この作品はいかがでしたか?
42
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私は猫である。名前はまだない。
そんな私は今、夢を見ています。
どんな夢でしょうか? それは、私が人間になる夢です。
目が覚めたらこの夢を忘れてしまうでしょうけど……それでもかまわないと思っています。
私はただの夢の中ですが、こうして日記をつけることでしか自分の気持ちや考えを表現することができません。
私の心の中に秘めていた思いを伝えることができるのは、きっとこれが最初で最後なのでしょう。
これは誰にも言えない秘密の日記帳であり、また同時にぼく自身の日記でもある。
このノートを手に取る者がどんな者であれ、その者のプライバシーを尊重し、たとえ何があったとしてもぼくはそれを口外したりはしない事を誓う。
もしそんな約束を破ったりしたならば、その時はこの日記を捨て去り、二度と手に取らぬようにしよう。
もちろんそう簡単に捨て去れるものではないだろうけれど……それでももしもその覚悟があるというのなら、このページを読み進めて欲しい。
さぁ始めようか。これが本当の意味での――
【始まりの始まり】だ。
まず最初に言っておきたい事がある。
それは、ぼく自身について語る事が出来ないということだ。
この物語の主人公になる事は出来ないという意味だ。
だがそんなことはもう問題ではないのだ。
なぜならぼくは既に主人公であり、ぼくの物語はすでに完結しているからだ。
ぼくはこの世界の一部になりつつある。
しかしそれでもなお、ぼくはまだ人間であるはずだ。
少なくとも今は。
だからぼくはこうして小説を書く。
たとえそれがどんなに馬鹿げた事でもだ。
この世の中にある物の中で一番大切な物は時間だと思うぜ。
時間は俺達の命より大事なんだよ。
俺はこう考えてる。
もし時間を気にせずに生きられるとしたら、それは最高の幸せだと思わないか? 時間は無限じゃないけど有限でもない。
つまりだ、時間は宇宙で一番貴重なものなんだ。
例えばだ、ある男がいてだな……
「俺の名前は『ジョン』っていうんだぜっ!」
この男がある女の事を好きだとする。しかし女は他の男の事が好きなんだ。さぁ君はどうする?1:諦めて去る
2:邪魔をする
3:力ずくで奪おうとする
4:無理矢理自分のものにしようとする
5:ストーカーになる
6:相手の男が嫌がる事をしてやろうとする
7:相手の男が苦しんでいる時に嬉々として嘲笑ってやる
8:相手の男が自殺しても構わない
9:相手が死ねば自分も死ぬ
10:相手を殺す
11:自分を殺して相手を生かす
12:相手を不幸にして自分は幸せになろうとする
13:30 ネネコちゃんはもうすぐ帰ってくるかな? 何だか外が騒がしいけど…….一体外で何が起きてるのかしら?
「ただいま~♪」
ネネコちゃんの声!?帰ってきたみたい!
「おかえりなさい!早かったじゃない! どこ行ってたの?買い物? あっ、もしかしてデートとかぁ?キャー♪」
そう言いながら抱きついてみる。
するとネネコちゃんは顔を真っ赤にしてこう言った。
「ちっ違うよぉ////////」
あれれぇ?照れるぜ。
知らんかったぁ! 知らなかったっすぅ! しらねぇっすよぉ! 知りません! 知らん! 知らんもん! 知らないですよぉ! しらないぃ~! しらぬいっしゅ! 知らぬ! しらずっしゅ! 知らずっちゅ! 知るはずないじゃん! しらないっしょ!? しらなーい! しらなーいしらなーい! シラナーイ!シラナァーイッスゥ! シラナイィィーースウウッ! シラナイッスー! シラナイーッスゥ! 知らんもん! シラナカッタモン! シラナインデスヨォオオオ!!!
