年齢操作あり。
(まぁ本人様と別人として考えても大丈夫です)
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玲亜「──そういえば、皆さんっておいくつでしたっけ?」
直生「あれ早速…歳でマウントを…」
玲亜「私28だから!!」
白栖「自分は25ですね」
直生「俺は22ですね」
玲亜「若い!!」
サビタ「わ、私は…27歳です…」
デナリー「私は31歳だな、この中だと最年長になるな。」
玲亜「皆歳がバラバラだねぇ…」
デナリー「まぁ時間もそんなある訳ではないし、早速ブリーフィングを開始しよう。」
デナリー「初顔合わせで移動中に初めて意見交換と、まあ異例の状況だが、なにせ時間が無い。」
デナリー「…さて。正直なことを聞きたい。」
デナリー「登山隊の人数が、この”5人”であることを…」
デナリー「”少ない”と思ったか?」
直生「だ…第二次登山隊…よりかは少ないかと…」
白栖「まぁ何となく察しましたけどね…」
玲亜「え、なになに?!」
デナリー「打ち明けておくと、今回私はここにいる4人以外にも…多くの実力者たちに声をかけ、参加者を募った。」
玲亜「あれでもこの人数なのは…」
デナリー「そういう事だ、その殆どは誘いを断った。」
デナリー「世界最高峰への初登頂となるかもしれない、さらに全資金を我が社が負担する。」
デナリー「という条件にも関わらずだ。」
デナリー「それがどういう事を意味するかは、説明するまでもないな?」
玲亜「うっ…」
直生「な、なるほど…」
デナリー「南極に発見された新たなる世界最高峰、”狂気山脈”。」
デナリー「二度に渡って、世界最高の登山家たちを、全滅に追いやったその山への登山は、それだけ無謀な挑戦だということだ。」
デナリー「まぁ皆も知ってると思うが特に、先のK2隊の失敗が…登山界に与えた衝撃は大きかったな。」
白栖「…。」
デナリー「だが、もちろん私もあの山への、”命を絶つ覚悟を持つ仲間”を募ったわけではない。」
デナリー「ここで本登山隊の目的を明確にし、共有しておきたい。」
白栖「…はい」
デナリー「本登山隊の主目的は、『狂気山脈の調査』。」
デナリー「特に先発の、第二次狂気山脈登山隊『K2隊』に、何があったのかの解明とする。」
デナリー「もちろん、行けると判断した際には登頂を目指すが、少しでも危険だと判断した場合には撤退する。」
デナリー「未確認の危険要素を過小評価し、ピークハントに固執することは許さない。」
デナリー「…いいな?」
直生「…は、はい」
玲亜「分かった勿論大丈夫よ!!」
白栖「えぇ、そうですね。」
デナリー「まぁ君たちのことなら大丈夫だろう。」
デナリー「それではここからの流れを説明する。」
デナリー「我々はこれから、このバスで”フリーマントル港”へ行き、砕氷船に乗り込んで”南極”へ向かう。」
デナリー「必要な食糧やパーティ共有装備は、既に船に積み込んであるから安心してくれ。」
デナリー「それと南極上陸や、そこからの移動手段なども手配済みだ。」
デナリー「それと登山スタイルは『極地法』をとる。」
デナリー「未知の地で”アルパイン・スタイル”は無謀すぎるからな。」
デナリー「食糧は30日分。今回の登山の行動限界だと思ってくれ。」
デナリー「それ以上南極に留まると、恐らく帰ってこれなくなる。」
玲亜「ひえっ…」
(ちなみに今回の装備は『極地法』”固定”)
デナリー「さて、少しでも多くの情報を共有しておきたい。」
デナリー「各自今日までに、各々が調べてきた情報を開示してくれ。」
白栖「そういえばそうでしたね…」
直生「も、勿論調べました…、!!」
玲亜「調べることなら任せて!!」
情報共有タイム。(PLちょいでる)
りりちよ(KP)「何か調べたいのとかあります?」
白栖は【K2隊について】。
玲亜は【狂気山脈について】。
直生は【今回のデナリー隊について】
まずは玲亜から調べる。
上手く調べられ、情報がわかる。
『【狂気山脈について】
南極大陸の奥に発見された巨大な山脈。推定高度10363m。
確認できる限りの世界最高峰であり、未踏峰。
気象条件が厳しく、十分な調査ができていない。
航空写真の分析から、登頂可能と思われるルートを割り出し挑む事となる。
6000mを超えた辺りから、雪がなくなり、漆黒の山脈となるようだ。
9000m地点に、高い登攀技術を要求される岩壁、『大黒壁』が存在する。
近年、ニュージーランド航空の旅客機が行方不明になり、その探索中に発見された。
なお、行方不明の旅客機は未だ発見されていない。』
※既出情報
続いて白栖。
調べたが、有力な情報は見つからなかった。
そのため、直生も【K2隊について】を調べる。
直生も有力な情報は見つからなかった。
直生(ふ〜〜ん、なるほどね。)
白栖(この顔絶対何も分かってない)
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