人格

ガチャッ

チャライが部屋から出てきた。

(はぁーーー。無理やり舌をいれられると疲れるんだよね。)

チャライが廊下を歩いていると陽キャに会った。

「はぁーーー。靴を探すふりも疲れたな…。あれ？チャライくんじゃーん！」

「陽キャさん…。」

「久しぶりだね！ところでなんでそんな疲れたような顔してるの？」

「それは…。」

言おうか迷っていると誰かに声をかけられた。

「チャライくーーーーん！！」

「！？」

変人がチャライのうでを掴んで引っ張ってきた。

「変人くんどこにいくの？」

「ホールに行ってダンスを教えてもらいたいの！チャライくんアイドルしてるからダンスうまいでしょ？」

「ダンスはできるけど…。」

「あとチャライくん全然チャラくないじゃんw」

「えっ！あっ！へ、へいへーーーい？」

「全然チャラくないんだけど！あっ！ほら！ホールについたよ！ダンス教えて！」

チャライと変人がホールににやって来た。

「えーーーと…。どこから教えようか…。」

「おい！変人！💢」

「？！」

誰かがホールに押し寄せてきた。

「あっ！いかりくん！」

「今大事な会議してたのにおまえのせいで終わったじゃないか！早く帰ってこい！💢」

「えーーーだってだれも僕のこと構ってくれないじゃん(ｰдｰ)」

「じゃあ機嫌を取り戻すんだったら飴をやる！」

「飴いる！」

(飴でいいんだ…。)

「じゃあねチャライくん！」

「あっ！うん！バイバイ」

変人といかりはホールから居なくなった。

(はぁーーー。自分の部屋にでもいよう。)

チャライはホールから出ていった。