(医者の説明)
「……で、ここはこうなって、ああなっているのさ。」
「それで、この薬を使うと、こうなるんだ。」
「だから、この薬を使えば、治せるんだよ。」
「はい」
「いいえ」
「ありがとうございます。」
「そうですか。わかりました。」
「はい」
「いいえ」
「結構です。」
「はい」
「いいえ」
「そうですか。」
「はい」
「いいえ」
「あらそう。」
「何だか具合悪そうだね。ちょっと待っててくれないか。
薬をとって来るよ。」
「これで良くなるといいんだけど。はいこれ、おくすり。」
「ありがとうございます。」
「どういたしまして。またいつでもおいで。」
「ありがとうございます。」
「いいんだよ。ところで君はどこが悪いんだい?」
「実は、ぼく、頭が悪くなってしまって。」
「どれ、見せてみな。……ふぅん、これなら大丈夫だ。」(←意味不明)
「あらぁ〜!大変じゃない!?」(←大げさ)
「ちょっと待ってな。薬を作ってくるから」(←適当)
「先生!これはどういうことですか?」(←大真面目)
「ああ、それはね……」(←超テキトー)
「ほら、また始まったぜ。
あいつらいっつもおんなじことばっかり言ってやがる。
何だっけあの……そうそう、『ハロー』とか何とか言うんだ。
それにしてもあの男達はいったい何をやってんだろうなぁ。」
「おい、聞いてるか?あれ見てみろよ。」
「ん?何だ一体……
おっと危ない!
はい いいえ どちらでもない この文章は自動的に翻訳されました。原文:Even If You Know, Notice Me that there is no such Thing as “Yes” and “No.” Or It Is Successfully Translated. The Contents of this Posting are best kept secret forever.
「ここはどこだ? あの世か?」
「そうじゃないのよ。この世界の人は知らないかもしれないけど。」
「あなたは知っているはずよ。」
「違うのよ。」
「それはあなただけ。」
「そうなのよ。」
「それはあなただけ。」
「そうなのよ。」
「それがわかるまで、あなたの旅は終わらないのよ。」
いいえ
「そうかしら?」
はい
「そうかもしれないけど……」
いいえ
「ほんとうかなぁ?」
いいえ
「そんなこと言っちゃいけないと思うわ。」
いいえ
「どうかしらねぇ?」
いいえ
「そうなんじゃなくて?」
いいえ
「どうなのかしらねえ?」
いいえ
「そういうものじゃないのかしら?」
いいえ
「そうかも……」
いいえ
「そうよ。」
いいえ
「そうだったような気がしてきたわ。」「そうなのよ。」「そんなことなかったと思うけどなぁ。」
「あるのよ。」
「それはどうかしら。」
「ないのよ。」
「ぼくは聞いたことがないや。」
「聞いてみるべきだわ。」
「やっぱり違うんじゃないかなぁ。」
「聞くべきよ。」
「聞いてみるべきじゃないのかねぇ。」
「絶対聞かなきゃだめよ。」
「聞いてみたほうがいいんじゃないだろうかねぇ。」
「聞くべきよ。」
「聞いてもいいのかもしれないねぇ。」
「聞きなさいよ。」
「きいてもいいかもしれませんねぇ。」
「聞いてみてもいいかもね。」
「きいたらいいわよ。」
「きいてみた方がいいでしょうねぇ。」
「きけばいいんでしょうよ。」
「聞けばいいだろうね。」
「何を聞くの?」
「それは……ねえ、ドクター、ぼくたち、どうしてこんなところに来てしまったんでしょう?」
「それはだね、君たちは、この世界で何をやっているのかを知りたいからだね。」
「そんなことよりもっと知りたいことがあるんですけど。」
「そりゃそうでしょう。君たちの世界とは違うもの。しかし、この世界の事はみんな知っているはずだよ。」
「ねえ、あなたはどこから来たの?」
「もちろん、ぼくらはここから来たんだよ。」
「違うわよ。あなたの頭の上にいる人たちの事よ。」
「彼らは、ぼくらの友達だ。
一緒に旅をしているんだ。」
「あらそうなの。
その人達は何を食べてるの?」
「それは分からない。
ぼくらが話しかけても答えなかったり無視したりする理由を教えてくれないか?
「うん。それはつまりだね。
人間なんてものはみんなそれぞれ違うものじゃないか。
だからみんな違っていて当たり前なんだ。
例えば、君は今まで自分が他人に対してどんな態度をとってたか覚えてるかね? 君の友達や家族、親戚や兄弟、それに恋人に対してもだ。
もし君が相手に無礼な態度をとったとしたら、相手も同じように君に無礼な態度をとるかもしれない。
しかし逆に相手が君にした事を君が自分にされたとしても同じだろう。
自分の言動によって、自分にとって大切な人が傷つくこともあれば、反対に自分も傷ついたりするものだ。
もちろん、時にはお互いを傷つけあう事もあるけどね。
それでも人は、そうやってお互いに関わりあって生きていくんだよ。
相手の行動が気に入らないというだけで、そんな風に他人の全てを否定してしまうような考え方はよくないだろう。
君はまだ子供だが、そういう事は理解していると思っていたのだがね。
さて、もう質問はないかな? それじゃあ私はこれで失礼するよ。また会おう!
