良い感じに書きました。書いてみました。リクエストがあればその部分も教えようと思います。
パラオside
やっほー!みんな!今日ね、今日は〜…えっとね、あーそうそう!日本語が喋れるようになったから、次は書いてみようってナイチが言ってくれたから、旧小学校に集まって授業するんだ!
パラオ「あ、ナイチー!」
日帝「パラオ、もう来たのか。」
パラオね、ナイチが大好きなんだ!昔みたいに思いっ切り抱き着きたいけど、ナイチは怪我の後遺症があるから止めておこう。
パラオ「うん!おはよう!」
日帝「おはよう。鉛筆忘れずに持ってきたか?」
パラオ「あ」
日帝「はぁ、忘れても大丈夫だ。予備の分も用意してたからな。」
パラオ「えへへ、ごめんなさい。」
日帝「楽しみか?」
パラオ「うん!とってもね!」
日帝「予定より早いが始めようか。」
パラオ「はーい!」
数時間後
日帝「覚えが早くて良いな。それじゃあ力試しに簡単な文章を好きに書いてくれ。何でもいい。」
パラオ何書こう…。あ!注意する事書こうかな。家の中に貼ってたら便利だと思う!
日帝「書けたら見せてくれ」
パラオ「出来たよ!」
『ドアの閉め忘れに気おつける!』
『出したら片ずける!』
『何かあったらちょとの事でも誰かにゆう!」
日帝「初めてでコレか?凄いな…、パラオ、一枚目の文章だが、字は綺麗なんだが、この、『気おつける』は間違ってるんだ。何故か分かるか?」
パラオ「分かんない」
日帝「よし、それなら軽く日本の歴史を振り返れば簡単だ。」
日本の歴史?何で?関係あるのかな?
日帝「古代から、日本では全ての物に『気』が纏うとされていたんだ。
『気』とは、ん〜、簡単に言えばエネルギーや思いだな。
人が本を読んでいる時は『気』は本に向かっている、これは『気が向いたら』や『気を付ける』などの言葉になる。
ぼーっとしていると『気が散り』バラバラの方向を向いていて何が起きても?」
パラオ「気が付かない!」
パラオ分かってきたかも!
日帝「そうだ。だから、『気』はその言葉として独立しているから接続詞を付けて『気を付ける』が正解なんだ。」
パラオ「へぇ〜!じゃあ『気ずく』じゃなくて『気づく』なんだね!」
日帝「そうだ。日本語では言葉に色んな物が『つく』んだ。だから、大抵のものは『ず』では無く『づ』と思ってもいい。」
パラオ「日本語って面白いんだね!」
日帝「そう言ってくれると嬉しい。」ニコ
日帝「他にも、二枚目と三枚目も少し間違えているな。」
パラオ「どこ?」
日帝「『片ずける』と『ちょと』、『ゆう』は間違った表現だな。」
パラオ「あ!『片ずける』はさっきと一緒で『片づける』か!」
日帝「そうだな。『カタをつける』という意味がある。あと、『ゆう』は正しく書くと『いう』だな。」
パラオ「そうなの?!難しいなぁ…」
日帝「そうだな。まあ、間違えて覚えるのも大切だ。」
パラオ「うん!間違えちゃったけど覚えたよ!」
日帝「偉いな」ニコ
パラオ「あとは『ちょと』?だっけ?どうしたらいいの?」
日帝「『ちょっと』に変えよう。『少し』と伝える時に『ちょっと』、書くなら小さい『っ』だな。
詰まる音を入れると雫が一つだけ落ちたような感覚がするだろう?
『本当に少し』と伝えたい時は『ほんのちょっと』と言えば良い。『ほんの』は『本当の』が訛った言い方なんだ。
因みに『ちょっと』は『小さい』が訛った言い方だが、今は『少し』と同義なんだ。」
パラオ「ちょっと…。確かに!小さい『っ』は発音しないで詰まる音として使えば良いんだね!」
日帝「詰まる音は難しいが、日本語でとても重要なんだ。『きっぷ』を買おうと思っても『きぷ』になるだけで理解されないことがあるからな。
小さい『っ』は強調にも使える。少し口が悪いが、『馬鹿野郎!』と言うのにも、『バッカ野郎!」の方が強い言い方に聞こえる。『ヤバいなそれ!』より『ヤッバいなそれ!』の方が分かりやすいかもな。
そして言葉同士の区別にも使える。例えば『○○って』とくると『っ』を境目に分かれるんだ。」
パラオ「小さい『っ』一つでも色んな使い方があるんだね!」
日帝「そうだな。かなりよく使われるんじゃないか?」
パラオ「書き換えたよ!」
『ドアの閉め忘れに気をつける!』
『出したら片づける!』
『何かあったらちょっとの事でも誰かにいう!』
日帝「うん、完璧だな。」
パラオ「わーい!」
この後も色々教えてもらったよ!
コメント
4件
うぉお...蜜柑ちゃんの語彙力が炸裂しとる......
私も改めて日本語を習った感じで色々身についた気がします...✨️ めちゃくちゃ分かりやすかったですっ!!!