テラーノベル
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2,019
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【狂気ーななっし~】
かれこれ何分ぐらいだろうか見るに堪えないものを見せられていた
何、、、これ
止まらない誰かの血
鳴りやまない歓声
こんな地獄いったい誰が作り出したのだろう
まぁそのそう本人は舞台上で嬉々としてセリを行っている
値段がどんどん上がっていく様はあまりにも滑稽だった
「こ、これなにが目的なの、、、?」
「これ?うちに借金してたりだとか、取引してる人で2か月以上支払いがないとこうなるの。お金払えないんだからしょうがないよねってことでみをもって払ってもらってるだけ」
「そ、そうなんだ、、、」
「こっちの方がお金倍以上入るし、新規使用者も増やせるし、中にはこのショー見るためだけにお金払ってきてくれる人もいるしね。儲かるのよ。ちなみに今のセリの値段こいつが借金してた額の5倍着いてるよ。まだまだ上がりそうだけど。」
そう淡々と言いのけるのがすごいと思ってしまった
つまりこれが日常茶飯事である
こわい
「で私とさも君は新規使用者を増やさないといけないからこの後は仕事構成員がバーテンダーとかディーラーやってくれてるからそこらへんまわって増やしていかないといけないのよ」
みんなあれっていうけど何なんだよう
とりあえず隠語的な何かなのはわかるけども
さすがにあからさますぎるし
ってかそう考えるとラストデーもそのまんまだな
「ななっし~さんは俺と一緒にいましょうか」
「ニグさんはお仕事回りしてるのに今はしなくていいんですか?」
「こういう時はべるさんとさもさんが強いんだよね」
そういってやや苦笑気味に答えてくれる
「こういうところに来てくれるお客さんって結構単純なんだよね。顔がいい人の方によるからさ。後で現場見せてあげるけど」
「ニグさんはアレグロいとか思わないの?」
「う~ん慣れかな。下積み時代に何回も殺ししてるからそもそも血の耐性ができてるんだよね。ななっし~さんは特例で入ってるから見慣れてないだろうけど」
確かに自分の人生で殺しにはでは手染めてなかったしな
それこそここまでの血を見たのは、、、、
あの事故ぐらい、、、、、かな、、、
そうだよ私こんなことしてていいのかな
そういえば書庫見てもいいとか言われてたのに行けてないし、、、、
「ななっし~さん行こ?」
「いこってどこに、、、、?」
「現場見学」
そういって手を引かれて進むのだった
あんまり嫌な感じはしない
やっぱ人の違いか
「まぁ現場見学というよりかは仕事だけどね」
「仕事?」
「はいこれ」
そういって何やらボトルを渡される
「これ度数の高いお酒なんだ。俺たちがするのはさもさんたちの手助け。度数の高いお酒を渡すことで少しでも酔わせてこっちの交渉を成立させやすくするんだ。」
「すごい姑息なことするんですね」
「まぁマフィアだから。ななっし~さんもそのうち慣れるよ。」
「すみませーんそこのお嬢さん酒ついでくんね~?」
「ほら行っておいで」
「は、はい!」
な、なんかこういうのやだなぁ、、、
ーーー
「あっやっと見つけたね」
ニグさんと一緒にしごとをして大体2時間ぐらいが経った
そこでようやくべるさんをみつけた
「べるさんってお酒飲むんですね、、、」
「いや、、、あれはたぶん水じゃないかなあの人面白いぐらいすぐ酔うし」
みてみるとお兄さんに営業をかけているらしい
ニグさん曰く適当に話してるだけでも営業成立させてるらしい
美貌って恐ろしい
「そうなんだぁ~ねねこんなのどう?」
べるさんが取り出したのは飴だった
「えぇなにそれ~」
「ん~飴。舐める~?」
「じゃあもらうわ~」
そういって完全によっているであろう男性はべるさんから飴を受け取っていた
「またほしかったら週末ここにきてね」
そうして20秒ほどたった後べるさんはその場を後にしてこちらに来た
「ふたりはどう?大変?お酒配って回るの大変でしょ」
「べるさんよりかは楽だよ。営業かけて回ってるわけじゃないし。そっちこそどう?順調?」
「うん今日人多いから新規も多くて結構儲かるよ。来月楽しみ。さも君も今日は順調って言ってたから今日は本当にいいみたいだね」
「、、、」
「何ななっし~なんかあった?」
「いやえっと、、、その、、、、」
これいたら殺されるよね?
わたし
「なんでもいいから言ってみなよ」
「な、なんかさ、、、色恋営業?とか接待?みたいだね」
「うん。それは思ってる。ってか原理はそう」
あっ良かった怒られない
「まぁ私にかかってすれば色恋営業したほうが早いしね。水飲んで話してアレあげればいいだけだし。帳面つけてるよりか楽だよ?」
やっぱり水なんだ
ーーー
時刻は午前5時頃
あんなにうるさかった地価も一気に静まり帰る
今はいつもの私たちとディーラーとバーテンダーをやっている構成員だけが残っているようだ
「ってことでおつかれー!!」
「凸さん!」
反射的に凸さんの方による
さすがに今までの出来事が怖すぎた
「あはは、、、さすがに現場見学と意気込んだけどななっし~にはまだ早かったか、、、」
そういいながらも反省している様子はなく笑っている
「怖かった!!!なにあれ!!」
「べるちゃん説明してあげなかったの?」
「説明したに決まってるでしょ!そのうえで聞いてんでしょ。最初からこんなもん見せられたらそりゃななっし~困惑するに決まってるでしょ。何考えてんの?」
「てかべるちゃんさもさんと別行動なの?珍しいね。」
「さもくんいま向こうにお酒取りに行ってるから。私はそんなにのまないからこっちいるだけ」
「ってかみんな言ってるけどアレってなに?私わかってないんだけど」
「これのこと?」
べるさんが営業を仕掛けていた時に渡していた飴を取り出した
「これね~ボナーっていう一種の麻薬なんだよね」
「へ!?麻薬!?」
「それねフランス語で『幸福』って意味なんだよね」
さもさんが割って入ってくる
「幸福?」
「それねもともとこっちの国のもので希少価値の高いもので、なめると幸せな気持ちになるからボナーっていうんだ」
「そ、そうなんだ」
「まぁまぁ大事なこといま教え終わったし、、、、遊ぶよな?」
凸さんがニヤリとニグさんとさもさんに目配りをする
「んー俺はべると一緒にいたいからいいや。3人で適当にやってて。べる~へやもどろ~」
「うん!」
そう言って二人でベタベタ、、、いや一方的にべるさんがさもさんに可愛がられながら部屋のあるほうに消えていった
「凸さんなんでこれ分かり切ってたのに誘ったのさ、、、」
「だってさもさんたまにこっちに乗ってくれるじゃん~」
「それ2人ともお酒入っててさもさんが遊びたい時だけでしょ、、、どんだけ確率低いと思ってんの?」
「まぁいいやななっし~やる?」
「何を?」
「ブラックジャック」
「えやりたい」
まぁ唯一ルール知ってるしやってもいいかな
そんなにあからさま遊びみたいなことは何年もしてなかったし
「じゃあきまりだな!」
まだまだ長い私たちの夜は続くのだった、、、、
ーーー