ずっと、変わらない日々を過ごしていくと思ってた。でもある日、変わったんだ。
四季と俺の目の前には、ゴウゴウと燃え上がる炎。
炎が家を包み込んで、思い出が幾つもあるの家を消していく。これはもう間に合わないなぁ、そんな事を思いながら横を見る。
四季「ひぐっ、泣」
目にいっぱいの涙を浮かべながら、家を見ている四季、あーあ、かわいいなぁ。
俺は狂ってる。多分この燃えてる家の中で両親は死んだる。でもそんな事どうでも良くなるぐらい、今はこの小さな少年の表情、涙、髪、全部に夢中だ。
唾切「僕以外に、そんな顔見せるなよ、」
イラつくのと同時に見られて嬉しい、そんな感情が込み上げてきた、ああ、僕はこの少年に今世はどれ程狂わされれば様すむのだろう。
四季「にい、ちゃ、えぐっ泣」
かわいい♡
そんな感情が真っ先に込み上げてくる程、僕に縋り付いて泣く姿が可愛かった。天使、と言う言葉がよく似合う。
でも、天使はいつか飛び立ってしまうから、羽をもいでしまってしまおう。
唾切「大丈夫。俺がいる」
四季「に、い、ひぐっ、うぐっ泣」
強く抱きしめて、周りから見えない様に隠してしまおう。
これから、たっぷり教え込まないとね。
頼れるのは俺だけ。家族は俺だけ。全部、四季には俺だけだって教え込んで、教え込んで、教え込んで地獄の1番下で一生愛してあげる。
唾切〔だから、早く落ちて来てね。俺の天使♡〕
終わり
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唾切先輩、愛情重めだねぇ! いいね(((o(*゚▽゚*)o))) 続き楽しみ!