく”から」
__”今日の夜いーーーっぱい構ってや?”__
低い声が鼓膜に響き、お腹の置の奥が疼くのを感じた。そして耳にもう一つ口付けをした後トントンは満足そうに尻尾を揺らし背を向け自室へ向かっていった。
zm「っ/////」
トントン!💢////うぅ〜///
訓練に集中できなくなっちゃったやん。
こうなったらあのトントンの状態をとことん楽しんでやる。
良いこと思いついたし、ん〜こーゆのは兄さんに発注すべきやな。よし個別通信にして、
zm『あー、兄さん聞こえる?」
ni『聞こえるで。どうしたんやゾム?ゾムからとか珍しいな』
zm『ちょっと、頼みたい事があって___に____してやつ今日欲しいんやけど、いける?』
そう言うと 通信越しに苦笑いが聞こえた。
ni『わかった。ちょうど今日は帰国するつもりやったしついでで渡す』
zm『流石兄さん!!ありがと!』
ni『おう、じゃあな』
zm『ん!ありがとな!また後で』
そう言ってブツリと個別通信を切る。
よし、もう準備は済んだ。訓練へ行こう!!
思いついた事ができて機嫌が良いゾムはるんるんと足取りを軽くして訓練所へ向かった。
zm「ふぅ、一汗かいたわぁ、」
訓練が終わり、日が沈みかけている。その日に照らされ肌に滴っている汗が頬から喉仏へと滑り妖艶な雰囲気を醸し出していた。
一般兵と模擬戦をひと通りしたがそんな動かずに終わったが日に日に増していく暑さが汗をかかせてベタベタする。はよ風呂入ろ、
自室へ入ると何か別の気配を部屋の中から感じた。誰や、?俺は警戒しながら腰に巻きつけてあるナイフホルダーからナイフを取り出しながら中に入ると、そこにはベッドでこちらを背にして丸まって寝ているトントンが。
あ、そういえば自室の鍵貸したわ。
ていうかトントン、クリーパー抱きしめて寝てる、!!!可愛いぃ
ナイフをしまい起こさないようそろりそろりと近づくが犬耳をピクッとさせ目を擦りながら顔を捻りこちらを向く。まだ覚醒しておらずぽやぽやとした様子で赤がボヤけている。
tn「ん”ん、…ぞむぅ、?」
zm「んふふ、おはよトントン♡」
tn「おはよ、ぞむ、こっちきて」
zm「ん〜?どーした…ッひゃっ♡」
手招きされてトントンの元へ行けば急に抱きつかれ首元を舐められた。インナーが元々汗でへばりついて嫌なのにもっと密着してトントンの生暖かい熱を感じてしまう。
zm「ちょっ!っとんとん!?汚いって!訓練終わったばっかやから汗かいとるから!!」
tn「ぞむさん、ぞむや、ぞむ。ふふ、ぞむ。」
肩を押して引き剥がそうにもこの筋肉ゴリラは離す気はないらしくがっちり腕が腰に巻きつき首の汗を舐めている。どうやら夢中で嬉しそうに舐め、尻尾が左右にぶんぶん揺れているが途端にピタリとやめ舐めるのもやめられた。
tn「他の奴の匂いがする」
スンッと嗅いでそういうとさっきまでとは違う雰囲気になる。腰に回している腕の力が強くなり肩に顔を埋めたと思えば急に激痛が走った。
ガブガブと首筋、肩を噛まれその跡を舐められる。ビリビリとした痛みが広がり思わず声が出てしまう。
zm「ん”ぐ”ッ、♡とんと、♡いたぃっ”♡」
本気で押し返そうとしても痛みで思ったように力が出せずただただ喘ぐだけでトントンはそんな俺を気にすることなくばくばくと噛みつく。
こりこり。ぺろ。
zm「とんと”♡、んぁ”あ♡」
ビリビリとした痛みが快感に変わり思わず背中を仰反るとその曲線をゴツゴツした手でなぞり腰へ辿り着きぎゅっと抱き寄せた。
tn「ん、匂い消えたで。」
ちゅ。
最後に噛み跡と少しの鬱血痕の上に唇を押し付けるとまたトントンの方へ抱き寄せられ胸に頭を擦り付けられる。まさに犬そのものの行動みたいでじーんと可愛さが染みてくる。その甘えてくる黒髪を毛流れに沿って優しく撫でる。するともっともっとというように手に頭を擦り寄せてくる。可愛くて顔を見ようとしても逸らされてしまうので、一応自我はあるんだろう。ただ犬の本能には抗えないみたいな感じなんだろうか。
そうならもっと撫でて甘やかしてやりたいところだが流石にお風呂に入りたい。こんなベタベタした状態でずっと居たくないしあのトントンとは打って変わっての甘えてくるトントンは可愛いがさっきのこともあり刺激が強すぎる。
少し硬い髪の毛を指に通しながら俺は言った。
zm「トントン?甘えてくるのはええんやけどな?俺そろそろ風呂入りたいねん。やから一旦ここまで。」
髪を解かす手を止めると少し不服そうな様子で眉を寄せている。それとなんだか腰に回している手が下に伸びている気がするんだが??