「それじゃあみんなさよなら!元気でな!」
終わり 【あとがき】
本書をお読みいただきありがとうございます。作者のヒガシです。
この本を読んでいただければわかると思いますが、本作は私が実際に体験した出来事をもとに書いたノンフィクションノベルであり、私の実生活における様々な場面や人物が登場しています。例えば……
1.エレベーターの中での会話
2.受付嬢とのやりとり
3.病室 ぼくの名前はジェフ。
この病院に入院している患者だ。
毎日いろんな事がおこるけど、今日もまたいろいろあったんだ。
ぼくの友達のひとりであるプーカが入院してきたんだ。
プーカはとても元気だったんだけど、突然熱が出て倒れてしまったんだ。
すぐにベッドに入れられて点滴を打たれていたけれど、なかなか良くならなかった。
それからしばらくして、今度はぼくの隣のベッドにいる男の人が倒れた。
名前はわからない。
彼は自分の名前を教えてくれなかったからだ。
彼もプーカと同じように苦しんでいた。
だけどプーカとは違って意識があり、自分で動く事も話すことも出来た。
ただ、自分からは話そうとしなかった。
そんな時、彼の方から話しかけてきたんだ。
「ねえ君、どうして君はここにいるんだい?」
ぼくは自分の事を彼に教えた。
すると彼が言った。
「僕も同じさ。僕は今まで何をやっていたのか思い出せなかったんだよ。だからこうしてベッドの上にいたんだ。」
ぼくは聞いてみた。
「あなたは何をしていた人だったんですか?」
彼は答えてくれた。
「僕の名はジョン。そう呼んでくれればいい。」
「僕はジョンだ。君の名は何というのだね?」
「ぼくの名前はジョン。よろしく頼むよ。」
「僕の名はジョン。君は誰なのだね?」
「俺の名はジョン。」
「ぼくの名前はジョン。」
「おれの名はジョン。」
「ぼくの名前はジョン。」
「おいらはジョン。」
「俺はジョン。」
「おれはジョン。」
「おいらはジョン。」
「おれはジョン。」
「おいらはジョン。」
「おれはジョン。」
「おいらはジョン。」
「おいらの事はジョンと呼んでほしいんだ。」
「ぼくのジョンとはどういう意味かね?」
「おいらのジョンの意味は”俺”という意味なんだ。」
「そうなのか。分かったよ、ジョン。」
「ジョンは”俺”という意味らしいぜ。」
「”俺”は”ジョン”と読むんだってさ。」
「ジョンは”俺”って読むんだってさ。」
「ジョンは”俺”ってことらしいぜ。」
「ジョンは”俺”って事らしいよ。」
「じゃあパパの事は何て呼ぶのかしら?」
「お父さんとかじゃないか?」
「”僕”って言うんだよ。」
「ぼくはぼくだもの。」
「うちのジョンは”あたし”って言いますけどね。」
「じゃあ君は何て呼ばれてるの?」
「僕は僕のあだ名があるんだ。知りたい?教えてほしいの? しょうがないなぁ~。じゃあ特別に教えてあげちゃおうかなぁ。
実は僕の名前の頭文字をとってRって呼ばれるんだ。
R.I.P.(安らかに眠れ)」
(電話の対応)
「もしもしこちらホテル・ダークムーンです。
ただいまお客さまのお部屋番号を受け付けております。
5401号室ですか?かしこまりました。
料金につきましてはこちらのパンフレットをお読みくださいませ。5401号室に行かれる方は、エレベーターの中で、「チンチロリン」と言って下さい。すると5401号室のドアの前に着きます。また、この部屋からは夜中じゅうサイコロの音がきこえてくるでしょう。もし眠れなければ、ベッドの下を覗いてみて下さい。そこにはあなたの友だちがいるはずです。その友達とは一緒にトランプゲームをして遊ぶことができます。しかし、その子はあまり頭がよくないので、あまり長い時間つきあわないように気をつけて下さい。彼はすぐに眠ってしまうかもしれません。そうなるともう朝まで目を覚ましません。彼の寝顔を眺めながら自分も眠ることが一番幸せだという方以外は、彼と遊ぶことはおすすめできません。
ところで、どうしてそんな音が聞こえるのか不思議に思った事はありませんか?それは彼がギャンブル依存症だからなのです。
