テラーノベル
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#独占欲
#ワンナイトラブ
6月のある日。
ひよりさんから送られてきた日付は、絶対守らなければならない「納期」のように僕の心を締め付けていた。
(……なんでだよ。どうして今日に限って……)
彼女はあんなに綺麗で、僕をちゃんと愛してくれているのに。
申し訳なさが募れば募るほど、身体の奥が冷えていき、心と体の回線がぶつりと切れたように、何もかもがうまくいかなくなった。
「……ごめん、今日は、その……」
最後まで言葉にできない。
「大丈夫ですよ」
彼女は、困ったように笑った。
「お仕事、忙しくてお疲れですよね。今日はもう寝ましょう」
そう言って、彼女は静かに布団に入った。
その背中に、何も言えなかった。
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