そう考えていると急に視界が回り背中に柔らかい感触があり上を向けばトントンの顔があった。そうか俺は押し倒されたのか。
いやあかんあかんあかん!?!?
この流れはまずい!!まだ準備もしてないし!いや準備してたらヤってたとかやぶさかではないが違う!!今は汚いんだ!
zm「トントン!?や、やめるんだぜ?」
これからしようとしていることはもう目に見えている。
腕を動かそうと思ったが両腕はベッドに押し付けられ動かせそうになかった。くそ!この馬鹿力!!
tn「ぞむ、もうええやろ、?」
tn「おれ、めっちゃ待ったで、?他の奴の匂いも消した。ご褒美くれてもええんやない?」
そう言われ説得してやめろと言おうとし口を開けた瞬間に口を奪われた。
長い舌を入れられ舌を絡められた。舌裏をなぞり刺激し逃げようとしてもねちっこく絡められ顔の角度を変える奥へ奥へと有無を言わさず蹂躙していく。
zm「んふっ♡”ん。♡らめやかりゃぁ♡っ♡」
とんとぉ♡
あぁ、ダメだ。快感に弱く作り変えられてしまった身体ではもう抵抗出来ない。
奥へと絡められて口端からつぅーっと飲みきれなかった唾液が伝っていく。息継ぎもさせてもらえなくて生理的な涙も浮かべてくる。
顔を横に逸らして口を離そうとしたが、顎を掴まれ固定された。勿論腕は頭の上に上げられ抵抗はできない。ほんと抜かりなくて有能な豚さんだこと。
てかほんまに息できへん!?死ぬしぬ!!
ん”んぅ♡、とん♡とっ、!♡”しぬぁ”っ♡
必死に問いかけると、名残惜しいそうに唇が離れていき2人の間には銀色の糸が繋がれた。
重力に沿って涙がベッドへ落ちていく。
白い頬が火照り、唇にはどちらのかわからない唾液がてらてらと誘うように光りペリドットの瞳に薄い膜が張られぼんやりと焦点の合っていない目でトントンを見つめる。
暗い部屋の中2人の息をする声だけが響く。
tn「ぞむ」
こんこんこん
晩ご飯やでーはよ来いよゾムー後、トントン見てない?見ぃへんねんけどー
またロボロがこの甘ったるい空気を切ったが今はナイスだ!!ガチで死にかけやし風呂入れる!!
俺は、はやく風呂へ入るため、この体制のまま大声で答えた。
zm「わかったー!!風呂入ってからいくから先食べといてー!!トントンは今行くってー!!」
そう言うとトントンはは?っと嫌そうな顔をしてこちらを見た。
わかったー!じゃあトントンいくぞー
わざわざ一緒に行ってくれるらしいw
zm「ほら、とんとん♡はよ行かな」
tn「ゾム後で覚えとけよ。」
ちゅ、っと額にキスを落としてトントンは廊下へ出た。その後、ロボロの叫び声が聞こえたのは多分気のせいやろ。
俺はベッドをある程度整えて、下着、服を用意して風呂へと向かった。
まずはごめんなさい🙇♀️🙏🙏🙇♀️
次回やらすとか言ってたのにまだ本番じゃないっていう。
次回は必ずやらせますので!!
#ご本人様とは一切関係ありません
あき🍵👑
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コメント
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わあ〜、第2話も可愛さとドキドキが詰まってました!トントンが犬耳&尻尾になっちゃってるの、めっちゃ愛おしいですよね。ゾムが「かっこいいトントンを見てられず朝食がっついた」とこ、もうツボすぎました(笑)。でもあの後の甘噛み&独占欲全開な感じ…やばいです、こっちまで照れちゃいます///。そしてまさかの本番は次回!? 待ってました!次回が本当に楽しみです〜!