テラーノベル
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#sxxn
麗華

1,211
243
⚠️前回抵抗感があった方は閲覧注意とさせていただきます。この作品ではこの先も度々過度な表現が含まれます。地雷に対しては自己責任となります。無理のない範囲でお楽しみ下さい。
side:💚
ずきんずきん
どくんどくん
びきっ
あたまがわれそう
こわい
いやだ
くるしい
つらい
にげたい
きえたい
しにたい
おかあさんにあいたい
いかないで
しなないで
ごめんなさい
ぐるぐるどろん
ずきずきずきん
💚「ッう゛……ふぅ…っ!」
さむいさむいさむい
ゆびがこおりそう
つめたすぎてとれちゃいそう
さむいよ
つらいよ
……すこしあったかい?
💚「……!」
❤️「すー……すー……ぐずっ」
なんでなつさんがここにいるの?
それにちょっぴりないてる?
なんでだろう
でもあったかくていいなぁ
おとうとができたみたい
💚「ぁ゛がッ!?」
いたいいたいいたいいたいいたい!
あたまがいたい!
ずきずきずきずき
とんかちでなぐられてるみたい
ひふがやぶけそう
ほねがはれつしそう
のうみそがぐじゅぐじゅいってる
ふぁんふぁんふぁん
びーっびーっびーっ
かんかんかんかんかんかん
うるさいうるさいうるさい
むしゃくしゃしてきた
あばれそう
ぜんぶぜんぶこわしたい
めちゃくちゃにしたい
くるしいくるしいくるしい!
💚「ふっ゛ー…ふっ゛ー……!」
💚「あ゛」
そうだそうだ
きればいいんだ
おちつこう
うるさいのおさまるかも
いつもみたいにね
でもなんでゆかにおちてるのかな
なつさんがふんだらあぶないよ
カチッ……チチチチチチ
サク、シュー
しゅー
つー
さくさく
つきん
さく
しゅー
ぽたぽた
ずきん
さくっ
しゅー
ずきん
すこしましになってきた
さくさく
しゅー
ずきん
すー
ぽたぽた
ザクッ!!
い゛ったぁ!
けっこーふかくきっちゃった
ほねまでとどいたのかな
ちがいっぱいでてる
いたいなぁじんじんする
ってだめだめ!
いたくないいたくない
だいじょうぶだよね
かんがえないかんがえない
そんなことかんがえちゃだ、め……?
あれ、なんでだめなんだっけ
いたいのはだめなんだよ
よくないこと
かんがえるひつようのないこと
でもなんでだっけ
わすれちゃった
たしか……
……いまなにかんがえてたっけ
なんのおはなし?
あれどうしよう
なんだろう
わかんないわかんないわかんない
なんだかとてもきもちわるい
なにかわすれてる?
あれ、いまなにしてたっけ
なんだっけ
………いまなにかんがえてたっけ
どくんどくんどくん
がんがんがんがんがんがん
ずきずきずき
どーんどーんどーん
やだやだやだやだやだやだ!
なになになになになになに!
こわい!
つらい!!
きもちわるい!!!
いたい!いたい!!いたい!!!
くるしい!くるしい!!くるしい!!!
しにたい!しにたい!!しにたい!!!
あ゛ーもう!!!
しんでやる!!!!!!
💚「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」
❤️「何やってんだ!!!」
side:❤️
💚「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」
がちゃがちゃとした物音と荒い息遣いで目を覚ますと、信じ難い光景が飛び込んできた
発狂しながらカッターを振り上げている、すちさんだった
❤️「何やってんだ!!!」
間一髪、腕をわしずかみにして壁へ押さえつける
片腕からは鮮血が留めなく溢れ、白いシャツや肌に飛散していた
💚「やめて!いやだ!!」
❤️「落ち着け!何もしねぇから!!」
顔面蒼白で抵抗する彼を必死に押さえつける
呼吸を忘れた深夜の中、2人の攻防が鳴り響く
今にも折れてしまいそうなほど細い腕からは血が止まらず、俺も次第に赤く染まった
皮と骨ばかりの腕が出せる抵抗力は雀の涙ほどで容易く抑えていられた
しかし、まるで憑き物がついたように全身で暴れ出す
💚「やぁめて!おれはしにたいの!」
❤️「馬鹿なこと言ってんじゃねぇ!」
彼の体には、これほど藻掻く力など残っていないはずだ
それでも錯乱した眼光は焦点を見失い、全身をガタガタと震わせている
何かから逃れるように、必死で
❤️「やめろよッ……!」
💚「なんなの!!ぃやあだ!!」
更に力を込めて壁に叩きつける
押さえる度に全身の脆さがダイレクトに伝わってくる
力を込めれば、この細い骨など簡単に砕けてしまうのではないかという恐怖
けれど手を緩めればすちさんは自分自身を壊してしまう
いや、本当に死んでしまうかもしれない
なおも諦めず、魚のように体をくねらせ
なりふり構わずじたばたと藻掻く彼
暴れるたびにシャツの隙間から覗く痩せこけた白い肋骨が痛々しく浮き上がる
先程、俺はカッターを差し出してきたすちさんへの涙が止まらず抱き締めた
どれだけ泣いたか分からない
しかし、その後泣き疲れて寝てしまっていたらしかった
もし俺が起きていればもっと前から止められただろうか
解けた包帯が露わにしたのは何十ものリスカ痕
視界が、どんどん歪んできた
ぽたぽたと赤い血と共に溢れた雫が床に零れ、混ざる
かつての面影を残さない錯乱ぶりで、惨めに喘ぐすちさん
殆ど関わってこなかったのに先程湧いてしまった情が胸を締め付け、呼吸すら苦しい
儚い身体を必死に押さえつけながら必死に手首を掴み止血を試みる
このまま暴れ疲れて眠ってくれたら良いのだが収まる気配がない
頼む、頼むから、時間をくれ
まだこの人のことも、あいつらのことも、知らないことが沢山ある
全く信じてねぇけどさ、もし神がいるなら叶えてくれよ
もう一度歩み寄るチャンスをくれよ
6人全員が幸せになれる道を作ってくれよ……!!!!!!
前回はやり過ぎたかなと思いましたが、何も反省せず今回です
二次創作という大義名分でやりたい放題しているので、不快な思いをされることのないように自衛お願いします
ついに20話までやって参りました
進まないですねぇ
残り15話程で完結したいのですが、そんな優秀な脳みそは母胎に置いてきたので希望的観測です
私事ですが、最近祖父の様態が優れず介護に奔走しています
投稿頻度が激減するかもしれませんが、完結はさせます。絶対に。
日頃より応援痛み入ります
今後ともよろしくお願いいたします
今回もご覧いただきありがとうございました🙇🏻♀️
p.s:ライブ当選した方、私の分まで楽しんできて下さい!
コメント
6件
無理しないでください… この作品めっちゃ好きです!天才です!
すごい重い話しだ……
すちくん大丈夫かな、 なっちゃんナイスやね、 6人全員幸せになってくれよ