また、この部屋に泊まるお客様は、深夜になると突然部屋の電気が消えてしまうことがあります。その時はすぐにフロントに連絡をとって下さい。必ずや、スタッフが飛んできてくれることでしょう。
この部屋の特徴としましては、なんといっても窓の外に見える満月でしょうか。まるで大きな鏡のように光輝いております。そしてその輝きは夜空だけではなく、壁や床までも照らしております。部屋の中央に置かれたベッドの上で寝転んでいるだけで、まるで自分が宇宙にいるかのような錯覚を覚えることでしょう。
さて、ここで皆さんに問題です。一体なぜ私がこのような事をしているのかと言いますと、実はこれから起こる出来事に対して少しばかり準備をしておきたかったのです。とは言いましても別に大したことではありません。ただ単にこの部屋に仕掛けられているであろう罠を確認していただけなのです。しかし、それは同時に私の命を脅かすものでもありました。何故ならば、もしこのまま何事も起こらず時間が過ぎていけば……そう、その時こそがまさに悪夢の始まりだったと言えるでしょう。
(ドアを開ける音)
おっと、どうやら来客のようです。では早速迎えに行ってみることにしましょう。
こんばんは、お嬢さん。どうかなさいましたか? おや、泣いているのですか? あぁすみません。失礼いたしました。どうにも私の言葉遣いが悪いものですから……
それで一体どうして泣かれているのか伺ってもよろしいでしょうか? いえいえ、そんな大層なことではないのですが、もし差し支えなければ教えていただければ幸いです。
なにぶんこのような職業柄ですので、どうしても他人様のお話を聞かないことにはなりませんものでして……
ありがとうございます。そう言っていただけると助かります。それでは、私の方からもいくつか質問させていただいても構いませんか? もちろん答えたくなかったり話しにくいことは無理にとは言いませんが、出来ればお聞かせいただきたいと思っております。
はい、ありがとうございます。それではまずあなたの年齢を教えてください。
なにしろこういったことをあまり尋ねないのですこしばかり緊張してしまいまして……
えぇと……二十歳ということですね。これは失敬致しました。
それでは次に出身とお名前を教えていただけますか?「出身地?どこだったかしら……。思い出せないわね。名前はレイよ。」
どうしてこの町に来たのか教えてもらえますか?
「この前までは小さな村に住んでいたんだけどね。そこでちょっと問題があって引っ越してきたのよ。」
どんな問題があったのですか?
「それは秘密。あまり話したくないことなの。」
話しにくいことだったかもしれませんね。失礼しました。
ところで、この町に来てからは何をしていますか?
「特に何もしていないけど……強いて言うなら 寝る事かなぁ。」
「ちょっと何言ってるかわからない。」
「…………」
「それはそうとぼくらは君を助ける事が出来るんだぜ。
ぼくらが君を助けなかった事があるかい?」
「…………」
「ところで君は何者だっけ?」
「…………」
「そうだった。君はただの旅人だったね。忘れていたよ。
だけど安心してくれ。君のことはちゃんと覚えてるよ。」
「…………」
「ぼくらに出来る事は何でも協力しようじゃないか。」
「…………」
「君が何者で何を考えているのか知らないけれど、そんなものは些細な問題さ。
今はただ君を助けたいと心の底から思っているんだよ。」
「…………」
「君は何も心配する事はないんだ。
とにかくこのベッドで休んでくれればいいんだ。」
「…………」
「やれやれ。相変わらず強情なお嬢さんだ。仕方がないな。分かった分かりました 分かんねえや 分っかんねぇよ ワカンネェヨ ワカランナエ わかりません わからないです わからんよ 分からないですよ ワカラナイナア 分からんぜよ 分かりませぬ 分かりません 解らぬです 判りません ワカリマセン ワカリマセンゾ ワカラナイデスゾ ワカリマセンデシタ ワカ
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