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2,019
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【高揚の舞台劇ー凸もり】
「じゃあななっし~。いいもの見せてやるからいい子にさもさんたちと一緒にいるんだぞ。まぁさもさんたちって言ってるけど実際は多分ニグ君と一緒だけどな」
「わ、わかった!」
そういって少し不安げにさもさんについていく
なんだかわいいとこあんじゃねぇか
おもしろ
やっぱあいつの娘だな
「とつさん」
そうニグ君に声をかけられた
「今日こんなの入手できたんだよね」
そういって度数のはるかに高い酒を差し出してきた
「どっから手に入れたんだよ、、、しかも大量に、、、」
「この前二人来てたでしょ。その時にお土産でもらった」
「ふーん」
そういって俺はショーの劇を再会した
「とつさんほんと好きだよね。あんまいい仕事じゃないよ?これ。組織の人でも無理な人は無理なやつだし」
「そんなん言ったら俺の仕事全部いいもんじゃねーだろ」
「さぁ商品取りに行くかね」
「行ってら」
商品正確に言えばショーの小道具だけれど
今日の仕事はすべて真っ黒なもので成り立っている
「そこのお兄さん元気?」
声をかけたお兄さんはびくびくとして何とかそのガクついた足で逃げようをしている
「何か悩み事でもあるの?話きこっか?」
顔が引きつったまんまだ
面白い
「えっと、、」
「お兄さんの辛いことぜーーーんぶ聞いてあげる」
「ひぃ、、、い、命だけは、、!」
そう今にもにも泣きそうになっている
「えぇ~お兄さんについておいでよ。お金困ってるんでしょ?払ってもらわないとこまっちゃうなー?」
「お願いします、、、!命、、命だけは、、、!」
「おいで今日いい場所があるんだ。君にぴったりな仕事が待ってるよ?」
そういって無理やり連れて行く
払い切れなかったやつに拒否権は無いのだ
ーー
俺は会場の舞台袖にこの男と入る
「うそ、、ですよねまだ僕は、、!」
最初からいい表情をしている
「まぁーだその顔をするのは早いよぉ」
こんなことをだべっている間にニグ君が話に引きながら手足に縄をしばっている
そんなことをやっている間にゲストがはいってくる
今日は人めちゃ入ってくんな
まぁ俺としてはうれしいけど
人が多いということは新規使用者をがっつり増やすいい機会になる
こりゃまたさもさんとべるさんの顔いいコンビの業績伸びるな
ちょっと笑顔で圧かけただけで新規が増えるから羨ましいぜ
「若頭様そろそろよろしいですか?」
「あぁもちろん」
これだけ人がそろっているのだもう隠す必要もない
そうして今声をかけてきた幹部が男を舞台上の椅子に座られる
それと同時にゲストたちからの歓声が上がる
気分が高揚し始める
来ているのはいつもの服
なんのへんてつもないただのナイフ
そのすべてが今日の俺の調子を決める
今日はこの時点で最高潮
いつもより多い人、金を持っていそうな成金ども、歓声。
全てが完璧だった。
「、、、行くか!」
そう気合を入れてナイフを懐に忍ばせて舞台上に上がる
その瞬間スポットライトが煌々と俺を照らし、歓声が上がる
みんなこの瞬間を待っていた
俺もだ
普段目立ってはいけない俺たち、、いや俺が唯一本当の意味で輝ける場所
これがこのラストデーだ
さぁ始めようか
地獄のセリを
今からやるのは解体ショーだ
金を払えなくなったのだから身を売るのは当然だ
それが俺たち流の商売である
鳴りやまない歓声の中そいつにナイフを入れる
泣き叫ぶ声
のたうちまをろうとするその姿一見気持ち悪いようにも見えるがそれらすべてが演出に変わる
これからやるのは人身売買のセリだ
ここにいる成金医者も高く落としてくれるんだから割とやり得である
しょーついでに医療に貢献してんだから悪いもんではないけどな
泣かれたり、血まみれになるわで掃除めんどくさいけど
とりあえずさっさと足を切り落とすこれ以上暴れられるのはごめんだ
血しぶきが上がる
あぁ、、
楽しい
ーーーーーー
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