涼太「しょうたぁこれ食べたくない…」
翔太「だーめっ食べなさい」
涼太「なんか気持ち悪いんだもん」
翔太「風邪引いたかー?だからあったかくししてねって言ったのに…笑」
涼太「ね、翔太。もうご飯いいから。ソファ座ろ?」
ガタッ(立上
翔太「あ!もぉ~…今回だけだぞ?」
ポフッ (座
翔太「なぁ涼太ー?」
涼太「?」
翔太「妊娠のこと、メンバーに言いたいんだけど…いい?」
涼太「…うん。いいよ?」
翔太「本当か!?」
(涼太が皆に会ってくれるなんて思ってなかった…よかったぁ…)
涼太「?うん、」
(もう隠す必要ないだろうし…(バレてるから)
翔太がお仕事のついでとかで言うんだろうなぁ)
翔太「皆、受け入れてくれると思うから。」
(涼太には近づけないけど…)
ナデナデ…
涼太「うん!」
(俺は家で翔太からの報告待ってよ…ニコニコ)
渡辺は宮舘と一緒に言う前提で、
宮舘は渡辺一人で報告する前提で、
話が微妙に食い違う2人。果たして上手く話をかみ合わせメンバーに報告ができるのだろうか。(凄く不安で仕方がない)
翔太「涼太この日に言うけど大丈夫?」
(一応涼太にも聞いとかないとな…)
涼太「?うんっいいよ?ニコッ」
(わざわざ俺に聞くの?……まっいっか?ニコニコ)
翔太「涼太、感情豊かになったね?ニコニコ」
(これなら皆の前でも笑顔で居てくれるかも)
涼太「そぉ?……えへへ…ニコッ」
(でもとけた顔とかはは翔太にしか見せないしっ)
一向に話がかみ合わない二人。主語という主語が抜けているため、噛み合わないのも当たり前だ。
しかも天才なのか凡才なのか不思議と違和感のない会話。出会ってまだ数ヶ月。
逆に話が通じているのが怖いほどだ。
当日…
翔太「りょうたぁ…おきてぇ…ふぁっ…」
涼太「ん…?んぅ〜……」
翔太「眠たそ…」 ヒョイッ
「リビング行くぞー」
涼太「んぅ〜…スースー…」
翔太「涼太、準備できた?」
涼太「?じゅんび?」
翔太「え、うん。出かける準備」
涼太「今日翔太お仕事でしょ?」
翔太「うん仕事。…え?」
涼太「…ん?」
まぁ噛み合うはずがない。お互いにお互いの顔を見てきょとんっとしている。
翔太はいつもの仕事モード。涼太は大好きな彼氏を見送るモード。この2人はどこまでアホなのだろうか。いまだにきょとんとしている。
翔太「え、報告…しにいくんでしょ?」
涼太「うん?今日言うんでしょ?」
翔太「じゃあ報告しに行こうよ」
涼太「はぇ?俺も??」
翔太「え、じゃないの??」
涼太「……ん???」
翔太「はぃ???」
涼太「なんだ。翔太は俺も同行の上でのお話してたんだね。」
翔太「俺てっきりそうだと思ってた。じゃ、涼太は俺だけが報告しに行くと思ってたのね?」
涼太「うん…」
翔太、涼太「・・・」
涼太「…ふふっ…笑笑、…あははっ笑」
翔太「…ふははっ笑笑!なーんだ笑」
「ごめんっ笑、俺主語抜けてたな笑」
涼太「ううん笑、俺も確認してなかったし笑」
「お互い様だね?」
翔太「だなぁ〜笑、さて!解決したし、行こっか?」
涼太「…………え?行かないよ?」
翔太「……え??」
逆に相性がいいのはなんなのだろうか…?
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