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「ん? 朱虎君、どうしたんだい僕の部屋まで」
「先生。一昨日くらいから黒服がやけにすくねえが、何かあったんですかね」
「ああ、イタリアへ戻ったらしいよ。船にたくさんの男がうろついているのは嫌だ、取引が終わったんだから最低限の人数だけ残して出ていけってサンドラが言ったらしい」
「へーえ。……で、例の金髪は」
「レオは残ってる。サンドラのサポート役だからね」
「仔猫の守りに猛獣をくっつけたんじゃあたまらねえな。……残ってる面子の顔ぶれ、分かってるか」
「え……いや、僕は黒服の皆さんとはほとんど関わらないから」
「そういうところがトーシロなんだよあんたは。……動きやすい服をくれ。それから銃だ」
「えっ」
「どうもきな臭い。そろそろ来るぞ」
「そ、そう……なのか?」
「多分、遅くとも明日には始まる」
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