きゃあああああああああああ!!!
ティード「がああああああ!!!」
ティードは無差別にそこらじゅうの人間を喰らい尽くす
喰らい、喰らい、喰らい尽くした
一瞬にして池袋が血みどろの地獄と化した
ダグ「何を考えてる…」
ダグはおぞましい光景に絶句した
ダグ「ドルフィンズ!」
バシャンバシャン!
水分で出来たイルカたちがティードの周囲にまとわりつく
ダグ「てめぇの相手はこの俺だぜ、てめぇは城に投獄するよりここで処刑した方が得策だ。俺がぶっ殺してやるよ!」
ティード「図に乗るなよ、槍兵ごときが」
ティード「があああああああ!!」
ダグ「そいつは変身魔法か、我らの世界の獣じゃないな。人間世界のものだろう、一体どうやって変身してる」
ティード「これは”狼”俺が最初に人間世界に行けたときに殺した獣さ」
ダグ「へぇ、じゃあ見せて貰おうか、獣の本能の力をな」
ティード「がああ!」
ティードは瞬時にダグに駆け寄り、大きな握りこぶしをダグに振りかぶった
ダグ「速いなおい!ドルフィンズゥ!」
バシュン!
ティードの拳とイルカがぶつかり、辺りは強風に巻き込まれた
うわああああああ!!
次々と辺りの人間が強風で飛んでいく
ティード「効かん!」
ティードのパンチがイルカを突き抜ける
ダグ「げぇ!やっぱそうなるよな!知ってた!」
ビビるダグ
ダグ「エスケープゥ!」
ティードのパンチを受ける前にダグは信号機の上へ瞬間移動した
ティード「どうした?さっそく逃げ腰か?」
ダグ「ドルフィンズが歯が立たないってなると、もうこれしかないな」
ダグは再び槍を両手で握り直した
すると、ビュン!と竹槍に水の膜のようなものが纏った
ティード「ふん、水の魔法を竹槍に覆い、攻撃力を高めたつもりか?」
ダグ「さてと、始めようぜ!おらあ!」
ダグは水で纏った竹槍をぶんっと振り、ティードの右足に直撃した
ティード「ぬるい!」
ガシッとダグの首を掴んだ
ダグ「なんて力だよ!?」
ドゴーン!とティードはダグを地面へ叩きつけた
ダグ「ぐはああぁ!!」
血しぶきを吐き、倒れた
ビキビキビキ!
その衝撃で交差点中のコンクリートの地面に大きなヒビが入った
ティード「終わりだ、槍兵」
ティードはカチャリとソードオフショットガンを構えた
ダグ「へ、へへ…こりゃあ…まずったなぁ…」
ダグは今にも意識が飛びそうだ
ダグ「くそ…すまねぇ…クライス…」
ダグ「おれは…おれは務めを果た」
バァン!!
言い終える前にダグの顔面に散弾が命中し、頭部の3分の1が吹っ飛んだ
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